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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

「ゆっくり力」ですべてがうまくいく(斉藤茂太)

2008年02月03日 | 本のこと
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最近ことあるごとに眺めているのは本書。

日々の生活に追われてせわしなくバタバタと乱れがちな行動と気持ちを
リセットするために身近において読んでいます。

薄くて軽いのでコートのポケットにもスッポリ入るし
1項目に関するコメントも短くさらっと読める。
サラッと読めるワリには実は考えさせられること多し。

精神科医としてさまざまな問題を抱えた患者さんを多く見て
せわしすぎる現代社会で健康に活き活きと生きる術として
著者がまとめた哲学書という感じがする。

自分を振り返ったときに心しておきたい言葉が本書にはいくつかある。

「時間にケチな人ほど、時間に追いまくられる」
待ち合わせに必ず遅れてくる人は、約束の時間より早く着いたら損と考える人。
ギリギリに出発して遅れそうになると時間に追いまくられバタバタしてしまう。
時間にケチな人というのは、実は自分のためにも人のためにも
ゆったりとした時間を持たないケチな人でもあるとのこと。
・・・気をつけよう。
    
「浅い川はせわしなく流れて、深い川はゆっくり流れる」
川の流れを人間にうまく例えている。
浅薄な人は、一見活動的だが、ともすればセカセカと落ち着きがない。
人格に深みのある人は、態度も行動もゆったりしている。
せわしない行動やしぐさは、その人の身勝手さとかある種の攻撃性など
ネガティブな印象を周りの人に与えてしまう。
いっしょにいて落ち着くなと感じるのは、やっぱりゆったり余裕がある人だ。

「すぐに成長するより、少しずつ成長しよう」
著者曰、「人はゆっくりとしか成長しない。ここに人を育てることの難しさがある。」
わたしはこどもを育てたことはないし、部下を育てるような立場になったこともないのですが、いつかそのような機会が来たときのために覚えておきたい一言。

本書では全部で82の「ゆっくり力」のコツが紹介されています。
子育て、仕事、人間関係、生き方などいくつかの項目について
それぞれの考え方があるので、興味のあるところだけを読むのもあり。