未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

肘・膝

2015-12-01 01:48:07 | 稽古
尼崎東支部では今秋入会の方達が週三以上のモチベーションで頑張って参加されており、基本稽古からの流れも一通り分かって来た頃。

やはり初心で難しいのは腰の回転や体重移動ですかね。伝統空手をしていた私も難儀したものです。毎回膝が痛かったあの頃…

基本稽古でしっくり来ないなら別の動きで覚えて基本稽古に落とします。
どうすれば身体に馴染むかなと考えていたところ、肘打ちと膝蹴りが最適だろうなということで移動稽古以降は全て肘&膝。全身を使うので思った以上に疲れます。

肩と腰を余すことなく使う肘打ち、腰をグッと入れるロングの膝蹴り。随分体が解れたように見えました。
あとは体が流れないラインを見極めつつその動きに肘から先、膝から先を加えると色々な突き蹴りに成っていきます。

手先足先に目も意識も向かいがちですが胴体を使えてこその手足、幹あっての枝葉です。

幹は本質、枝葉が個性ってところでしょうか。そう考えると個人個人で色んな技を繰り出し競っておりますが、枝葉を気にせず幹に着目していくと受けの技術の深い所へ行くのかもしれません。




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