夏日の中での鳥撮り

　今日で4月も終わりだ。ゴールデンウィークに入り、コロナ感染が広がらないことを願うばかりだ。コロナウイルスのワクチン接種券が我が家にも届いた。接種開始は連休明けだが、混雑を避けるためには接種を受けるのは５月下旬くらいになりそうだ。

　昨日は雨模様だったが、今日は朝から快晴。気温が上がって夏日になるという予報だ。

　家にいてもすることがないので出かけることにした。三密を避けるには、近場の秋ヶ瀬が一番だ。

　道路はいつもの所で渋滞していたが、始めにK森に行ってみた。

　森に入ると、高い木の上の方に鳥影を発見。双眼鏡で見るとシメだ。黒い実がなっているが、シメが咥えていたのは青虫だ。葉が茂り始め、全身をとらえるのが難しい。

　シメばかりかと思ったら、何と、アトリも混じっている。頭が真っ黒の夏羽になっている。カメラを向けたが、葉の間に入っていて全身をとらえられない。

　シメもアトリも冬鳥だ。そろそろ移動してしまうことだろう。今季最後の出会いになるかと思っていたら、エナガがやって来た。

　毛虫を捕まえている。カメラを向けて、撮った画を見ると成鳥ではなさそうだ。幼鳥というよりは若鳥のような気がする。今季は雛が集まるエナガ団子に出会っていない。時期を失してしまった。残念。



　森の中を歩くとシジュウカラの群れがやって来た。日向に出ると、気温が上がって来て上着を脱いでしまった。

　CMさんが集まっていたので近くに行ってみた。カメラを向けている方を見るとオオルリの姿があった。今季、何度目かの出会いだ。最初に出会った時にはワクワクしたが、何度も出会うと感激が薄くなる。

　カメラを向けたが逆光だ。また、お尻をこちらに向けている。オオルリは、直ぐには飛び立たないので撮りやすい。しかし、かなり高い所に留まっているので今日も満足いく画は撮れなかった。残念。



　広場のベンチでコーヒータイムにする。今日は、幼子を連れた家族連れが少ない。猛禽でもやってこないかと期待したが、何も来ないので移動することにした。

　P森に行くとCMさんの姿があちこちにあった。森の中を歩くとウグイスの声が聞こえてきた。繁みの中ではなく、木の枝に止まって囀っている。カメラを向けたが動きが激しい。先日出会った時には満足いく画が撮れたが、今日はいい画は撮れなかった。

　森の中にＣＭさんが集まっていた。近くに行くとキビタキが出たような話をしている。今季はキビタキとは出会っていないので、少し離れた所で待ってみた。暫く待ったが、姿を見せることはなかった。残念。

　お腹が空いたので、バーベキュー広場でお昼にした。風が爽やかで、実に気分が良い。

　帰る前にO田圃に寄ってみた。田圃には水が入り始め、田植えをしているところもあった。土手で休んでいたら、建物の屋根にチョウゲンボウが止まった。急いでカメラを向けたが、直ぐに飛び立たれてしまった。上空でヒバリが囀っていた。



　車に戻ると外気温が２６℃になっていた。長袖ではなく半袖でもよいくらいだ。

　今日は、爽やかな日和の中で鳥撮りができたので満足。明日から世の中は連休だ。人出も多くなりそうで、出かけないでステイホームにするかな？

今日は驚きの出会いが…

　今日も朝から快晴。都内にある水元公園か葛西臨海公園に行ってみたいと思ったが、緊急事態宣言が出されているので諦めざるを得ない。コロナが早く収束してくれないかなあ。

　取り敢えず、秋ヶ瀬に行くことにして家を出た。いつもよりも早く出たが、途中の道路は渋滞していた。

　始めにK森に入ってみた。オオルリと出会った林にはCMさんの姿も鳥影もなし。キビタキが来ていないかと探すことにした。

　散策路を行くと、聞き覚えのある囀りが聞こえてきた。ガビチョウだと思って声のする方に行くと、枝に止まって盛んに囀っている。久しぶりの出会いに嬉しくなってカメラを向けた。元気に囀る姿を撮っていたら、元気をもらえたような気がしてきた。



　森には数人のCMさんの姿があった。キビタキの声がしないかと耳を澄まして歩いたが、どこからも聞こえてこない。聞こえてきたのはシジュウカラとヒヨドリの声だ。

　CMさんが高い木の上の方にカメラを向けていたので近くに行ってみた。双眼鏡で見ると、数羽のシメが何かの実を啄んでいた。カメラを向けて撮った画を見ると嘴がきれいな鉛色になっている。

　サッカー場にはツグミの群れが降りていた。ツグミも、そろそろ移動することだろう。水場に行ってみたが、ここも鳥影はなし。芝生に蝶が飛んでいた。鳥影がないので蝶にカメラを向けてみた。撮った画を見ると、羽がボロボロになっている。越冬した個体だろうか。

