『Raccolta(ラコルタ)シリーズにフォノアンプを追加発売!!』の続きです。
先日、プリアンプとパワーアンプが発売され
現在乗り換えキャンペーン開催中の新製品Raccoltaシリーズにフォノアンプが追加発売されます。
今日は仕様を発表します。
フォノアンプ Raccolta-phono 仕様
入力 MM 1系統
周波数特性 20Hz~20KHz
出力 ライン1系統
外形寸法 W390mm × H68mm × D94mm
付属品 真空管(12AX7)、電源アダプター
標準価格 ¥69,800(税別)
発売予定 5月
Raccolta-phonoは入力はMMのみですが、
カスタマイズによってMC/MM切換にも対応できます。
また、
DL103等の中~高インピーダンスのMCカートリッジ用にカスタマイズも可能です。
音質は繊細で小音量時の音がとても綺麗です。
また、特殊な350vもの高圧電源回路を内蔵させており
外来ノイズに対して強い作りです。
真空管は12AX7であればどのメーカーの球でも無調整で使用できます。
この球はμが大きいため音質の差も大きく
お好みの音質の球に交換する楽しみもあります。
一般論ですが、
嘗てのRCAやGEといったアメリカ系の球は大らかでダイナミックな音質
テレフンケンやフィリップスといったヨーロッパ系の球はクールでハイスピードです。
現行品の球では
チェコやロシアの球はヨーロッパ系の球に近い音質で
中国の球はアメリカ系に近い音質です。
ヨーロッパ系の球はECC83と表記されていますが同じ特性です。
現行品ではチェコの球か、中国製の選別品がお勧めです。
ロシアの球は外観が不ぞろいの場合がありますが
音質は独特で、ギターアンプ用としては人気があります。
ノイズに関しては旧製品ではテレフンケン、
現行品ではチェコの球が良いようです。
次回に続きます。
新製品Raccoltaの乗り換えキャンペーン開催中
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次回のイベントは山寺レコードコンサートです。
今回は軽食での開催で、参加費は500円です!
200年ほど前に建てられた山寺の本堂でアナログレコードをお楽しみください。