法事の回忌について こんな質問がよくあります。
一周忌の法要の翌年が なぜ 三回忌なの?
6年目が なぜ 七回忌なの?
それは 法事の年数の数え方が 数え年だからです。
亡くなられた年を 1年 と数えるので
まる2年は 三回忌
まる6年は 七回忌の法要となります。
それならば まる1年は 二回忌ではなく なぜ 一周忌と呼ぶのでしょうか・・・
一周忌は 亡くなられた故人が 仏様となってから 初めて周ってくる 祥月命日忌の為 一周忌と呼ばれ 厳粛に法要を営みます。
それ以降は 数え年となり 三回忌 七回忌 ~ 五十回忌 と法事を致します。
そして 五十回忌は 故人として営む最後の法事となり
五十回忌を終えると 故人は 先祖代々の仏様の仲間入りとなり 故人の回忌供養としてではなく 先祖代々の供養となります。
いつも私達を 見守って下さっている ご先祖様に
“ありがとう” と感謝の気持ちを込めて 手を合わせてみてはいかがでしょうか。
ご先祖さまの 年回忌法要 大切に!!
合掌 栄久山 妙善寺