『モノラルカートリッジに新製品! vol.1』の続きです。
先日の『お花見オーディオフェスタ』で日本で初めて試聴していただきました
米国GRADO社の新モノラルカートリッジ『Mono Phono Prestige 2 Specialty』をご紹介します。
いったいどこが変わったのでしょうか?
まず、スペックですが、
周波数特性 10~50,000Hz
適合負荷 47kΩ
出力 5mV
針圧 1.5g
針形状 タイプ E
インダクタンス 45mH
内部抵抗 475Ω
重さ 5.5g
これらはいずれも変わっていません。
次に見た目ですが・・・これも同じです。
本国のWEBサイトによると、
内部のコイルがアップグレードされた・・・となっています。
このカートリッジの内部には3つのコイルがあるのですが、
このコイルは全く同じ特性でなければなりません。
そのためには3つのコイルをまったく同じように巻かなくてはいけないのですが
これがナカナカ難しいです。
GRADOにはLineageシリーズという100万円超えのカートリッジがありますが
このカートリッジの開発時に正確に巻ける巻線機を導入したらしいのですが
新モノラルカートリッジ『Mono Phono Prestige 2 Specialty』は
その技術を使って巻いているらしいのです。
こういった均一化は大切なことで
例えば、スピーカーケーブルで右が2m、左が3mというのは
ちょっと気持ち悪いものです。
やはり、左右ともきっちり3mに・・・というのが今回の新製品での変更内容なのでしょう。
次回に続きます。
旧タイプ『MC+MONO』の新品(当社在庫品)をアウトレットに出しています。
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次回のイベントは山寺レコードコンサートです。
今回は軽食での開催で、参加費は500円です!
場所は200年ほど前に建てられた山寺の本堂でアナログレコードをお楽しみください。
今日の上石津の桜です。
散り始めています。今週末までは持ちそうです。
場所は3月22日の記事をご覧ください。