『JBL A120の使いこなしっ!! vol.1』の続きです。
1本1万円のスピーカーJBL A120の使いこなしです。
まずは、置き場所です。
スピーカーが置き場所やスタンドによって音が変わることは事実だと思います。
音が変わるメカニズムには色々な要素がありますが
最も影響が大きいと思われる質量について考えてみたいと思います。
音の正体は空気の粗密波です。
粗密はスピーカーユニットのコーン紙の振動から発生します。
このとき、振動を最も歪なく粗密波に変換するためには
スピーカーユニットのフレームが完全に動かない状態
スピーカーユニットのコーン紙のみが振動する状態でなければなりません。
そのためにはコーン紙の重量に対して
スピーカーシステムの重量を十分に大きくして
スピーカーのフレームが動かないようにする必要があります。
JBL A120のコーン紙の質量は発表されていません。
しかし、同じようなユニットから推測することはできます。
コーン紙の質量と能率、最低共振周波数、コーン紙直径はお互いに影響し合います。
カタログによるとJBL A120のウーハーユニットは 能率86dB、最低共振周波数60Hz、直径114mmです。
これに近い特性のユニットとしてWAVECTOR WF118WA01を見つけました。
WAVECTOR WF118WA01は 能率87dB、最低共振周波数64Hz、直径114.3mm、コーン紙質量は6.2gです。
JBL A120のコーン紙は6.2gと仮定します。
JBL A120の重量は3.8kgですので
3800÷6.2=613
613倍の質量でコーン紙の反動を受け止めていることになります。
この質量の差が100%歪につながるわけではありませんが
仮に100%歪になったとすると 1÷613=0.00163
最大で0.163%の歪率の悪化がおこる可能性があります。
歪の悪化を0.1%以下にするには
スピーカーシステムの重量はコーン紙の1000倍必要です。
6.2×1000=6200g=6.2Kg
その重量は6.2kgとなります。
JBL A120の重量は3.8kgですので
6.2-3.8=2.4kg
2.4kg足りません。
この問題を解決するためには2.4kgの重りをスピーカーに乗せるか、
2.4kg以上ある丈夫な台・スピーカースタンドを用意する必要があります。
次回に続きます。
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