音楽テクニカルライター布施雄一郎のポジティブなネガティブ語録/独り言編
仕事をしていたら、いつの間にか朝になっちゃって、
5時就寝、9時起床。
11時に家を出て、12時に四谷へ。
某所にてローランドのV-Drums Lite HD-1を軽く組み立てて、
13時30分に、新宿の某スタジオへ。
ドラマー長谷川浩二さん(Cube-Ray/ex.THE ALFEEサポート)
の試奏取材です。
長谷川さんと言えば、
メタリックなツーバス炸裂パワー・ドラマー!
そんな長谷川さんに、V-Drums Lite(低価格モデル)を叩いてもらうのは
正直、いかがなものかと、若干の不安もあったんですが、
長谷川さん、チョーお気に入り!( ̄◇ ̄;)よかったぁ…
もう、これは楽しい楽しいと、終始笑顔の取材でした。
10万円以下のモデルだからこの程度、ではなく、
10万円以下なのに、こんだけイイ! という部分と、
低価格モデルなんだから、
細かいことより遊んじゃったモン勝ち!
という相反する要素が、上手いことまとめられたモデル、
ということになるでしょうか。
V-Drumsの上位モデルとはコンセプトが違いますが、
本気モードになってしまう上位モデルにはない遊び感覚、まさにLite感覚!
これがイイんでしょうなぁ~!
長谷川さんほどのドラマーでも、
いや、長谷川さんほどのドラマーだからこそ、
こういうモデルは、最高のオモチャなんでしょうね。
もちろん、ギタリストやキーボーディストが遊ぶのにもイイし、
『ドラムって、やってみたいんだけど、レッスン通うほどでもないし…』
ってな方にもぴったりなんじゃないでしょうか。
必要なスペースも、これまでのV-Drumsの中で一番少ないし、
これなら一般家庭の自室でも置けそうですよね。
正直、僕も欲しいっす( ̄w ̄)ぷ
#V-Drums上位モデルは、購入するのに
#もうひとつ思い切りが必要なんですよねぇ~。
そんなこんなで、長谷川さん大絶賛のV-Drums Lite HD-1の試奏記事は、
11/14発売のジャズライフに掲載予定です。
*****
取材が終わって、長谷川さんのドラム歴を伺ったところ、
な、なんと! 小学校5年生でドラムを始めたんだそうです。
ご両親が音楽好きで、4歳年上のお兄さんが
ギターを弾いていたということで、音楽に目覚めるのが早かったようで。
長谷川さんと言えば、やはりTHE ALFEEの話しは外せないでしょう。
18歳でTHE ALFEEのオーディションに合格して、
その後22年間、専属ドラマーとして数々のライブ、
レコーディングを行ってきたことは有名です。
んが、驚いたのは、そこにたどり着くまでのステップ。
16歳(高1ですね)で、夜間のアン・ミュージックスクールに通い始め、
1年休んで、18歳で再びアンに通い出して、オーディション合格。
で、最初のアルフィーのライブが、
渋谷公会堂!( ̄□ ̄;)すげぇ!
ちょっと考えられないですよね。
でも、ご本人曰く、
『サクセス・ストーリーって言われるけど、本人的には地獄でしたよ』
とのこと。
確かに、当時のTHE ALFEEは、
既に『メリーアン』、『星空のディスタンス』が大ヒットしていて、
そんなメジャー・バンドに、高校生がポンと入るわけですよ。
んで、高校卒業したら、いきなり年間120本のツアー。
しかも、それらのヒット曲は、山木秀夫さんなどの大御所ドラマーが
オーバー・ダビング(多重録音)でフレーズを作り上げているわけで、
それと同じフィルをライブで叩かないと、お客さんが納得してくれない。
『胃がいくつあっても足りなかった』
というほど、大変だったそうです。
なんたって、その最初の渋公ライブでは、スティックを握る手の皮が
力の入れすぎで、全部剥がれちゃったそうですから…
それほどの苦労話を笑いながら話してくれるんですから、
やっぱり、スゴイ人です。
#ちなみにそのライブ、なんと高校の授業が終わってから、
#制服で渋公まで行ったんだそうです。
いきなり渋公、そして武道館、東京ドームのこけら落しと
ドデカイ会場で叩きまくっている長谷川さんですが、
ドラムを始めた頃からスティーヴ・ガットの大ファンだったそうで、
(中学生でステップスのライブを見に行っていたとか!)
