先日、涙なしには歌えないリヒャルト・シュトラウスの歌曲「万霊節」について、日記を書きましたが。
↓ これ
http://www.nakagawa-miwa.com/blog/2009/01/post-20.html
その日記の続きというか、後日譚になります・・・いえ、別に続きを書くつもりはさらさらなかったんですけれども。
もう先週の事になりますか。
コレぺティの先生の所に、その「万霊節」をみていただこうと意気揚揚とレッスンに行きました。
そして、そりゃああああ~もーう、涙こらえつつ、思い入れたっぷりに歌ったんですが。
私が歌い終わると、先生がニヤニヤしながら、きいてきました。
「ねえ、これどういう内容か知ってる?」
知ってますとも!当然でしょう
素敵ですよね~え、と、内容をざっと話したら、
「ふっ。 だまされてる。」 と先生、さらにニヤニヤしながら。
・・・は?
「これはね、恋人が死んだんじゃあないの!」
・・・えっ? でもでも、万霊節って、死んだ人を思う行事で・・・
「死んだんじゃなくて、別れちゃったの。だからもう今はそばにいなくて、だから、主人公にとっては、恋人が死んだのと同じようなことなの。」
・・・・・は・・・・・・?
「だからね、別れた恋人のことを思いながら、今年は1人で万霊節の支度してるの。去年の万霊節は2人でやったのね。ほら、日本だってさ、家族に死んだ人いなくても、お盆をしたりするでしょ?あれと同じ。で、万霊節は今年も来年もまたくるでしょ?だから万霊節みたいに、彼女もまた戻っておいでー、っていうニュアンスなんだよ。」
・・・・・・うっそーん・・・・・・
「まー、だからたとえて言うなら、今は自分1人しかいないのにね。別れた恋人との記念日に、彼女の好物だったカレーを作って、食卓に2人分の準備して、記念日の思い出にひたって。僕のところに戻ってきてよー、って泣いてる。そんな感じかなあ...」
・・・さ、さびしい・・・・さびしすぎる・・・・ていうか、むしろイタいんですけど、そのひと・・・
「うん。シュトラウスは自分の音楽を引き立たせるために、わざと、こういうどうでもいいような内容の詩に音楽をつけることが多かったんだよ。『四つの最後の歌』とかはそうじゃないけどさ。」
ああ、そういえば「ナクソス島のアリアドネ」の台本なんて、だから何・・・?ていう話ですもんね、まあそこが良いんですけど・・・
ああ、でもでも。私は、「こういうどうでもいいような」万霊節の詩に、何度涙したことか...
・・・・・・シュトラウスにだまされた・・・・・・・・orz
いや、私が歌をちゃんと読み込んでなかったからでしょうけどね、でもでも!だまされたー・・・
先生にはニヤニヤされっぱなしでした・・・
おかげで、本番には泣かずに歌えそうです
というわけで、そのリヒャルト・シュトラウスの『万霊節』(と、『献呈』)の2曲だけですが、この演奏会の詳細のご案内は、
♪【 ここをクリック 】 ♪
です。
入場整理券(無料)の申込み締め切りが、2月13日必着!ですので、お申込みは、お早めに~
↓ これ
http://www.nakagawa-miwa.com/blog/2009/01/post-20.html
その日記の続きというか、後日譚になります・・・いえ、別に続きを書くつもりはさらさらなかったんですけれども。
もう先週の事になりますか。
コレぺティの先生の所に、その「万霊節」をみていただこうと意気揚揚とレッスンに行きました。
そして、そりゃああああ~もーう、涙こらえつつ、思い入れたっぷりに歌ったんですが。
私が歌い終わると、先生がニヤニヤしながら、きいてきました。
「ねえ、これどういう内容か知ってる?」
知ってますとも!当然でしょう
素敵ですよね~え、と、内容をざっと話したら、
「ふっ。 だまされてる。」 と先生、さらにニヤニヤしながら。
・・・は?
「これはね、恋人が死んだんじゃあないの!」
・・・えっ? でもでも、万霊節って、死んだ人を思う行事で・・・
「死んだんじゃなくて、別れちゃったの。だからもう今はそばにいなくて、だから、主人公にとっては、恋人が死んだのと同じようなことなの。」
・・・・・は・・・・・・?
「だからね、別れた恋人のことを思いながら、今年は1人で万霊節の支度してるの。去年の万霊節は2人でやったのね。ほら、日本だってさ、家族に死んだ人いなくても、お盆をしたりするでしょ?あれと同じ。で、万霊節は今年も来年もまたくるでしょ?だから万霊節みたいに、彼女もまた戻っておいでー、っていうニュアンスなんだよ。」
・・・・・・うっそーん・・・・・・
「まー、だからたとえて言うなら、今は自分1人しかいないのにね。別れた恋人との記念日に、彼女の好物だったカレーを作って、食卓に2人分の準備して、記念日の思い出にひたって。僕のところに戻ってきてよー、って泣いてる。そんな感じかなあ...」
・・・さ、さびしい・・・・さびしすぎる・・・・ていうか、むしろイタいんですけど、そのひと・・・
「うん。シュトラウスは自分の音楽を引き立たせるために、わざと、こういうどうでもいいような内容の詩に音楽をつけることが多かったんだよ。『四つの最後の歌』とかはそうじゃないけどさ。」
ああ、そういえば「ナクソス島のアリアドネ」の台本なんて、だから何・・・?ていう話ですもんね、まあそこが良いんですけど・・・
ああ、でもでも。私は、「こういうどうでもいいような」万霊節の詩に、何度涙したことか...
・・・・・・シュトラウスにだまされた・・・・・・・・orz
いや、私が歌をちゃんと読み込んでなかったからでしょうけどね、でもでも!だまされたー・・・
先生にはニヤニヤされっぱなしでした・・・
おかげで、本番には泣かずに歌えそうです
というわけで、そのリヒャルト・シュトラウスの『万霊節』(と、『献呈』)の2曲だけですが、この演奏会の詳細のご案内は、
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入場整理券(無料)の申込み締め切りが、2月13日必着!ですので、お申込みは、お早めに~