中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

またもや工事現場・・・爆発?

2011年05月16日 | 日記
本日、午後。
パトカーがサイレンを鳴らして動き回る音に気付く。
交通事故でもあったのかと思ったが・・・・
いつもより、鳴らし方が激しい。

外を見ると、パトカーが工事現場の両脇の道を警笛鳴らして走りまわっている。
何人ものお巡りさんたちが、自動車や歩行者を通行止めにして、歩行者を道路から離れるように誘導してる。

工事現場には、誰も人が見えない。
両側の道路に、誰も人が居なくなって、走る車もなくなった。

不気味な静けさ。

これは、また、なにかが起こる~!

そう思って・・・・ドキドキしてくる。

突然、雷鳴のような轟音が起こる。
先日の、爆発音と一緒。
ゴゴゴゴゴゴゥー 凄まじい音。
我が家の床は地響きしてくる。

外の工事現場に、もくもくと煙が上がる。

爆発をしかけた場所が先日とは少し違うのか、こちら側から煙が上がってる。
風向きも違って、パークソン側に流れる。

しばらくして、なにも無かったよう作業員たちが出てきて工事を始める。

中国の建設現場では、こんなことは当たり前の建設過程なのかな~?

建設ラッシュの無錫の空を見る。
薄白い煙ったような空。

無錫に青い空なんて、夢の夢かな~?

杭州へ行く

2011年05月16日 | 日記
無錫から杭州まで、乗り換え無しの新幹線。
2時間弱だから、東京から名古屋までぐらいかな~・・・
そんな気持ちで出かける。

しかし、しかし、やっぱり違うな~・・
毎回の事だが・・・・
駅に入って、すぐに、その違いに気づかされる。
ごった返す人の群れ。改札口で押し合いへし合いのチケット通過。
(日本の非常時を思い出してしまう^_^;)
杭州駅は、さらに凄い人混み。
駅からタクシーに乗ればいいな、と思ってた気持なんて、すっ飛ぶ。

しかし、ひるんでも居られずひたすら歩きだす。

「西湖」に着く。
空気が綺麗だ。
湖の水はそれなりに・・・・(笑)

なによりも凄いのは、湖周りの観光客・人の数。
沢山の観光客を受け入れるために、国(?)省(?)市(?)も相当なお金を使ってるな
、と思う。
土埃がしないように道路には頻繁に水撒き自動車が走ってるし。
湖周りの植木や花も、丁寧に手入れされている。

天下第三泉の水が湧く、虎跑山は、さすがに綺麗な水が流れている。
久々に、日本の山に登った時の感覚になる。
思いっきり空気が吸える(*^_^*)

天下第三泉が、こうして綺麗な水が出ているのに、天下二泉だった無錫の山が渇水してしまったのは、なぜなんだろう?

次の日は、晴天の中をタクシーに乗って、龍井門茶村へ・・・・
しかし、道路は大渋滞。
タクシーの運転手さんは、なぜか、「上海的不好」を叫び続kていた(笑)
緑の続く山の中へ上がっていく、
やっと、タクシーが村に着いたら・・・
すぐに呼び込みのおばさん、おじさんが寄ってくる。
長い縄の付いたバケツを持って、なにか指示してくる。
深い井戸が掘ってあって、そこの水をくみ上げろと言う事らしい。
一瞬、この水でお茶を飲むのか~?・・・・と、思ったけれど。
そうではなくて、自分でくみ上げたバケツの水で手を洗うだけだった。
アラ、不思議。
なんとなく、この水は円やかな手触りだった。

室内に入って、「龍井茶~・新茶~」「ロンジンチャー・シンチャ―」と言いながらお茶を入れてくれた。
何杯も何杯も・・(笑)

おばさんの笑顔に釣られて、「龍井茶~新茶~」を買うことになる。(^_^;)
しかし、このお茶、高価だ~。
日本の新茶よりも、高価?。
「非常很貴!」「太貴!」
おばさんは自慢げにニコニコしてる。
一缶70g150元。
三缶、詰めてもらう。
村全体が、こんなふうにお茶をひいて、販売してるようだ。
帰りには、みんなが手を振ってくれた~。

思い出になる「杭州」・・ハンジョウ・ハンジョウであった。(*^_^*)

水と空気が、比較的綺麗な杭州。
水の中に咲くこの花は、確か、綺麗な水の中でしか咲かない花だったと思う。