浪花劇団 近江新之介
2012年3月20日(火・休) PM5:00~8:15 高槻、千鳥劇場
お彼岸。火曜日であるが、休みの日。夜の部。なかなか入ってますよ。と思ったら、いっぱいで大入です。
第1部 顔みせミニショー
「ディスコじょんがら」新之介座長、浪花めだか、蛇々丸三人の扇子舞の軽やかさ。
タイガー一心「侍」
で踊れば、新之介座長「網走番外地」
ラストは新之介座長、蛇々丸二人で「唐獅子牡丹」
第2部 お芝居「旅の風来坊」
ほとけ一家と対立する飛ぶ鳥を落とす荒々しい一家の親分完造
ほとけ一家の代貸し利三の女房
お染が完造に寝返りたいと申し出る。その証拠にもうすぐ代貸し利三がくるから、始末してくれと。何も知らない所に闇うちに。その一部始終。一人の旅ガラスがみていた。
さて、ここはほとけ一家。今日もまぬけな子分三太がそうじをしている。若親分をどうやら完造にやられた心労で病に伏しているおなみ。
そこへ、旅人が草鞋あずけにきたのだ。
と、ここまで、話はきりりとすすむが、今日は違う。
今日は座長はこのおとぼけの三太。三太はぐちくちしゃべるし、すぐ脇道にそれるし、嫉妬深いし、おなみからすぐこの馬鹿といわれるぐらいの馬鹿の馬鹿ぶりをおとぼけとつっこみで、お客を筋からはずし、はずし、はずし、ときには、わるのりで、ときには、ただ、のるだけで、ときには、まったく違う芝居をやってやってやりまくる。
今日、はじめて大衆演劇をみたひとはわるのりしすぎて、話わからんぐらいになっとるやなと、怒りを感じるぐらいかもしれない。たしかにそうである
話は相手役が笑ってできない。
あの、大川龍子さんが代貸し利三を演じていて、瀕死でほとけ一家にかえって、最期の台詞をいえずに、笑ってしまい、そのまま死んだくらいだから。
悪ふざけ?いえいえ違います。
役者の熱演!ただ、ひたすら、それを喜劇でゆく。この話にはいらない座長のキャラ三太がいくんだから。
お話は旅ガラスが悪いやつらをかたづけてくれる。その旅ガラスは粋な男だった。蛇々丸いつもにまして、かっこよい。
いやー、笑って笑って笑いつかれたぐらいですが、浮き世の憂さを完全に、わすれたひとときでした。
第3部 浪花バラエティーショー
お芝居がつよすぎて、今日はなにをやっても、観る方がひらく感じで最後の韓国ショーがきれいで華やかでした。もちろん座長の「お梶」の女形、渋かった。
iPhoneからの投稿
2012年3月20日(火・休) PM5:00~8:15 高槻、千鳥劇場
お彼岸。火曜日であるが、休みの日。夜の部。なかなか入ってますよ。と思ったら、いっぱいで大入です。
第1部 顔みせミニショー
「ディスコじょんがら」新之介座長、浪花めだか、蛇々丸三人の扇子舞の軽やかさ。
タイガー一心「侍」
で踊れば、新之介座長「網走番外地」
ラストは新之介座長、蛇々丸二人で「唐獅子牡丹」
第2部 お芝居「旅の風来坊」
ほとけ一家と対立する飛ぶ鳥を落とす荒々しい一家の親分完造
ほとけ一家の代貸し利三の女房
お染が完造に寝返りたいと申し出る。その証拠にもうすぐ代貸し利三がくるから、始末してくれと。何も知らない所に闇うちに。その一部始終。一人の旅ガラスがみていた。
さて、ここはほとけ一家。今日もまぬけな子分三太がそうじをしている。若親分をどうやら完造にやられた心労で病に伏しているおなみ。
そこへ、旅人が草鞋あずけにきたのだ。
と、ここまで、話はきりりとすすむが、今日は違う。
今日は座長はこのおとぼけの三太。三太はぐちくちしゃべるし、すぐ脇道にそれるし、嫉妬深いし、おなみからすぐこの馬鹿といわれるぐらいの馬鹿の馬鹿ぶりをおとぼけとつっこみで、お客を筋からはずし、はずし、はずし、ときには、わるのりで、ときには、ただ、のるだけで、ときには、まったく違う芝居をやってやってやりまくる。
今日、はじめて大衆演劇をみたひとはわるのりしすぎて、話わからんぐらいになっとるやなと、怒りを感じるぐらいかもしれない。たしかにそうである
話は相手役が笑ってできない。
あの、大川龍子さんが代貸し利三を演じていて、瀕死でほとけ一家にかえって、最期の台詞をいえずに、笑ってしまい、そのまま死んだくらいだから。
悪ふざけ?いえいえ違います。
役者の熱演!ただ、ひたすら、それを喜劇でゆく。この話にはいらない座長のキャラ三太がいくんだから。
お話は旅ガラスが悪いやつらをかたづけてくれる。その旅ガラスは粋な男だった。蛇々丸いつもにまして、かっこよい。
いやー、笑って笑って笑いつかれたぐらいですが、浮き世の憂さを完全に、わすれたひとときでした。
第3部 浪花バラエティーショー
お芝居がつよすぎて、今日はなにをやっても、観る方がひらく感じで最後の韓国ショーがきれいで華やかでした。もちろん座長の「お梶」の女形、渋かった。
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