激しく燃え盛る炎を背にした不動明王さまは 右手に降魔の剣を持ち 左手には縄を持っています。
右手の剣は 魔を撃退させ 人々の煩悩を断ち切る為の剣で
左手に巻きつけた縄は 悪を縛り上げ 煩悩から抜け出せない人々を 救い上げる為の縄です。
不動明王さまは さまざまな悪魔を退治し すべての人々に分け隔てなく、ご利益を与えて下さる神様です。
その信仰は古く 平安時代にはすでに 霊験あらたかな神様として 大変あつく信仰されていました。
不動明王様の炎は いかなる災いも滅する という意味もあります。
古代から人間にとって 火はとても大切なものでした。
私達の生活の中でも 火はなくてはならない物です。
だからこそ、感謝の気持ちを持たなければいけません。
いつも 守ってくださる神様に心から手を合わせ 感謝の心大切に・・・
合掌 栄久山妙善寺