今年はナラ枯れにより緑地の伐採が進み、伐採木がたくさん置いてあるので、カミキリやタマムシの仲間が見られると思っていたが、どうもあまり出ないうちに終わりそうである。
でも、ヤマトタマムシは6回ほど見かけ、そのうち3回は写真撮影ができた。
逃げ足の速いのが多く、近づいただけですごい羽音で飛んで高い樹に行ってしまう。
昨日のは飛んで逃げたが近くの草むらに入ったので、つかまえた。
容器に入れて白バックで撮影したが、親指ほどの大きさがあり光り輝いていた。
翅はもちろん頭も脚も輝いている。
腹側もすべて輝いている。
コナラの木に放したら、すぐ飛ぶと思ったのに割とおとなしい。
写真を見るまで分からなかったが、このコナラも小さな穴がいくつも開いている。
この木もカシノナガキクイムシが来ているのだ。
さてタマムシだが、ゆっくり数歩歩いて、なんと産卵を始めた。
メスだったのだ。
ヤマトタマムシの雌雄の識別を調べると、2枚目の写真のように腹を見るとこの形のようにすーと細くなるのはメスらしい。
ちなみに過去撮影の写真を調べたら、死んで仰向けに落ちていたのを撮った写真があり、このように先端がへこんでいるのがオスとのことでした。
しかしこの大きさで、これだけ全身緑や濃い紅色に輝いていると人気があるのもわかる。
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