『六本木PIT INNのステージでプレイするのが憧れだった』
というのも、意外なエピソードでした。
いやぁ~、長谷川さん、カッコいいっす!
今後とも、よろしくお願いいたします(_o_)
1時就寝、10時起床。
久々にゆっくり寝ました(_o_)
で、今日は切羽詰ったような仕事がなかったので、
ゲットしたばかりのCDを聴きながら、のほほんと細かい作業を。
そう!スティーブ・ジャンセン(ex.JAPAN)の初のソロアルバム!
先週発売されたばかりの『Slope』です!(^◇^)

Steve Jansen『Slope』 P-Vine/PVCP-8782/¥2548
ステ坊(どうしても、この呼び方の方が馴染んでしまう ^^;)が
ソロ・アルバムをリリースするという話は聞いてはいたんですが、
実はこのアルバム、ほとんど
ジャケ買い
だったんです。とある雑誌の新譜情報ページを見ていて、
最初に目に止まったのが、のこジャケット。
お、カワイイじゃん。
そう思ってよくよく詳細を見たら、
スティーブのソロ・アルバムだったわけですよ!( ̄□ ̄;)うぉ~!
正直言うと、僕はエレクトロニカって苦手なんですよ。
でも、このアルバムは、なかなか気持ちよくて好きですね~。
兄貴のデヴィッド・シルビアンも、ボーカルで1曲参加してます。
幸宏さんの去年のアルバム『BLUE MOON BLUE』は、
エレクトロニカと言っても、ポップかつ幸宏節全開で大好きなんですが、
ステ坊のエレクトロニカは、どこかダークでアーティスティック。
荘厳な感じがします。さすが、UKアーティスト。
そんなこんなで、CDを聴きながら、
ちょちょいとネットをチラホラ見ていたら…
デヴィッド・シルヴィアン東京公演 当日券アリ( ̄□ ̄;)キターッ!
いや、デヴィッドが4年ぶりのワールド・ツアーで
東京と大阪でライブをやるのは知っていたんですが、
チケットは取り損ねてたんですよねぇ~。
で、それっきり諦めてたんですが、なんと今日が東京公演だったとは!
もちろん、ステ坊もドラムで参加しているわけですよ!
んでもって、当日券が出るとは!
ってことで、急遽渋谷へゴー!
17時30分に当日券を買いに、
オーチャードホールに行ってきました。
*****
僕が到着すると、既に20~30人の列。
ほどなく当日券の発売が開始され、10分程度で無事に購入できました。

僕的には初のオーチャード・ホール。
4年前のデヴィッドのワールド・ツアー東京公演も、
たまたま行けなくなった友人のチケットを譲ってもらって、
中野サンプラザまで見に行きました(この歳で、出待ちしたんだよな ^^;)
でもその時は、スティーブはパーカッションだったんですよね。
で、今回はどうかなぁ~と思っていたら…
ステージに、ドラムセットがっ!(^◇^)
生ドラムにキックのみKD-7、プラスSPD-S。そしてシンセサイザー。
いやいや、スティーブのドラムが聴けるとは、嬉しいなぁ~。
そう思いながら、
そろそろ自分の席に座ろうと席を確認したら…
超良席!( ̄◇ ̄;)と、当日券なのに?
オーチャードって、2階にバルコニー席があるんですが、
その左側バルコニー席の出っ張った部分の角席だったんですよ。
つまり、目の前をさえぎる物は何もなし。位置的にはPAの真上。
絵的にも、音的にも、最高~!(^◇^)ラッキー
ビデオ撮影&録音したかったです( ̄w ̄)ぷ
ま、そんなこんなでご機嫌になって
PAを見下ろしながら、PAの後ろあたりが関係者席なんだろうなぁ~
と思って視線を移すと…
幸宏がいたっ!( ̄□ ̄;)ワン・モア・キターッ!
