何とか、キリ(桐)にいるクロタマゾウムシを見たいとずっと探していて、見られないでいた。
ところが、5月に奥多摩で見ることができた。
その後も、地元でキリの葉を見て歩いたのだが、見つからなかった。
先日、2kmくらい離れている緑地のはずれの大きなキリにその幼虫がいると、Tさんが教えてくれた。
行ってみると、道路のガードレールの下の谷に大きなキリの木があり、良い具合に眼の高さに枝が伸びている。
葉にはたくさんの食痕があった。
この中の、二つある白い点が幼虫だった。
左側のを撮ると食事中かな?
右側のは何だか変。
右にあるゴミだと思ったのは、違った。
クサカゲロウの仲間の幼虫が、クロタマゾウムシの幼虫を襲っているところだった。
無防備な幼虫には天敵が多そうだ。
そのほかにもたくさん幼虫はいたので、このうちいくつかが成虫になるのだろう。
写真を見ていて気が付いた。
昨年、至近距離のキリで正体不明の内部が透けているような幼虫を撮っていた。
同じだ!!
ここにもいたのだが、何回見に行っても成虫を見ることができなかった。
大きなキリの木で見上げる位置なので、葉が手にとれるのはごくわずかで、たまたまそこに幼虫がいたみたい。
これからここでも見られそうだ。
クロタマゾウムシの幼虫なんですか。
ちょっとキモイですね。ウジのようで。
成虫は(5月の)可愛いです。
間もなくそこでも成虫が見れると良いですね。
幼虫を襲っているクサカゲロウの仲間の幼虫?も興味津々です♪ もっと全貌が見たい。被っているものも不思議だし。
大変興味深い記事でした(^O^)
クサカゲロウの幼虫が背負っているものはもっとすごいですよ。
昆虫は人間よりはるか昔から生きているので、信じられないことばかりですね。