昨夜の夷王山は夕方になってガスがかかり、夕陽は見られなかった。
夜中にテントがバタバタいうので起きたら、外はガスで全く見えない。
おまけに風も強く中々寝られない。
朝4時に明るくなる。
外を見たら日ノ出が顔を出した。



兎に角寒い。
テントを畳んで6時には知内を目指して走る。
気温は10度なのだが、バイクでの体感温度は相当低い。
寒さを堪えて知内まで走った。
さて知内に1泊するか自遊旅に戻るか。
先ずはまだ行っていない、雷公神社に行く。
北海道最古の神社だが、人影は全く無く、賽銭箱も置かれていない。

地元の名士北島三郎の寄贈品もあった。

次に姥杉に行く。
お乳の出ない婦人が洗った米を捧げ、その米で炊いたご飯を食べたら乳が出たという言い伝えがある。
随分立派な杉の木だ。


次に知内公園に行く。
この公園は墓の隣にある。
この公園の中に東屋がある。
2004年の自転車日本一周の時、最後の北海道を回ったときこの公園の東屋に泊まった。
墓なら夜は誰も来ないだろうと思ったからだ。

その東屋はあった。

でも今まは、東屋の前には北島三郎の芸能生活50年記念モニュメントがあった。

10時になってこもれび温泉も開いたので行く。
70歳以上は150円だった。
冷えた体に温かい温泉は最高の気分だ。
昼になったので牡蠣小屋に向かう。
着いたら東京ナンバーのクロスカブがいた。
離れた所にライダーさんがいたので話す。
仕事を休んで1ヶ月旅してる50代の人だった。
東京は合わないので函館移住を考えているそうだ。
函館での仕事状況や住まい状況を調査して来たそうだ。
キャンプ情報や観光情報を教えたりして1時間位話をして別れた。
カキ小屋に入って牡蠣フライ定食を食べる。
温かい揚げたての牡蠣プライは美味しい。
タレも4種類付いてくる。

食べ終わって高校の同級生の家を訪れる。
5月のクラス会以来だが凄く喜んでくれた。
多岐に渡って楽しい話が出きた。
自遊旅に着いたのは午後4時だった。
1周間の旅だったが、何とか無事帰れてホッとした。
次は北海道一周に挑戦する。
更に秋には南下したい。
もう長距離は厳しくなるので、出来る今を大事にしたい。