モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

おいしいモーツァルト

2016年09月15日 | プログラム
今年もおいしいモーツァルトがそろいます。
温泉街にも新しいお店がオープンして、味わいも広がっています。
コンサートガイドの写真ですが、ちょっと写りがよくないですね。
まずは、コンサートガイドを入手しましょう。
温泉街の各所にあります。

ワンコインチャリティ茶会

2016年09月15日 | プログラム
お茶の味わいは、日本の伝統文化を感じさせます。風景が生み出す光や風、たたずまいは、お茶を味わうことでより深く感じられるから不思議です。日本の茶の風習が西洋に伝わって紅茶をたしなむ習慣になったということですが、さて、アマデウスは茶を飲んだのでしょうか。
音楽祭ではすっかり恒例となったワンコインチャリティ茶会が今年も開催されます。黒部市茶道連盟のみなさんの主催です。

9月18日午前10時から午後2時までの間、樹徳寺でお茶会に参加することができます。
午前11時には、fluclaclafluのみなさんのフルートとクラリネットの演奏があります。雨天の場合には、向かいの足湯で演奏予定のピカ子☆フェラーリさんの演奏が午後1時から行われます。

音楽風景の中に茶の香りと味わいをお楽しみください。

夜のロビーコンサート

2016年09月15日 | プログラム
宇奈月温泉の個性的なロビーを演奏会場にできないか。宴会場でもいい。実際、ステージがある宴会場もたくさんある。ホテルや旅館の資源を生かすと、ここだけの音楽風景が生まれる。

音楽祭の当初からの発想は、夜のロビーコンサートに生きています。

宇奈月温泉の夜は特別です。
山々が大きな黒い塊になって、空は青黒くほのかな光を湛え、峡谷に微笑みかけています。
木々は眠りにつき、柔らかな風に吹かれています。
夜の引き締まった空気が音の響きを変えています。
何よりも川の響きが降り注ぐように四方から流れ込んで聞こえます。
きっと山に反射してそれが峡谷を流れているのでしょう。
温泉街の温かな光が滲みながら風景をぼんやりと映し出しています。
時折、嬉しそうに浮かれた人影がそれぞれの足取りで行きすぎます。
その中で、モーツァルトの響き。
まさしく、この峡谷に似合います。
峡谷の水音や風が、モーツァルトを奏でているようにさえ聞こえます。
この音楽祭が描こうとした風景のひとつが、夜のロビーコンサートに表現されています。

今年の夜のロビーコンサートは、9月17日と19日の2回。
素晴らしい演奏技術と感性を有し、モーツァルトを余すことなく豊かに表現する宇奈月カルテット。
場所は、宇奈月杉乃井ホテル。音楽祭の発想のひとつとなったワンコインチャリティコンサートを前身の宇奈月ニューオータニホテルが開催していました。
入場は無料です。

9月17日は、午後7時30分から。温泉の宿泊客のみなさんが浴衣姿で楽しまれる風景も、この音楽祭ならではの風景です。もちろん、宿泊客のみなさん以外もご入場いただけます。ホテルのロビーの夜の風景は、また、そのホテルの特別な時間を見せます。それをじっくりと味わう機会にもなります。

9月19日は、午後7時30分から。夕方までのスペシャルコンサートの余韻を残し、これが今年の音楽祭の名残の響きになります。ぜひ、みなさんとごいっしょに音楽に浸りながら、モーツァルトの楽曲と宇奈月の街や人々、音楽に集った皆さん、そして、峡谷の風や光が生み出した風景を味わいたいと考えています。

今日は、十五夜ですね。音楽祭の頃は、むしろ、風雅な月が青黒い空にぶら下がる。これこそ、宇奈月の月です。