「アトムおやじ」の自然農園~自然と遊ぶ~

自然農法研究農園を中心に、天然生活を楽しみながら、いろんなことを妄想していきます。

4月のBD農法カレンダーの直播の状況。~自然農園~

2018-05-07 19:20:48 | 自然農園
今日は、予定通りの雨で予定どおり自然農園はお休みだ。
奄美地方は、梅雨入りしたようだが、ここでも梅雨のような雨だ。
そのんな訳で、昨日の自然農園には、作り主としての足音を聴かせてやるだけのつもりで行っていた。
で、観回りをしていると、4月中旬に直播きしていた瓜の「甜掉牙」の片方が枯れてしまっていた。
ペット帽子有る無しの直播だったが、ペット帽子無い方だ。
原因は、寒気による寒さか、草を刈り込み過ぎて乾燥しすぎたことが原因のようだ。
いずれにせよ、ペット帽子の方は元気に育ってくれている。
その日は、夜には雨だというのは判っていたので灌水は考えていなかったが、瓜のこともあったので少しだけ灌水をしていた。
そして、生い茂って旬を迎えたオレガノを摘み採り、予想以上の豊作の実エンドウ、それに、思っていた以上に不作になってしまった絹さやを少しばかり穫って帰ってきた。

で、今日は、4月のBD農法カレンダーの直播の話題だ。
≪食用ビート≫
先ずは、4月26日に蒔いていた市販種の食用ビートだ。
3月にも蒔いていたが、発芽が確認できなかった。
4日に見たのが恐らく食用ビートの発芽だと思っている

このビートも、何度か挑戦してきたが、発芽が確認できるところまでいっていなかった。
このまま何とか育ってほしいと願っている。
≪トマト≫
次に、2種類の自家種のトマトだ。
3月にも蒔いていたが、草との区別がつかず発芽がはっきり判らない状態だった。何とか発芽はしているようだったが、周りの草に負けそうな状態だった。
で、4月23日にも「大玉自生え」と「ブラジルミニ」という品種のトマトをペット帽子を使って直播していた。両方、4日には発芽が確認出来た。

≪西瓜の「夢枕」≫
さらに、3月のペット帽子の直播でも一応順調だった西瓜、瓜、南瓜だったが、4月23日にはペット帽子の有無での直播き試験をしていた。
先ず、西瓜の「夢枕」は、残念ながら、ペット帽子の方は、発芽していなかったが、ペット帽子の無い方は発芽してくれていた。

今まで西瓜については、2種類を蒔いていたが、今年からこの自家種3回目の「夢枕」だけに絞っていた。
≪瓜の「甜掉牙」≫
瓜の「甜掉牙」は、自家種3回目になる。 
4日には、ペット帽子の方も、ペット帽子が無い方も発芽が確認できていた。

ところが、昨日の6日では、ペット帽子の無い方は枯れてしまっていた。
恐らく、このころ上空に寒気があったようで、遅霜によるものではないかと考えられる。
この時期に、市販苗を何もしないで植えている失敗してしまうのは、この遅霜が原因のようだ。
その点、ペット帽子がそれを防いでくれていたものと考えて居る。
≪南瓜の「カチワリ」≫
市販種の南瓜の「カチワリ」では、4日にはペット帽子の有る方も無い方も発芽が確認できた。

残念ながら、去年採種していた自家種が見付からなかったことから、今年も市販種になってしまった。
この自然農園では、自家種の年数を重ねていかないと、良いものが育たない感覚がある。市販種だと振出しに戻ったような感覚だ。
兎に角、自家種を重ねることで、この自然農園のいろんな情報を早く蓄積してくれないと、健康に育ってくれないと考えて居る。
≪インゲンの「つる有尺五寸菜豆」≫
そして、蒔いていた場所がハウス跡のパイプのところにだったインゲンの「つる有尺五寸菜豆」だ。
これも、去年の市販種の残りだったものだが、何時の間にか大きくなっていてくれた。

場所が場所ということもあって、灌水が満足にできていないところだったのだ。
去年、採取した自家種は、そら豆たちと一緒の時期でもと、去年の11月に蒔いていたが、失敗に終わっていた。
去年は8月に蒔いていたが、辛うじて自家採種は出来たが、播種時期が遅かったことから、今年は、4月に蒔くところだけ少し草を引いてペット帽子無で直播していた。
周りに草が多かった事から、無灌水に近い状態だったにもかかわらず順調だ。これが自然農法のひとつの無灌水の所以だ。
自然農法の研究を始めて、今年で14年目になるが、一時は有機腐葉土を果樹の植込みで使っていたことがあったが、それ以後、化学肥料は勿論なのだが、外から持ち込む有機肥料であっても持ち込まないようにしてきた。
そこまでこだわって徹底してきたので、土の持つミネラルや土壌菌叢だけで育った本来の野菜たちであることは確かなのだ。
F1種で、サプリメントのような化学肥料で育ったものは、もはや本来の野菜ではないと妄想している。それは、人間がサプリメントや薬を服用したときと同じで、人工物質で免疫力が削がれてしまうという副作用を軽視しているのと同じだと。そうしたものを食べていると、化学物質や残留農薬を摂っていることになると想像されるところだ。
兎に角、自然の中で健康に育ったものは、信じられないだろうが虫食いもほとんど無く素晴らしいものが穫れる。
【久しぶりにハーバーで確認!】~消えない飛行機雲~
5日には、ハーバーの監査があったので、久し振りに行っていた。
終ってから、少し歩いて昔の仲間に会って話もしてから、帰る所で北西の方向に現れていた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