まじ卍

生活の中で気が付いたことを書いています。

福島県5泊6日の旅⑩

2024-07-18 | 旅行記
昼間のほとんどを寝て過ごしたおかげで夜は眠れず、ずっと本を読む。
昼食後すぐに寝たのでしばらく胃もたれがあったけれど、
これほど起きていれば胃もたれすることもないと、ポジティブに考えて過ごす。
一度寝た妻が夜中2時頃に目が覚め、もう一度寝たのを見て、電気を消して横になる。
気付けばもう5時5分前になっていた。
妻がまだすやすや寝ているので起こさないように一番風呂に行く。
一晩寝たんだからと全身を洗っていると、すぐにおじいさんがやってきて
サッと身体を流すとチャポンと浸かり、一番風呂の先を越された。
「クソっ」と思ったが負けてやることにした。部屋に戻ると妻が起きていた。

   

朝食は、パックご飯と豚汁、高田納豆、いとこからもらった廣島牡蠣の土手焼きの缶詰と
会津名物の雪見漬という甘漬納豆。
すべて美味しいのだが、雪見漬は味噌味の付いた納豆で、塩分が15gもあり、強い。
東北地方特有の保存食のためと思われるが、塩分制限を強いられる私にはつらく、
納豆に振りかけてもしょっぱいため持ち帰ることにしたが、さすがにしばらくは喉が渇いた。

  

荷物を片付け、早戸駅9時発に間に合うように送ってもらう。
早戸駅に着くと小さな駅舎があるだけの無人駅で只見川が美しい。
宿でもさんざん撮影したというのに、つい撮影してしまう。
それにしても早戸温泉はいい宿であった。温泉でカサカサ肌も治ってしまうし
キッチンがきれいな自炊宿は類を見ない。4年前に建て替えたそうだ。
駅の西方向に1台の観光バスが停まった。どうやらそこが霧幻峡の渡しの乗り場らしい。
私たちは乗れなかったが、只見川を堪能したので残念には思わない。

   ※望遠で撮影

残念だったのは、昨日の日帰り温泉から部屋に戻った際に洗面所の排水溝に妻が
100円を落としてしまい、時間を掛けて頑張ったが取れなかったことくらいだろう。



やがてキハE120系2両編成の会津若松行きの列車が到着した。