松本さんの松本だより

松本市民となって、15年目。
すっかり「地域の人」を名乗りつつ、松本の風景をお伝えしています。

百人一首の季節

2010年11月21日 | 日記
寒くなって、日も短くなって、家にいる時間が長くなってきたら、
いよいよ百人一首の季節です。
毎年恒例(我が家は一昨年前よりデビュー)の窪田空穂記念館・生家での百人一首かるた教室がはじまりました。
第一回には、NHK地元放送局の取材もあったりしてお昼と夕方のニュースで放映されました。

集まったのは、まったくの初心者からうちのような常連さん。幼児さんから引率のおばあちゃんまで。
教えてくださるのは、もと高校の国語の先生や、現役の中学校の先生・地域の子ども育成会の役員さんたちです。

初めての子は五色かるた、少し慣れている子はちらし取り、常連さんは競技かるた形式で参加します。

私も、まずはちらし取りのグループで参戦。
ついつい手が動いてしまいますが
初めての方や、お子さんを相手に、なかなか本気モードで取れないのが辛いところです。
・・・いやいや、そもそも、小・中学生が対象の教室なので、本当は遠慮しなくてはいけないでしょう?
でも、でも、きっと回を重ねるごとに、子どもさんのほうが上達が早いので、
すぐにきっと、本気を出しても取れなくなってしまうことでしょう。。。

ちらしは苦手。どこにどの札があるか覚えられないから。
私も、もっとやりたいんですけど
どこか近くに、大人もできるかるたのクラブがないかしら・・・?
いっそのこと、自分で作ってしまおうかしら・・・?
一緒にやってくれる人はいるかしら・・・?


教室が終わったあと、時間があったので、記念館も見てきました。
文学のことは、正直あまりよくわからないので、ごめんなさい・・・

建物がステキだったのでご紹介です。
建築賞も受賞されているとかで、建物好きな人には是非訪れてみてもらいたいです。

窪田空穂記念館
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/tiiki/sisetu/hakubutukan/marugotohaku/kubota/intfo/index.html

TAK建築-窪田空穂記念館
空穂生家の伝統的な本棟造りと呼応する大屋根を持つ、空穂の人間像を現在に伝える木造の記念館。
生家と有機的に一体となった空間は、松本平の本来の環境をよみがえらせ、
「環境としての風景」を立ち現せることを意図している。
http://www.tak-archi.co.jp/hp_tak/archi/kku/kku_html/t1-kku.html

ラッピングバスの絵を描いたよ

2010年11月02日 | 日記
松本市で1日、人権問題を考えるきっかけにしてもらおうと、
松本市開智小学校の2年生111人が描いた絵を印刷したラッピングバスの運行が始まった。
家族や友達の顔、好きな動物や食べ物などが描かれたにぎやかな大型バスが同校を出発。
松本電鉄の路線バスとして来年3月末まで市内を走る。

出発式は小学校の校門を入ったロータリーで行われていました。

「人KEN まもるくん」「人KENあゆみちゃん」&えらそうなおじさんたちが来ていて

 ・来賓あいさつ
 ・記念品贈呈 (まもるくんとあゆみちゃんのぬいぐるみ)
 ・テープカット
 ・記念撮影 (まもるくんとあゆみちゃんもいっしょに)
 ・記念走行 (クラスごとに乗車してお城の周りをひとまわり)

地元ケーブルテレビの取材があったり
近くの幼稚園のお友だちがお散歩の途中でものめずらしそうに見物していたり
やじうまの保護者もチラリホラリ

あるぷちゃんじゃないの~?と子どもたちの声 (アルプちゃんは今日はお休みですゴメンネ)
自分の描いた絵はどこにあるかな? (よーく探してね)
バスはいつどこを走るの? (路線走ってたらゆっくり見れないね)

あったかい服装を準備して登校させたけど、お天気が良くてあたたかくてよかったね。

翌日には地元の新聞にも掲載されていました。

人権問題考えるきっかけに 松本でラッピングバス運行開始
http://www.shinmai.co.jp/news/20101102/KT101101GUI090003000022.htm

今日、駅前で見かけたバスは回送でした。
今度はどこで見れるかな。

ちなみに「人KEN まもるくん」「人KENあゆみちゃん」というのは、人権イメージキャラクターだそうです。
このイベントは、長野県の人権啓発活動の一環として開催されているもので、
長野市でも同様のイベントがおこなわれているようです。

そういえば、昨年は5年生が人権ポスターを描いて応募していたっけ。