令和3年7月12日(月曜日)
8歳の誕生日後、初登校の三男・良三朗を送り出し、各種連絡・調整の後、市議会に登庁。
教育福祉委員会協議会に出席しました。
今日は、委員会が所管する各事務事業に関する勉強会という名目で開催され、「国民健康保険事業」、「障がい福祉制度」、「上・中津江地区公共福祉施設整備」の3項目について、担当課からレクチャーを受け、質疑応答を行いました。午前10時から、昼の休憩を挟み、午後3時近くまで。久しぶりに、弁当を持参しました。
このうち、国保と障がい福祉については、制度を学ぶものです。上・中津江の件は、3月議会での予算の減額修正後、委員会構成後の勉強会、6月議会の委員会審査で報告を受けたものの、執行部の地域への説明方針や市内部の協議状況など、不明確な点が多いため、勉強会の項目として、私が提案し、賛同を得たものです。
3月議会。
私は、地域の意見集約、合意形成ができていない事業であることを確認したため、いったんゼロベースに戻し、改めて予算案を議会に提出すべきとの立場で、全額減額修正に賛同しました。しかし、議会の過半数は、一部減額修正という結論でした(6月議会と案件は異なりますが、同じような事案だと思います)。
【3月議会での私の討論】
一部減額は、結果として、事業実施を容認するのと同じことと考えました。それでは、地域の合意がないままの事業を議会が認めることになる。議会として、事業実施にゴーサインを出すのか、待ったをかけるのかが曖昧。だから、一部減額には、賛成しませんでした。
明日は中津江地区の代表者会議、8月には上津江地区の住民説明会が予定されています。
今日の質疑を通して、執行部には、なぜ3月議会の予算審議があれほど荒れたのか、そして、あれから3か月以上が経過した今も、ゴタゴタした感じがなぜ続いているのかを、もっと謙虚に、丁寧に掘り下げてほしいと思います。そこを腹に据えて、地域住民の皆さんと対話してほしいと思います。
いかに、市の責任で行う事業であっても、地域住民の一定程度の理解と合意は必要だと思いますし、そのための丁寧な手順を踏んでこその議会への提案であるべきだと思います。
どこかのタイミングで、3月に減額修正した中津江ホールの解体工事設計委託料の再提案が行われそうです。
昨年9月と12月議会で連続減額修正とした市役所1階フロア階段撤去問題は、市庁舎の財産管理として取り扱えましたが、3月議会の上・中津江の高齢者福祉施設、6月議会の天ヶ瀬温泉街の復興プロジェクトは、市の提案方法の不味さにより、議会の意思が割れ、地域にお住まいの皆様のお気持ちにも影響した案件です(議会の賛否が割れるのが、政治的な思惑ではなく、健全な議論の結果であれば問題ないと考えますが…)
私も議員として、議案審査を、謙虚に丁寧に行いますので、市長はじめ執行部には、謙虚に、丁寧に手順を踏んだ議案提出をお願いしたいと思います。それこそが、私の質問に対して、市長が答弁した「ガチできっちりやったほうがいいよね」の最低限の前提条件です。
何が言いたいのか、よくわからない報告となりましたが、今日の質疑をそのまま列記するのではなく、それを踏まえての私の雑感といたします。