JR筑後吉井駅から送迎車で「原鶴温泉グランドスカイホテル」に到着した。
このBBHホテルグループは津山や高崎でも利用したことがあり、
古いホテルなどを買い取ってリニューアルする方法で展開されている。
チェックインを終えて部屋に訪れて分かったことだが、いかにも温泉付きのマンション
(コンドミニアム)をリニューアルした感じがして、バブル期の産物かもしれない。
部屋にはミニキッチン付きの1LDK という感じで、面白い作りになっている。
バブル期だったらいくらくらいしたんだろうか?と思いを寄せながら、
先ずはチェックイン時に予約していた無料で利用出来る貸切家族風呂へ向かう。
畳敷きの中央に1人用のバスタブがドン!と鎮座している。
アルカリ単純硫黄泉のお湯は無色透明だが少しとろみがあって気持ちよく、
貸切時間の40分間の入浴でも十分に温まる。
続いて無料のウエルカムドリンクコーナーへ行く。
生ビールやスパークリングワインもあり、最近はアルコールを控えていたが少し頂く。
ミニ豚まんやおでんもあるが、今食べれば夕食が食べられなくなるというのに、
沢山食べておられる家族連れがある。夕食抜きのコースなのかと考えさせられる。
続いて無料カラオケの時間がきた。これもチェックイン時に予約していた。
卓球室の中にあるというから行ってみたら、卓球場の奥に個室があった。
時より打ち損じたピン球が「コン、コン」とカラオケの扉に当たるから、
おそらくこちらの歌声も聞こえているのだろう。
コロナ禍以降久しぶりのカラオケで、十八番の歌も忘れている。
私たちが青春時代を送った頃の歌ならたいがいの歌は口ずさめるのだは、
何より伴奏が鳴り始めるだけで、当時の頃に意識を持っていかれて懐かしくて堪らない。
しかし歌い慣れていないせいか、声は意外に出にくくなっていた。
カラオケ終了時間に近づくとカギをフロントに返して夕食会場に向かう。