

今日の宿は会津若松駅前のビジネスホテルのフジグランドホテルだ。
妻はホテルに入る直前にスーパー銭湯「富士の湯」を見つけ、
「ビジネスホテルの浴室は狭いからスーパー銭湯に連れてほしい」と言い出したが
わざとその件に無視をしてチェックイン手続きを始めた。
支払いを終えるとスーパー銭湯「富士の湯」の無料チケットを頂いた。
このホテルの宿泊特典としてスーパー銭湯が一回無料になるのだ。
計画時に妻にも説明したはずだけど妻が忘れていたのだった。








部屋に荷物を置くと、外出の用意をしてフロントに戻り、レンタサイクルをお借りする。
今どき電動アシスト自転車ではないが、これもホテルの無料サービスなのだ。
鶴ヶ城にも行けるのだが私たち夫婦は歴史物が苦手なので向かわず、
レトロな街の十日町、七日町に向かい古い建物を撮影する。
ひとつひとつは古いけれど、街全体が古い訳ではなく
昔は城下町として栄えていてそうな店が残っているという感じだった。
レトロな喫茶店に入ることもなく。会津若松駅方面へと自転車を漕ぐ。

帰る途中に妻が行きたがっていたスーパー銭湯「富士の湯」があり、入浴することにした。
浴室は広く、露天風呂も広い。ジャグジーや炭酸泉などゆっくり楽しめる。
しかもナトリウムアルミ硫化水素塩泉と、お湯は柔らかく良く温まる。
これで450円とは羨ましい限りだ。
入浴中、雨が降ってきた。露天に居ると結構激しいのが分かる。
私は折りたたみ傘を持っていたが、妻は持っておらず、諦めてタオルを被って帰るしかない。
「こんな時、デカッパ兄ちゃんが助けに来てくれたらいいんだけど」と言いながら
外へ出ると、雨があがっており、心地良い涼風が吹いていた。
「やっぱりデカッパ兄ちゃんが来てくれたね。」と言いながらホテルへと向かった。
レンタサイクルを返却するとすぐ近くのスーパーマーケットPivotで夕食の買物をする。
明日からの2泊は自炊宿に宿泊するため、明日の午前中に自炊用食材を購入するため
品定めをしておくよう妻にも伝える。ここはこぢんまりとしていて
高齢者には買物のしやすいスーパーだが、品数は少ない。
駅前ということもあって品数を絞って販売されているようだ。
ホテルに帰って夕食を頂く。
初老になり、飲酒もせず買ってきたお弁当で済ませられるようになってきた。
新幹線を乗り継いで会津若松までで来てサイクリングと温泉で疲れたので早めの就寝とした。