旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

三島由紀夫

2005年08月08日 22時42分47秒 | Weblog

ウッドワン美術館に収蔵されている画家、杉山寧の長女瑤子が三島由紀夫の夫人であるという記憶に誤りはなかった。女友達に、「確か、杉山寧の娘さんが三島、つまり平岡公威の夫人だったと記憶している。」と言ってしまった手前、気に懸かっていた。今日、ネットで杉山寧と三島由紀夫で検索をかけたら見事にヒットした。なんという手軽さなのであろう。

寂地峡

2005年08月08日 00時47分19秒 | Weblog
ここのところ暑い日が続くので、休日は無性に中山間地を目指して避暑に出かけたくなる。清流と木陰とがたまらなく恋しいのだ。

今日は、寂地峡を訪ねた。高速道路を利用すると40分余りで吉和に着く。吉和のインターから15分ほどで寂地峡だ。先々週もここで日本の名水100選に選ばれた「養老の水」をお腹いっぱい飲んだから、二度目の挑戦になる。「養老の水」がある場所から、5つの滝を目指して急な坂道を登る。300メートル程度の道のりなのだが極めて険しい。尾根伝いの自然遊歩道にたどり着く直前の勾配は60度はあろうかと思われる。滝を見下ろす位置を越えると、それこそ空に向かって昇っていくような心地がした。汗だくの体は、岩にしがみ付いているのだが・・・・。

近くの神社には樹齢が800年といわれる大杉がある、らしい?直径が2メートルを超えそうな大杉が少なくとも5本は確認できた。多分そのうちのいずれか数本か、すべてなのであろう。印なり案内板がないので、残念ながらどの杉だか判明しない。神社の案内文によると、高さは60から70メートルに達するという。確かに、どの杉の木も感心するほど高い。30年以上前に、日光で眺めて以来の大杉だ。確か、最近行った大山の原生林にもこのクラスの大杉はなかったように思う。