　ベンチでコーヒータイムにする。風も爽やかで気温が上がってきた。のんびりしていると、近くの木にコゲラがやって来た。

　鳥影がないのでP森に移動することにした。

　森に入り、散策路を歩いていると何かが飛んで来た。双眼鏡で見るとヤマガラだ。カメラを向けたが、直ぐに木々の中に入られてしまった。残念。ヤマガラも、そろそろ山の方に移動してしまうことだろう。

　池に行ってみると水嵩が増えてた。しかし、鳥影はなし。カワセミを待つCMさんがいた。

　池畔の木に鳥影を発見。双眼鏡で見ると、何とヒレンジャクだ。まだいたのかと驚いた。盛んに実を啄んでいる。撮った画を見ると冠羽が逆立っている。



　暫くすると飛び立っていった。３羽いたようだ。驚きの出会いに満足して、バーベキュー広場に行ってお昼にすることにした。

　途中、蝶の姿があったのでカメラを向けてみた。ツマグロヒョウモンにコミスジ、ベニシジミだ。野鳥も好きだが蝶もいいもんだ。秋ヶ瀬はミドリシジミが有名だが、まだ出会ったことがない。今夏は何とか出会いたいものだ。青い花の群落があったが、名前は知らない。



　今日はガビチョウとの久しぶりの出会いがあり、ヒレンジャクとの驚きの出会いがあったので満足して帰ることにした。

　帰りがけ、O田圃に寄ってみたが田圃に水が入ってなかった。田植えの準備がまだのようだ。また、キビタキを探しに来た時に寄ってみようと思う。

リベンジしてみたけれど…

　昨日は、午前中曇り空で午後には晴れ間も出たが出かけなかった。家で古いパソコンを調整していた。Windows７をWindows１０にバージョンアップして使っていたが、あまりにも処理速度が遅くなったので初期設定に戻してみた。ところが、思わぬ事態となり悪戦苦闘。

　結局、問題解決せず、そのままにすることにした。そのうち、また調整しようと思う。

　今日は朝から晴れ渡ったが、外に出ると風が冷たかった。

　そろそろ田圃に水が入ったのではないかと思い、近場の田圃に行ってみた。今日は古いカメラではなく、今使っているカメラを持って車で出かけた。

　S公園北側にある田圃に行ってみたが、まだ水が入ってなかった。一回りしてみたが鳥影はなし。

　諦めて、一昨日、ケリの雛と出会った田圃に行ってみた。

　途中、水の入った田圃に鳥影を発見。双眼鏡で見るとコチドリだ。車の中からカメラを向けてみた。コチドリは１羽だけで、ムクドリの群れがいた。

　シラコバト公園の駐車場に車を止めて、ケリの親子がいる田圃に行ってみた。畦道に行くと、今日はCMさんの姿がない。おかしいなと思いながら行くと、畦道に２羽のケリの親鳥がいた。雛の姿を探したが見つからなかった。近くの田圃でトラクターが動いていたので、どこかに隠れているようだ。

　日は差しているが風が冷たい。田圃の端にキジの姿があった。何かが飛んで来たのでカメラを向けるとツグミのようだ。撮った画を見ると、ツグミにしては色が薄い。若鳥かとも思ったが、ひょっとしたらハチジョウツグミかもしれない。正確なところは私には分からない。

　上空で囀っていたヒバリが降り立った。カメラを向けたが遠すぎた。



　ケリの親鳥は、水のない田圃の中を歩いている。雛鳥を探している様子はない。



　遠くの田圃にCMさんの姿があったので、行ってみることにした。車に戻り、畦道を走って近くに行くと一人のCMさんがカメラを構えていた。

　双眼鏡で見るとケリの姿があった。CMさんに聞くと、雛が３羽いるという。

　ケリの親鳥は雛を見守っているようだ。しかし、雛の姿が見つからない。



　雛が姿を見せるのを待っていたら、後から後からCMさんがやって来た。

　かなり待たされたが、やっと雛が姿を見せた。カメラを向けたが遠い。小さな雛にピントを合わせるのは難しい。何とか撮った画を見るとピンボケばかりだ。また、雛のいる場所が乾燥したところなので満足いく画が撮れない。

　かなりの枚数撮ったが、今日も不満足だ。



　お腹が空いたので帰ることにした。雛が、もう少し大きくなる頃にまた行ってみようと思う。また、田圃に水が入れば夏鳥のシギチも来るだろう。

サイクリングを兼ねての鳥撮りで思わぬ出会いが…

　昨日も晴れてお出かけ日和だったがステイホーム。半年ぶりに池の掃除をした。和金が３匹いるが、買って来た時の三倍くらいに育っている。

　今日も朝から快晴。風も穏やかで出かけたくなった。しかし、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言とコロナの収まる気配がないのが気になる。要は感染しない、感染させないために人との接触を避けることだと思う。

