ある宇和島市議会議員のトレーニング

阪神大震災支援で動きの悪い体に気づいてトレーニングを始め、いつのまにかトライアスリートになってしまった私。

4-24-2014鹿鳴荘便り/難波先生より

2014-04-24 12:50:56 | 修復腎移植
 昨日の夜は日本病理学会の前夜で、安井弥(わたる)教授の会長招宴があり、広島に行って来た。


 会場は横川の三滝荘で多くの方々にお目にかかった。元理事長の町並先生、森茂郎先生、秦先生、長村先生にも、広島大学長や県医師会長にもお会いした。STAP騒動での「武田ブログ」が非常に多くの方に読まれているのを知った。
 (メルマガで「故田中健蔵教授」と書いたことがあるが、「田中先生はご存命」と指摘された。お詫びして訂正いたします。)
 いずれも「修復腎移植]パンフの送付を希望されたので、後日郵送する予定だ。
 県医師会長は医学部同級生(私は60年安保運動で落第したので、同級生が2クラスある)で、前の碓井医師会長の路線は継承すると修復腎移植支持を約束してくれた。学長は移植外科出身だ。



 深山現理事長の挨拶によると、病理学会の正会員数は4,000人を超えたそうだ。関東逓信病院の故石河利隆先生を中心に、「病理科標榜科委員会」で戦略を練り、
 1.まず「病理学会事務局」を東大病理学教室の一室から外に出し、独立した事務所を構える。
 2.ついで、病理学会を「任意団体から法人格をもった社団法人」に変える。(この時に文部省は退職係長を事務局長として派遣し、積極的に協力してくれた。見方によっては天下りだ。)
 3.その上で、厚労省に「病理診断は医行為である」という疑義解釈への回答を引き出す。
 4.病理診断を医行為と認めさせたら、ついで病理科を「標榜科」として医師法上、明記するようにさせる。
 という方針を立てた。(文科省がプッシュしてくれたのも大きかった。)
 後、初代理事長になった町並先生(東大)が率先して協力してくれたので、すべて上手く行った。


 町並先生曰く「事務局を外に出せば、病理学教室のスペースが広くなり、損はちっともない」。
 実際は東大OBの反対があったと思う。


 あと、歯科病理医の就職を確保する問題が残っている。今ある病理専門医制度は、医師病理医と歯科医病理医が別になっている。これは日本の医療が、医師法と歯科医師法の二本立てになっているためだが、病気の方は口の中だけにおこるのは歯の病気だけだ。虫歯でも歯周囲炎でも全身病の一環で起こるものが多い。
 本当は教育制度から変えないといけないのだが、時間がかかるだろう。
 「医師病理医の指導のもと、歯科医も他部位の病理診断ができる」というように変え、認定医を一本化する必要がある。


 腎移植移植のアピールもしておいたが、2006年当時とすっかり変わり、逆に励ましを受けた。堤寛さんには会えなくて残念だった。
 これで高橋さんに続いて那須(菅沼)さんなどのジャーナリストが継続して取り上げてくれると、まず「保険診療」まで行けるという確信が持てた。


 私はむしろ「先進医療」に認定された場合、全国の大学でどこか最初に「修復腎移植」を実施するかに関心をもっている。
 ある五大紙の科学部記者が、非常に興味を示してくれていて、土曜日は大阪に行って、その話もしてくる予定だ。


 後は徳洲会の再申請と裁判の判決を待つばかりだ。徳洲会本部の方々、小川先生頑張って下さい。


 今回は時間がなく、STAP騒動の点検、韓国の海難事故の考察が主体になりました。
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