笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

役を生きる (1994年10月~12月 ドラマ)

2021-02-06 | 大好きな記録&記憶
「若者のすべて」は、「あすなろ白書」とは、また違った意味で、記憶に残る同じ年頃の共演者が沢山。
↓は、、哲生の自宅兼工場のセットで
共演者がそろったドラマの同級生グループのキャストがそろってのショット。



この作品は、この後も深いつながりができた人が多いキャスト陣。
同級生役は・・・・
崎山薫役(鈴木杏樹さん)
杏樹さんとは、前年の「あすなろ白書」に引き続いての共演。
どちらも、知的で勝ち気だけれど繊細で優しい女性の役。
杏樹さんは、今でもタックン・ニッシー呼びだよね。

青柳圭介役(武田真治さん)。
この頃、プライベートでも、すごく仲が良くて、
拓哉君のギター、武田さんのサックスで、公園で演奏したとか
一緒にドライブした話とか、拓哉君が話してたよね。

沖津里美役(篠原涼子さん)
「若者のすべて」では、圭介くんの思い人として、ほんの短い出演で、
拓哉君とは、共演シーンもなかったけど
この2年後の「Gift」、そして、2010年の「月の恋人」では、しっかり向き合う役で共演している。

原島哲生役(萩原聖人さん)
この当時は、拓哉君との共演を「アイドルなんて・・・」と、違和感のある発言もあったみたいだけど
共演後は、良い関係になっていったようで
2008年の「華麗なる一族」では、拓哉君演じる鉄平が、父の大介と裁判で争う時鉄平を支える弁護士として共演。
また、2018年の「BG」では、幹事長を狙う元秘書の役として登場。

水沼亮子役(深津絵里さん)。
深っちゃんは、このドラマでは、武志、哲生たちの同級生役。
このあと、2002年「空星」、「忠臣蔵」
2009年「CHANGE」など、拓哉君と何度も相手役として共演がある。
深っちゃんについて、書き始めると長くなるので、また、後日。
ちなみに、亮子のお父さん役が平泉成さん。
成さんは、一番共演が多い俳優さんですよね。

哲生の妹の妙子役の、山口紗弥加さんは、2013年の「安堂ロイド」で、麻陽の部下の小松 左京子役で共演。
↓は、若者のすべての制作発表の様子を伝えるショットです。


あと、共演者というか・・・・。
最終話、武志を襲う少年の役で、井ノ原くんが登場。

2月5日 ハピバ!!

2021-02-05 | 大好きな記録&記憶
光希ちゃん、お誕生日おめでとう!!

光希ちゃんが生まれたのは、パパが、元君だったとき。
GLで撮影が続いていたんだけど、その中で、2月5日はちょうど撮休だったんだよね。
頑張ってるパパとママのために神様が日にちを選んでくれた。

MODELとして活動始めてくれてありがとう。
Kokiちゃんと、Cocoチャンのおかげで、素敵なfamilyのようすを、直接感じることができます。

これからも、自分の思いを大切に、活躍の場を広げてくださいね。

あなたの健やかな成長を、ずっと、祈っています。

役を生きる (1994年 映画)

2021-02-04 | 大好きな記録&記憶
麗しの久保先輩!!
1994年の映画「シュート」

数年前になるけれどこの映画の監督をされた大森監督のトークショーがあったということで
参加された方のレポを読ませていただいた。
それ以前にも、大森監督のトークショーの様子を教えていただいたこともある。

大森監督やスタッフは、当時、SMAPの誰が誰かわからない状態で
一番人気があると聞いていた拓哉君を主人公に者スティングして、Jに提案したら
反対されて、映画の配役になった。他も全部事務所が決めたという話。

そして、「木村君は、当時からやっぱり違った。」ということ。
拓哉君の初日に、1人だけのシーンを撮った。
スタジオで、ラッシュを見た時に、スタッフ一同が、息を呑んだ。

(多分、このシーンだった野だと思う。映画の最初、駅のホームでの久保先輩。)

