サイクリングしながら鳥撮り

　５月に入って一昨日昨日と寒く感じた。気温はそれほど低くないのに温かさに馴れたからだろう。人間の体は順応性があるようだ。

　今日は朝から快晴。気温が上がり、爽やかな日和だった。ゴールデンウィークで何処も混んでいるだろうと思い、自転車で田圃巡りをすることにした。

　K市の田圃に行く途中、住宅街で見馴れない鳥影を発見。双眼鏡で見たら、何とイソヒヨドリのメスだ。オスの姿はなかったが、最近、イソヒヨドリが町中に出ていると聞いてはいたが…。

　　　

　住宅の屋根にいたと思ったら、空き地に降り立った。カメラを向けたが、直ぐに見えなくなってしまった。思わぬ出会いに満足。

　住宅街の中を走っていたら、電線にツバメが止まっていた。カメラを向けたら、住宅の玄関に飛んで行った。慌てて追いかけると、何と玄関灯の上に巣があった。

　　　

　親鳥が雛に餌を与えるかと思ったが、雛の姿は見えなかった。

　先日ケリと出会ったK田圃に行ってみた。青空の下、風が爽やかで走っていると気持ちがいい。

　田圃の脇に数人のCMさんがいた。近くに行くとケリの姿を発見。頻りに警戒の声を発している。雛がいるのだと思い、双眼鏡で探してみた。しかし、その姿がない。

　　　

　CMさんと話をすると、雛はいるそうだ。暫く待っていたら、雛が姿を見せた。カメラを向けたが距離がある上に、雛は小さいので鮮明な画は撮れず。それでも出会えたことに満足。

　　　

　雛は１羽しか姿がない。カラスがやって来たら、親鳥が追い払っていた。

　雛の姿が見えなくなったので、田圃の中をのんびり走ってみた。あちこちでキジのオスを発見。国鳥であるキジは何度出会ってもいいもんだ。

　　　

　ムナグロがいないかと探していたら、２羽のキジのメスを発見。オスの後をついて歩き回っている。

　　　

　田圃の中を走り回ってみたが、ムナグロの姿はなし。残念。出会ったのは夏羽になったダイサギとカルガモ、ハシブトガラスくらいだった。

　　　

　昼過ぎになってしまったので帰ることにした。今日はイソヒヨドリ♀とケリの雛と出会えただけで満足。

　家に帰ると２０㎞余り走っていたが、疲れは感じない。明日は「みどりの日」だが、どうしようかな？