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ムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog

オーディオと音楽とすこしマニアック。 MUSICA are a new Hi-Fi brand from Japan.

ツインアームのレコードプレーヤーはアリ!? vol.3

2018-04-05 | レコードプレーヤー
『ツインアームのレコードプレーヤーはアリ!? vol.2』の続きです。

アメリカのGRADO MC+MONOというカートリッジを入手しました。



モノラルのレコードはモノラルのカートリッジと言われますが

このカートリッジはそれを実感させてくれるカートリッジです。

ステレオレコードの溝には縦向きの情報と横向きの情報が含まれていますが

モノラルレコードの溝には横向きの情報しか含まれていません。

モノラルレコードの再生においては縦向きの情報はノイズとなってしまうのです。

そのためモノラルレコードをモノラルカートリッジで再生すると

とてもすっきりとした音になり、

古い録音というのがウソのように聴こえます。

GRADO MC+MONOはその効果が大きく、

例えば、

ビートルズのShe loves youをステレオカートリッジで再生すると

高域がシャカシャカいってとても歪っぽいのですが、

GRADO MC+MONOでは『普通の音』に聴こえます。

この曲は本来このように録音されていたのだなというのを実感させてくれます。

このカートリッジはMI型という変わった形式のカートリッジですが、

フォノアンプはMM用がそのまま使用できます。

MM型は感知レバーの先に磁石がついており

その周囲に固定されたコイルに発生する磁界を変化させることで音楽信号を再生します。

MC型はその逆で、感知レバーの先にコイルがついており

その周囲に固定された磁石の磁界の変化によって音楽信号を再生します。

MI型というのはそのどちらでもなく

コイルも磁石も固定されており、感知レバーの先には鉄片がついています。

この鉄片がコイルと磁石の磁界をさえぎることによって発電されているのです。

この方式のメリットは・・・次回に続きます。


本日の桜です。




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