『スターの誕生に立ち会った瞬間』確か、そんな風に表現されてた。
現場で見てるときは、それほどとは思わなかったけれど、フィルムで見ると
輝きが違って、圧倒されたとおっしゃっていたと思う。

ビストロに、初めて尾上松也さんがゲストとして登場した時に、
シュートも何回(何十回)も見てる!!
「あの、トシ、サッカー好きか?」にドキドキすると言って、
何とか、拓哉君に「松、歌舞伎好きか?」と言って貰って、めろめろになっていましたよね。

それまで、松也さん?って感じだったけど、あの言葉には「判る判る!!」っておもった、。

あの”久保先輩が振り返って微笑む”
あのシーンを手元に置いておきたくて、シュートのビデオを買ったと言っても過言では無いの、

『トシ、サッカー好きか?』と尋ねる、何回かのシーン。
1人海辺での白いシャツ姿。
久保先輩リピです。

キャスティングの話。
最初聞いたときは、何故に拓哉君が主役じゃダメなのって、Jのやり方に納得いかないなぁって思ったけど
一つには、拓哉君のスケジュール的な物もあったんだろうな。

だって、このシュートの撮影が行われた時期って、「あすなろ白書」と重なる。
当時の雑誌を見ても、あすなろで深夜まで撮影して、次の日に朝早くからシュートの撮影とか書いてある。
あの、久保先輩の10人抜きシーンも、「あすなろ」終わりのすぐにロケ地に移動して「シュート」という状態での撮影だった。

そしてなにより、役柄。
あとから、もし、拓哉君がトシだったら、久保先輩は誰?って考えたら・・・

サー-カー選手としての力も、人柄も、すべて含めて、みんなのあこがれの先輩。
トシになった拓哉君も憧れる存在だものね。

途中退場という役でも、圧倒的な存在感。煌めきで、駆け抜けた拓哉君の久保先輩。
この『シュート』の演技で、『石原裕次郎賞』を受賞したんだよね。



役を生きる (194年 舞台)

2021-02-03 | 大好きな記録&記憶
1994年2月 『洒落男たち~モダンボーイズ』
これが、今のところ、木村拓哉の最終舞台。

このモダンボーイズの舞台は、NHKの”劇場への招待”という番組で放送されたのを
DVDとして、持っているので、何度も見た。

役名は、 「矢萩雄治」
共産主義の帝大生。                 

警察に追われて劇場に逃げ込み。
身を隠すため衣装を着て舞台に出たら、歌とダンスで一気にスターに。
”舞台の神様に好かれた男”
浅草レビューのスターとしての芸名は「浅草エディ」

舞台俳優としても素晴らしい力量の持ち主の平田満さんが、
エディを引きこんだ劇団の作家菊谷栄として舞台を引っ張って言ってくれている。
菊谷栄は実在の人物で、エノケン劇団を陰で支えた作家だと言われている人。

↓は、モダンボーイズの制作発表会のショット。


写真左から・・・木村拓哉=矢作雄治 有森也実=若月夢子 
河毛俊作=演出 平田満=菊谷栄 横内謙介=脚本

河毛監督は、フジテレビのプロデューサー。
この後拓哉君とは、1997年「ギフト」2001年「 忠臣蔵1/47」で監督されている。

↓は舞台稽古のレポ


パンフより~TOKYO演劇フェア1994年2月4日~13日


拓哉君が、力一杯「矢萩雄治・浅草エディ」を生き、歌い踊った。
「洒落男たち~モダンボーイズ」の舞台は、浅草にある劇場の舞台裏。
舞台野小道具が置かれ、化粧台が有り、ステージ中央には、舞台へ上がる階段がある。

(ストーリーを追って紹介するか、感想を中心にするか、書き方をいろいろ悩んでみたけれど¥・・・・
 当時の雑誌の記事と、NHKの劇場中継の映像のキリトリと使って書いていくことにしました。
 舞台上できらめいている様子が少しでも伝わったら嬉しいな。)
 
当時の様子が紹介された後に、本編のスタート。
座付き作家の菊谷栄を演じる平田さんがいる。
そこに同郷の工藤があらわれプロレタリア革命を志す同志として帝大生の矢萩を紹介。

帝大生・黒い詰め襟の学生服姿の矢萩。
凛々しくて、カッコイイ!!!

