気ままに

吉田雅夫のブログです。染色・版画・料理・パソコンなど、気ままに記録しています。

熱した油をかけて「 油淋鶏」を作りました

2013年10月14日 | マイ レシピ

油淋鶏は、鶏の唐揚に甘酢ソースをかけたものが多いのでないでしょうか。
油淋鶏は、元々は鶏一羽を吊るして油をかけて料理すると言われていますが、油をかけただけではなかなか中まで火か通らないと思います。茹でておいて仕上げに油をかけて作ったのではないかと(根拠もないのですが)思い、試してみました。

鶏もも肉です。


湯に、鶏ガラスープの素、ねぎ、生姜を入れ、沸騰させます。鶏肉を入れ、蓋をして弱火で1分煮ます。火から下し、冷めない様にタオルをかけ30分置きます。
とりだして、醤油、料理酒、ニンニク、生姜、唐辛子のタレに漬け込みます。
茹で汁は野菜スープにします。


油淋の1時間位前に取り出し、キッチンペーパーで水分を拭き取り、冷蔵庫で乾燥させます。

中華鍋に、とんかつ用飾り網を針金で吊るし、この上に鶏肉を置き、熱した油をかけます。



完成です。


これだけでも、味がついて美味しいのですが、 油淋鶏は、甘酢ソースが特徴です。
ネギのみじん切り、生姜の擂り下ろし、醤油:リンゴ酢=3:1に、少量のごま油を落としました。甘酢と言いながら、甘いのは苦手で、砂糖は使っていません。


柔らかく、しっとりとした食感がいいです。日式油淋鶏もいいですが、油淋鶏はこのようかなと思いながら食するのも楽しいです。