まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

福島県5泊6日の旅④

2024-07-12 | 旅行記
翌朝は気持ちよく起きられた。
遊び道具もないせいか自宅よりも熟睡出来た感じだ。
昨夜買っておいたパンと持ってきたドリップコーヒーで朝食を済ませると、
再びレンタサイクルを借りて飯盛山に向けて出発する。
飯盛山へはまっすぐの走りやすい道路だが、山に向ってやや上り坂になっている。
ホテルのレンタサイクルは電動アシスト自転車ではないが5段の変速機が付いてあり、
脚力の弱い私は、一番軽い1段にギアを入れても足への負担を感じるようになってきた。
妻の自転車はギアが安定せずなかなか1段に入らない。何度かやっているうちに
チェーンがギアとタイヤの間にはまってしまい動けなくなってしまった。
一瞬慌てたがちょうど中古車販売の整備工場前だったため、
工員さんにお願いして修理してもらった。
手間を掛けたのに「会津若松で買物して下さい」と言って代金は受け取られないため、
敷地内にあった自販機でお茶を2本買い
「ここで買ったお茶なので、つまらないものとは言えませんが・・・(笑)」
と言って受け取ってもらったが、(笑)のニュアンスは伝わらなかった気がする。
(※通常「つまらないものですが」と言って物を渡すが、ここで販売されているものなので
「つまらない」という言い方は失礼に当たるから苦笑いという意味です。)



その後、妻には変速機は1段にはギアを入れず2段までで我慢してもらい
飯盛山に向かう。
飯盛山は、戊辰戦争の悲劇の物語として語り継がれる白虎隊十九士の墓
があることで知られており、ふもとに自転車を停めて山に入る。
お土産屋さんの前を通り過ぎると山の上まで階段が続いているが
その脇にエスカレーターがあり1人250円支払えば上まで楽に上がれる。

   

2人で500円を支払ってエスカレーターに乗る。
エスカレーターと言っても階段ではなく、動く歩道のように平だが勾配がキツイ。
足首の曲がりにくい私には乗りにくく、後ろ向きに乗った。
楽に階段の上まで到着した。
先に来ていた観光バスの団体客は、白虎隊ゆかりのコースへと入って行ったが、
歴史嫌いの私たち夫婦はそちらへは行かず「さざえ堂」へと向う。
さざえ堂というのは木造の螺旋状になった建物で、上りと下りで別ルートになっている。

   

「さざえ堂」の見学は、私たち夫婦にとってはとっても感動した。

   

帰り道で昨夜とは別のスーパーに立ち寄り、自炊用食材を買い込んだ。
時間はすでに9時20分になっている。今から帰ればチェックアウトに間に合うが
今日は会津若松駅13時5分発まで時間を潰さなくてはならないので
2000円の追加料金を支払ってホテルのチェックアウトを2時間延長してもらい
昼食のお弁当も買ってきてホテルで頂くことにした。