なんかもう、ライブが始まる前に、
テンション的にクライマックスに到達しちゃいました( ̄w ̄)ぷぷぷ
#幸宏さんのひと席隣には、本木雅弘夫妻が座ってました~。
*****
そんなこんなで勝手に盛り上がっていると、
約20分押しでライブ開演。
こんなに押すなら、グッズ買いに並んでおけばよかったなぁ~。
(ライブ後は、並んでいる途中で完売)
そして、メンバーが登場。
演出の都合とかで、非常灯も含めて会場内は真っ暗に。
この暗黒演出、僕は弱いんだよねぇ~(すぐ眠くなっちゃう ^^;)
シンプルなステージ・セッティングに、背後に大きなスクリーン。
ここに、決して派手ではないものの、
ゆっくり変化していく印象的な映像が映し出されます。
(気づくと変わってる、アハ体験の映像みたい)。
#そんなステージの様子は、オフィシャル・サイトに
#画像がアップされています(欧州公演のステージ)。
そして、デヴィッドが歌う。スティーブが叩く。
うむ。デヴィッドのボーカルだ。うむ。スティーブのドラムだ。
満喫。
JAPAN時代の名曲『Ghosts』も歌ってくれて感無量でしたが、
デビッドは曲間にゴホゴホと咳をするなど、ちょっと調子が悪そう。
そんなイヤな予感が見事に的中。
約1時間ちょいで終了( ̄◇ ̄;)マ、マジっすか!?
まあ、体調悪そうだったしねぇ。仕方ないか。
こんなイイ席で、幸宏も見れて ^^;)僕的にはそれなりに満足。
でも周囲のお客さんの反応は、
『キャンセルしないで東京に来てくれた!』と喜ぶ人アリ、
『ヨーロッパのセットリストに比べて全然少ない!』と怒る人アリと
人生いろいろ。男もいろいろ。
そんな皆さんに朗報っす!
スティーブ・ソロ・ライブ決定!(^◇^)
『スティーヴ・ジャンセン ソロ・コンサート"Slope"』
◇2008年2月29日(金)18:30 開場 19:00 開演
◇会場:めぐろパーシモンホール 大ホール TEL 03(5701)2924
◇出演:スティーヴ・ジャンセン、小山田圭吾、高木正勝、他
◇映像演出:伊瀬聖子
◇チケット:6,500円(税込、全席指定)[未就学児童入場不可]
◇主催:Epiphany Works
◇企画制作:堀内求+林口砂里(Epiphany Works)
◇制作協力:PROMAX / DISK GARAGE
◇協力:P-Vine Records
こ、これは行かねば!( ̄□ ̄;)絶対行く!
ということで、何か個人的に変な盛り上がり方をしちゃったので、
シメは、懐かしの『Bamboo Music』のPVで(^◇^)
◇YouTube:Ryuichi Sakamoto+David Sylvian『Bamboo Music』
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自分にとって、仕事的なイベントだったので
まったく告知するのを忘れてました ^^;)
■■Logic Systemスペシャル・ライブ!■■
◇11/2(金) 13:20~
◇楽器フェア会場内 ローランド・ブース
ご存知YMO第4のメンバー松武秀樹(Logic System)のライブ!
今回は80年代を代表するボーカリスト:スーザン、ギター:ウィリー中尾、
シンセサイザー:齋藤久師と超豪華なメンバー構成。アナログ・ライク
なシンセ・サウンド全開のパフォーマンスをお楽しみください!
ライブ自体は無料ですが、
楽器フェア会場内に入るには、チケットが必要です。
◇楽器フェア・チケット
1,000円(当日) / 800円(前売)
高校生以下、70歳以上無料
※開催期間中1日間有効 / プレミアムギター・ショウとの共通入場券
ライブの詳細は、下記ローランド・サイトで!
http://www.roland.co.jp/event/GakkiFair2007.html
楽器フェアの詳細は、下記楽器フェア・オフィシャル・サイトで!
http://musicfair.jp/
久しぶりに、パンのお姉さんが来てくれました。
素敵な…パンの…お姉さん!
自由な解釈でお読みください( ̄w ̄)ぷ

今日はいい日だ(^◇^)