「5月の勉強会『オーディオケーブルのウソ・ホント』復習編 vol.2」の続きです。
オーディオケーブルのウソ・ホントを電子回路技術者の視点で
解説しています。
次に6Nのメリットですが、
4Nの銅の中に混入しているごくわずかな不純物が半導体のような働きをして
歪を発生させていると考えた方がいました。
さらに不純物を減らせば、より歪率は減ってクリアな音になる!・・・ということですが、
実際にはこの歪率の減少を既存の測定器で測ることはできません。
それほど僅かな差しかないということです。
次に(2)周波数特性について考えてみましょう。
はじめに、ネタバラシとなりますが、
周波数特性が問題になるのはピンケーブルで
スピーカーケーブルでは問題になりません。
その理由は後程書きたいと思います。
ピンケーブルは高周波特性が良くありません。
ピンケーブルにストレーキャパシティというものが存在します。
要は、ケーブルがコンデンサーのような特性をもつということで
1mあたり150ピコファラッド程度の容量があります。
仮に3mのピンケーブルを使用したときは150x3=450pFになります。
一般にプリアンプ等のオーディオ機器の出力インピーダンスは
1キロオーム以下といわれています。
また、パワーアンプの入力インピーダンスは47キロオームですので
下図のように考えることができます。
このケーブルにプリアンプから1vで1KHzの信号がパワーアンプへ伝送されたとすると
パワーアンプにたどり着く信号は0.9765vと2.4%ほどのロスしかありませんが
信号が20KHzだとするとたどり着く信号は0.9281vになり7.2%ほどのロスが発生します。
さらに、最近騒がれているハイレゾの領域では100KHzで0.7669vと23%のロスが発生します。
ここで問題なのは
ロスそのものよりも、周波数によってロスが変化するという点です。
例えば、ピアノを演奏すると、右の方のキーをたたくほど音が小さくなっていくことになります。
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