法事の回忌について こんな質問がよくあります。
一周忌の法要の翌年が なぜ 三回忌なの？
６年目が なぜ 七回忌なの？
それは 法事の年数の数え方が 数え年だからです。
亡くなられた年を １年 と数えるので
まる２年は 三回忌
まる６年は 七回忌の法要となります。
それならば まる１年は 二回忌ではなく なぜ 一周忌と呼ぶのでしょうか・・・
一周忌は 亡くなられた故人が 仏様となってから 初めて周ってくる 祥月命日忌の為 一周忌と呼ばれ 厳粛に法要を営みます。
それ以降は 数え年となり 三回忌 七回忌 ～ 五十回忌 と法事を致します。
そして 五十回忌は 故人として営む最後の法事となり
五十回忌を終えると 故人は 先祖代々の仏様の仲間入りとなり 故人の回忌供養としてではなく 先祖代々の供養となります。
いつも私達を 見守って下さっている ご先祖様に
“ありがとう” と感謝の気持ちを込めて 手を合わせてみてはいかがでしょうか。
ご先祖さまの 年回忌法要 大切に!!
合掌 栄久山 妙善寺
先日 叔母のお墓参りに行って来ました。
叔母は 私が子供の頃から本当によく可愛がってくれました。
墓前で手を合わせている時 突然 叔母の口癖を思い出しました。
「いいか 人生には 困ったことなど何もないんだよ。
だからどんなに辛い時でも
困ったなぁ～と考えたり 口に出しては いけないよ!!
そんな時こそ 僕は大丈夫 って口に出してごらん。
困った事は み～んな逃げていくから」
子供の頃は よく意味がわかりませんでしたが 今になると 本当に心にしみる言葉です。
実際に 叔母の言うとおり 人生は 困ったなぁ～ と悩むと 更に困った事がおき 楽しい事を考えていると 楽しい事が起きるものです。
災い転じて 福となす
「いいか 人生には 困った事など何もない・・・」
そんな叔母の口癖が いつしか私の口癖になりそうな・・・
合掌 栄久山 妙善寺
“丁か半か” “表か裏か” 賭けごとには 表と裏があります。
それと同じように 人生にも 表と裏があると言われています。
しかし 人生に 表と裏が本当にあるのでしょうか？
人には 優しい(表)の部分と 冷たい(裏)の部分が あると言われています。
表は神。 裏は悪。
それならば 表の神を 心に増やせば 悪はいなくなるのではないでしょうか。
表の心も 裏の心も自分自身ならば 表の心(神)を 大切にすれば 神が神を呼ぶはずです。
本当にそうだと 私は思います。
神も悪も あなたの心にいるはずです。
心の中の 悪を払って 神の心を増やせば 必ず 幸せになれるはずです。
泥水をすくったコップに 清らかな水(神の心)を たらし続ければ 泥水が時間をかけて やがて清らかな水になるように 必ず心は 清らかになり たくさんの幸福をもたらしてくれます。
もし 心にも表と裏 があるとしたら 清らかな心 素直な心で人生を歩きたいですね。
表の心 大切に・・・
合掌 栄久山 妙善寺
今日4月12日は 武田信玄公の 亡くなられた日です。
天正元年4月12日 甲斐国(山梨県甲府)に 帰国途中に 信州(長野県)で 亡くなられたと 伝えられています。
風林火山で有名な 武田信玄公ですが こんな名言も残しています。
いくら厳しい規則を作って 家臣に強制しても 大将がわがままな振る舞いをしていたのでは
規則など あってなきごとしである。
人に規則を守らせるには まず自身の言動を反省し 非があれば直ちに改める姿勢を 強く持たねばならない。
素晴らしい名言ですよね。
実にそのとおりだと思います。
全国の お父さ～ん。 お母さ～ん。 先生～。 社長さ～ん。 大丈夫ですか・・・
合掌 栄久山 妙善寺
子供達の間で人気の こびと図鑑知ってますか。
もちろん想像の世界の 夢のあるお話です。
先日 一生懸命に こびとを探している 子供をお寺の境内で見かけました。
思わず可愛いなぁ～と しばらく見ていると
草木の陰や 花のまわりを 真剣に探している姿に いつしか私も もしかしたら こびとが居るのかもと 思ってしまいました。
実は気が付いていないだけで 身の回りには 沢山のこびとが居るのかも知れません。
子供の時は 見えたのに 大人になると 何か大切なものを 忘れてきてしまって 見えなくなるのかも 知れませんね。
こびとなんて居るわけないと 目の前の事しか見れなくなってしまった現代の私達に
真っ直ぐな心で居れば 福の神が微笑み 幸福を授けてくれる そんな夢のある世界を 教えてくれているお話かもしれません。
無邪気だった子供の頃の様に 心を無にして こびと探しをしてみませんか?!
そ～っと 目を凝らして見たら
こびとが居るのかも知れません。
ほら あそこに・・・
合掌 栄久山 妙善寺