ある日、その矢萩が、警察に追われて逃げ込んでくる。
菊谷は、警察の目をごまかそうと矢萩の服を脱がせ顔に芸人のように白塗りをするよう指示するが・・・
追ってきた警察は、楽屋の隅で背を向けている矢萩を見つけ問いただす。

あわてて学生服を隠したため、シャツとズボン下のスタイル、白塗り途中の顔で引き出される矢萩。

菊谷は、「コーラスボーイ」だと、矢萩のことを紹介する。
不審が強まる警察官の前で、「コーラスボーイ浅草エディとして」好きな歌を披露するようにいう。

♪~When whippoorwills call 
   And evening is nigh
 と、当時流行った「♪~My Blue Heaven」を歌い始める矢萩。

当然無伴奏だけど、最初はおずおずと、そして徐々に、はっきりと歌を描いていく、
拓哉君の伸びやかで素直な歌声がステージいっぱいに響く。
とっさにコーラスボーイとは言ったものの、ここまで歌えると思ってもいなかった菊谷達が思わず拍手。
こうして、「浅草エディ」としてレビューのステージに立ちようになった矢萩雄治。
彼は、プロレタリア革命が出来ないもどかしさに時にいらつきながらも
ひとたびステージに立つと、拍手喝采で、
「舞台野神様に好かれてる!!」と、周りの人達にも言われるほどの素晴らしいオーラを放ち、
自らも、ステージからおりても、その陶酔から冷めないほど
バラの花をくわえたエディは、色っぽくて、華麗で!!!
まさに、舞台の花として輝いてる。

拓哉21歳。

「洒落男たち~モダンボーイズ」の舞台より・・・・。


”舞台の神様から好かれた男””といわれたエディ。
舞台の彼から放たれるオーラに観客が酔い、その観客の興奮が、舞台エディに・・・。
魂が抜けたようになって舞台裏に戻ってきたエディ。

浅草のレビューを描いているこの舞台、
矢萩としてアカペラの歌声をはじめ、舞台の中でタップを踏んだりダンスポーズを決めたり。
夢子とのダンスもあったし、ハーモニカも聞かせてくれた。

舞台中継のそのシーンをコマ送りのように、つなげてみました。
華麗に踊る拓哉君の雰囲気だけでも伝わると嬉しいな。


細かいタップが華麗に決まっています。
ダンスの中での上着の扱いも上手い!!
色っぽい!!


浅草に来る前に関わった男とのいざこざから逃れるため、一座を離れ上海に旅立とうとする夢子にプロポーズするエディ
でも、夢子はエディの前で、追ってきた男の銃弾に倒れる。

そして、菊谷にも召集令状が・・・・。
故郷から入隊するために浅草を去る菊谷との別れのシーン。

エディは、ハーモニカを吹き、歌い始める
曲は、「♪~My Blue Heaven」

エディが、♪~When whippoorwills call  And evening is nigh 
I hurry to my Blue Heavenと歌いその後、ステージの人全体で日本語歌詞で歌う♪~夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空  日暮れて辿るは わが家の細道
 


役を生きる (1993年 ドラマ)

2021-02-03 | 大好きな記録&記憶
1993年10月~12月の連続ドラマ『あすなろ白書』

「その時ハートは盗まれた」は5回の連続ドラマだったので、初という言葉は当てはまらないかも知れないけど
1クールの放送と言うことから言えば、拓哉君の初めての連続ドラマ出演作品。

「あすなろ白書」
拓哉をはじめとして、あすなろ会のメンバーが、今も活躍してる。
そんな素晴らしいメンバー

園田なるみー石田ひかり(ピカ)
掛居保ー筒井道隆(ミッチー)
取手保ー木村拓哉(たっくん)
東山星香ー鈴木杏樹(あんにゅ)
松岡純一郎ー西島秀俊(ニッシー)