　そこで、今日も自転車で田圃巡りをすることにした。自転車は、何処にでも止めることができるし狭い畦道に入ることもできる。但し、自分で漕がねばならないのが難点だ。

　福祉村の北側に広がる田圃に行ってみたが、まだ田植えが始まらないようだ。水が入ればムナグロがやってくるのだが…。鳥影はなくとも、爽やかな陽気の中を走るのは実に気持ちがいい。

　田圃の中を走っていたら、上空に何かが飛んできて高圧線に止まった。今日は、サイクリング主体と考えていたので古いカメラしか持ってこなかった。それでも何とか撮ることができた。撮った画を見るとチョウゲンボウだ。



　暫くすると、獲物を見つけたようで田圃に降り立った。急いで近くに行ったが、カメラを向ける前に飛び立たれてしまった。残念。

　釣上新田に行くと、畑にキジがいた。今季は何度も出会っているが、国鳥に相応しいきれいな鳥だ。カメラを向けていたら母衣打ちしたが、古いカメラでは連写ができない。今日もメスの姿はない。



　田圃の中の水田に鳥影を発見。そうっと近づくと、コチドリだ。２羽いたが、直ぐに飛び立たれてしまった。それでも満足いく画が撮れた。



　鳥影を探して走っていたら、CMさんの姿があった。近くに行って、双眼鏡で見たらケリの姿があった。２羽いたのでペアだろう。この辺りで営巣しているようだ。今季三度目の出会いだが、カメラを向けてみた。



　飛び立つことなく、頻りに声を上げている。おかしいなと思って双眼鏡で見たら、何と雛の姿を発見。もう巣立ちしているとは驚きだ。２羽の姿を確認したが、雛は小さくチョコチョコと動き回るのでピントが合わせられない。大きいカメラを持って来るのだったと後悔する。

　かなりの枚数撮ったが、ピンボケの増産。連写もできないし、三脚もないのでぶれてばかりだ。それでも何とか出会いの証拠写真は撮れた。



　雛は巣立ちして間もないようだが、一人で餌を啄んでいる。親鳥は近くで見守っている。カメラを向けていたら、親鳥がムクドリを追い払っている。近くの田圃では田植えの準備が始まり、水が入り始めていた。無事に、雛が育つことを願うばかりだ。

　雛を追いかけていたら、いつの間にかお昼を過ぎていた。お腹が空いたので帰ることにした。

　途中のラーメン屋でお昼を食べて帰ってきた。今日は思いがけない出会いがあり、楽しいサイクリングとなった。走った距離を見ると３０㎞を越えていた。今晩、足が攣れなければよいが…。
　

夏鳥との出会い・その２

　今日も、朝から晴れたが風が出ていた。

　昨日、花田苑ではツミが営巣していなかったので、昨季に営巣していた舎人公園に行ってみることにした。

　天気も良いので自転車で行くことにした。距離もそう遠くないので、裏道をのんびり走って行った。

　ツミが営巣していた林に着くと数人のCMさんがいた。昨季とは違う木に巣を作ったようだ。双眼鏡で見ると親の姿がない。

　暫くすると親鳥が戻ってきた。カメラを向けたがお尻を見せている。こちらを向いてくれないかと待っていたら、姿が見えなくなってしまった。抱卵しているのかどうかは分からない。

　今日は、古いカメラを持ってきたのでピント調整に時間がかかる。一瞬、顔を見せてくれた。何とか顔が撮れたので満足。

　木陰で待っていたら、親鳥が巣から飛び立った。

　待っていると親鳥が戻ってきた。枝に止まったが、枝被りでいい画が撮れない。動くのを待ってシャッターを切った。撮った画を見ると、お腹に横斑があるのでメスだ。

　その後、飛び去っては戻ってくるの繰り返し。いつも使っているカメラを持ってくるべきだったと後悔する。それでも、何とか満足いく画が撮れた。



　オスが来ないかと待ってみたが姿を見せてはくれなかった。オナガの群れがやって来たが、動きが早くてカメラが追い付かない。ツミのオスは諦めて、公園の池に行ってみた。自転車は移動するには楽だ。

　園内は散歩する人たちがたくさんいた。池では釣りをしている人たちがいた。池の周りをまわるとマガモとカルガモの交雑種がいた。キンクロハジロの姿もあった。そろそろ移動することだろう。



　他に鳥影がないので帰ることにした。帰りは風が強くなって、走るのに難儀した。

　今日は、今季初のツミと出会えたので満足満足。夏鳥第２号だ。そろそろ夏鳥も増えてくるだろうから、また出会いを求めて出かけようと思う。