0時就寝、6時起床。
昨日の夜から、
何故だか両足のふくらはぎがパンパンに張ってます。
昨日は珍しく駅まで猛ダッシュすることもなかったのに、
なんで???
そんなふくらはぎを引きずって、
19時から、四ツ谷でお仕事。
サックスプレイヤー宮崎隆睦さんに、
AKAIのニュー・ウィンドシンセEWI4000sを試奏していただきました。
…と言っても、
試奏も何も、宮崎さんは新EWIの開発にも携わっていますし、
既にバリバリお使いになっていますので、
今回は、お話中心の取材となりました。
そのため、時間的にはスムーズに進行できた半面、
宮崎さんのプレイをあまり聴けず、ちょっと残念~ ^^;)
しかし宮崎さんは、いつも礼儀正しく、
こちらが恐縮してしまうくらい謙虚な方。
真剣な製品評価だけでなく、
「吹奏楽団が、全員EWI4000sに持ち替えて
各パート的な音色で演奏したら面白いでしょうね!」
なんていう、ユニークなアイデアまで披露してくださるなど、
(T-SQUAREの伊東たけしさんとこの話で盛り上がったそうです)
非常に気持ちよく、そして楽しく取材させていただきました。(_o_)
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EWI4000sについては、今月8日にも取材していたので、
その機能面についてはそれなりに理解していたのですが、
やはり実際にプレイしている方の視点は違うなぁ、
ということを今回の取材で実感しました。
例えば、新EWIはコントローラー(笛)の部分に
音源を内蔵したのが最大のウリなんですが(旧モデルは専用音源使用)、
カタログや広告などで
機能面のみに着目していると、
音源内蔵
↓
手軽!持ち運び便利!ワイヤレス使用可能!
ってな安直な発想になりがちですが、
宮崎さんのように、現場で使ってる方だと、
音源内蔵
↓
たまたまEWIを持っているという機会が増える!
↓
使用頻度が増える!!
と感じるわけなんです。
『どういう機能があるのか?』ということよりも
『何ができるようになったのか?』って言う、一歩先の部分ですね。
今回のEWIがどうこうといった話ではなく、
そういった、作り手が想像もしていなかったような優れた点って、
どの電子楽器にもたくさんあると思うんです。
そういった部分を広く紹介していけたらいいな、
などと思いつつ。
さて、仕事でもしますか。
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宮崎さんのEWI試奏記事は、12/14発売のジャズライフに掲載予定です。
22時就寝、2時30分起床。
築地市場にお勤めの方ですか?
それとも、日テレ『朝いち430』のスタッフの方ですか?
細々した仕事とアレコレソレコレこなして、
どたばたと渋谷へゴー。
11時から、渋谷イシバシ楽器店さんで取材。
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ここのお店は、多数のビンテージ・ギターをはじめ、
デジタル機器やドラムまであらゆる楽器が取り揃えられているのですが、
個人的には、
RhodesとWurlitzerという2大ビンテージ・エレピが
常時展示されているお店
という、ちょっと偏ったイメージを持っています(笑)
ちなみに、カーペンターズが弾いていたエレピ、
アレがWurlitzerです。「ウーリッツアー」って発音します。
お店にお邪魔し、
今日も元気にエレピが揃ってるなぁ~と眺めていたら、
今まで見たことないWurlitzerを発見。
店員さんに聞いたら、『140B』という
50~60年代の貴重なモデルなんだそうです。
Wurlitzerの代表モデルであるEP100やEP200とは
発音部の設計が異なるらしく、
140Bでないと出せない音色があるために、
これを捜し求めている人もかなり多いそうです。
へぇ~!すげぇ~!
デジカメ持ってくりゃよかったぁ~!
な~んて思ってたら、
「調整できましたか?」って背丈の高い男性のお客様がひとり。
よく見たら、オリジナル・ラブ・田島貴男さんでした。
そんな渋谷の街中では、
明日発売のアジカンのニュージングル
『ブルートレイン』がパワープッシュの模様。
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その後、代々木に移動して、
16時からベースプレイヤー池田達也さんの試奏取材。
今日は、ウッドベースを持って来ていただいて、
BOSSのコンパクトエフェクターを使い倒すって企画です。
アコースティック楽器にコンパクト・エフェクターって?
キワモノ系?飛び道具?
な~んて思ってましたが、
「アコースティック・サウンドを、よりよく響かせる」
という非常に理にかなった活用法で、納得至極。
そう言えば、バイオリン奏者の中西俊博さんも
同様のことを話してました。
この記事は、12/14発売のジャズライフに掲載予定です。
さすがに昨日は寝ちまいました。
22時就寝、4時起床。
4時起きなのに、6時間寝てます。
超朝型人間の誕生です。
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つい3日前に「さらばMD」というタイトルでブログを書いたばかりですが、
なんと同じ日付けで、ソニーがDATレコーダーの販売終了を発表していました。
デジタルオーディオテープ (DAT)レコーダー『TCD-D100』
出荷終了のお知らせ(ソニー株式会社のページ)
DATは、サンプリング周波数48/44.1/32kHzのPCM方式で録音できる
デジタルオーディオテープカセット。
ビデオデッキと同じような回転ヘッドを持っていて、
テープの見た目もビデオテープの小型版(Hi-8っぽい)といった感じです。
音楽CDよりも高いサンプリング周波数(CDは44.1kHz)で録音でき、
つい数年前までは、音楽CDをプレスする際の「マスターテープ」には
DATが使われていました(現在はマスターCD納品が主流)。
ミックスダウンが終了した曲をDAT納品してマスタリングするという
アーティストは、今でももたくさんいるようです。
現在でも、ラジオ放送用にアーティストのコメントとか
インタビューを録音するのには、ポータブルなDATが使われているんですね。
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このように、音楽関連業界では(知名度的に)メジャーなDATですが、
一般の人はほとんど知らない記録メディアでしょう。
たまに取材前に準備する時間がなくて、
移動の電車内でポータブルDATレコーダーにテープを入れたり、
電池を入れ替えたりしていると、
周囲からは、
あら~懐かしいカセットウォークマンですかぁ~
しかもデカイのねぇ~何年前のキカイなのかしらぁ~
と言った、
どこか哀れみにも似た視線を感じることがあります ^^;)
ソニーは、既に2004年に据え置き型のDATデッキの販売を停止しるので、
DATのハードウェアは、これで、
はい、さ・よ・お・な・ら~
ってことになりますなぁ。
そう言えば、自宅の据え置き型DATデッキは、
引越しの際に回転ヘッド周りが壊れてしまい、
そのままホッタラカシ状態のままぁなぁ~(ToT)
ソニーは、DAT製品の修理とDATテープの販売は継続するとのことですが、
まあ、今でさえ電器屋でDATテープを探すのが大変なくらいですから、
レコーダーの販売が終わるのであれば、DATテープも、これで、
はい、さ・よ・お・な・ら~
と思っておいた方がいいでしょうなぁ~。
ってことで、
早急にICレコーダーの購入を検討しましょうかねぇ。
参考:「ソニーDAT製品の国内出荷終了」に関するImpress Watchの記事