( )の中は、お互いの呼び名。↓の拓哉君の言葉の中にもある。
西島さんが、スマスマにゲストに来たときの話で、杏樹さんは今も「ニッシー」って予備とか
拓哉君も、「たっくん」って呼ばれて振り向くと杏樹さんだったとか
あと、BGの石田ゆり子さんとの会話でも、ピカとか、たっくんって呼んでる。
今も、続く仲の良さ。

↓は、あすなろ最終回に向けての雑誌の特集の中から
MYOJOの記事です。


色紙の中心にある5人の集合写真は、『あすなろ白書』のポスターの撮影時別バーション。
あんにゅが、たっくんの頭をギュッと押してるにいたずらを・・・
このショットも可愛くて好きです。



これは、YEARS BOOKにあった5人のショット。


放送から25年立った今でも、「あすなろ抱き」と言う言葉とともに
このドラマが多くの人の記憶に残ってる・・・って、素晴らしいよね。

あすなろ白書→あすなろ抱きというのもあって、木村拓哉のドラマと思われているけど、実際は、取手君は3番目。

ヒロイン、石田ひかり。
相手役、筒井道隆
そして、木村拓哉

でも、fanのひいき目で無く、拓哉が一番きらめいていた。
それは、ドラマ後半に、MYOJOで、「誰にらぶらぶ?」というアンケートをとった結果
掛居、松岡、の二人に、10倍以上の差をつけて、取手君が1位だったことからも判ると思う

役を生きている人 (ドラマ1993年)

2021-02-02 | 大好きな記録&記憶
1993年4月に、前回あげた”泣きたい夜もある『僕だけの女神』”TBS系
そして、6月14日と21日の2週で『伊豆の踊子』(テレビ東京)が放送されています。
これは、その後のビデオの宣伝↓にあるように、
日本名作シリーズの中の一作として、作られたもの。

第一巻は『雁』で田中裕子主演。他も、名だたる俳優さんの共演作。
そのビデオのシリーズの真ん中、一番の大きな写真が拓哉の『伊豆の踊子』というのを見ても
拓哉への注目の高さが判る。

この中央のシーンは、拓哉演じる川崎が、踊り子に、本を読んで聞かせているところ。

私的には、『伊豆の踊子』といえば思い出すのは、百恵ちゃんの映画。
で、百恵ちゃんの映画は、山口百恵初主演映画だったように、踊り子の薫役が主演って感時だったから視点が違うんだね。
この93年のドラマは、拓哉の名前が先

薫では無く、学生川崎を中心に話が回ってる気がする。

原作の本が、川崎の語りなんだから、そうなんだろうけど、ナレーションというか、語りも、拓哉。


写真のような学生帽と、着物・袴にマントを来た旅行スタイルで、の伊豆の山道を歩く姿
そして、深く優しい拓哉の声ではじまるの。

一高生 川崎は、拓哉20歳。
踊り子の薫は、早勢美里さん。


記事の中で、拓哉は、「可愛いよ。妹みたい。紗英と同い年なんだね。高校一年。」
って話してるけど、紗英ちゃんよりずっと幼い感じ。
だから、純粋な踊り子の役が似合うのかも知れないけど。

このドラマ『伊豆の踊子』は原作にほんと忠実なんだろうな。
この時代って、学生と旅芸人達への扱いとってもちがって、それが当たり前なんだよね。
言葉遣いも、そう。
拓哉が、川崎を演じるに当たって一番苦労したのは、そのあたりなんじゃ無いかと思う。
今では絶対にしない話し方だもの。
でも、ドラマの中、拓哉は自然にあの時代に溶け込んでるなぁって感じる。

ドラマの中で、川崎は2種類の帽子をかぶっている。
登場からしばらくは、学生帽。
この学生帽の威力ってすごい。
当時は、大学の数も人数も少なく、将来世の中を背負う大切な人って感じかな。
旅先で出会う人達が、「だんなさま」って呼び掛けをするんだものね。
川崎の学生帽の姿。校章で、一高(現東大生)と判る。
表情も凛々しいよね。

雨が上がるとマントを外して手に持っている。

途中で出会った旅芸人たち(↑の後ろの一行)と、一緒に異動していく中で、
自分もその中に紛れてもいいように他の帽子を買ってかぶってる。
この帽子姿、優しげでいいね。


そして、この帽子は、ドラマの最後で一行と別れるときに、親しくなった栄吉さん(柳沢さん)に。
はい、二つは同じ帽子です。

学生に、現実に戻るんだね。


『伊豆の踊子』現場レポの中で、この撮影時期の拓哉のスケジュールについての文章2つ。

片方には、スマのconcertの合間を縫って、伊豆と大船の撮影所を何度も往復したとある。
concertは、3月から5月にかけての「Spring”93”」ですね。
もう片方には、電撃キッズ(愛ラブSMAP)の撮影後→伊豆、
午前伊豆→午後は東京に戻って、愛ラブの3on3 を3本撮って→伊豆

ドラマの撮影でも、個人の仕事は考慮されないグループ優先のスケジュール。
ほんと、拓哉を育てるマネが欲しいと、ずっと、思ってた。

私の記憶にあるのは、山口百恵さんと友和さんのだけど、もっともっと以前から有るんだよね。
内藤洋子さんが薫役の『伊豆の踊子』脚本も、この作品と同じ恩地監督。
拓哉のドラマも、この時の脚本を元にして作られたとあった。
薫役、川崎役とも、その時代の若手俳優代表。
人気と力とがあってこその配役って感じですよね。


役を生きる(1992年の衝撃)

2021-02-01 | 大好きな記録&記憶
木村拓哉という役者の凄味を最初に感じたのが、この「言葉の無い部屋」
1992年の世にも奇妙な物語の中の一作。
この時、拓哉は19歳。

『言葉の無い部屋』の放送が1992年の7月。
その頃の、雑誌を見ると、華やかでキュートな美少年がいる。
華やかに、キュートに、華麗に・・・・。



なのに、この言葉の部屋の保はそのすべてを消して、「保」を生きている。
同じ19歳ながら、2年前青森県の鰺ヶ沢から上京し、工場で働いている少年。
一瞬見たら、拓哉と判らない。

東北の訛り。
仕草。
おどおどした視線。
そのすべてが「保」。

2年働いていても、工場にも慣れず、友だちも出来ない、淋しい毎日。
保は、骨董品店の店先にあった古いオープンリールのデッキを買う。

丸いちゃぶ台と布団ぐらいしかないアパートの一室で
買ってきたデッキにむかって、語りかける保。

「ほんずつは、晴天なり」
私は東北の言葉がどんなだか詳しく判らないけれど、聞いていて、スゴイと思った。
青年のぼくとつさも、自分の声を初めて聞いたときの驚きと
「ほんずつは、晴天なり。」・・・『ほんずつは、晴天なり。』
歌も、「♪こんぬづはぁ、こんぬづはぁ、世界の〜国から〜・・・」
友だちが出来たように嬉しかったんだよね。

そして、デッキに向かって、
「毎日が楽しい。友だちもいっぱいできた。東京に来て良かった」
と、嘘の自分の姿を録音する。
小さな楽しみ。


でも、ある日、テープを聴くと、そこからは、
「友だちなんて一人も出来ない。
 東京なんか来るんじゃなかった・・・。田舎にかえりてぇ。・・・・」
と、彼の声が流れ始めた


この時の、切なさ、辛さ。
見ていて、涙が出てきて仕方が無かった。

そして、次の朝。
そこには、冷たくなった彼の姿が・・・。
その顔は、静かに微笑んでいるようにも見えた。


現場検証にきた刑事がデッキのボタンを押すと、彼の楽しいテープ日記が流れた。
「こんなに楽しい生活。未来ある青年が急死するなんて・・・・。」

管とかいろいろな動画サイトでもアップされています。
ごらんになっていない方は、是非、「保」に出会って下さい。
今から、27年前の、俳優「木村拓哉」を見てください。

グーパーウォーク1