チチから離れて 他のパーティーと一緒に登る第2弾は 金剛山になりました
顔なじみのない人たちの、私を含めるて
年齢差のある16名のパーティーの出来上がりです
熟練者が半数いらっしゃる中で、自分が どこまでついて登れるかが不安です
河内長野駅で待ち合わせをします
大体、いつもは車で移動する私は
電車の乗り方一つに不安を覚えます
町中での遭難
駅での遭難
お山に行く前にいくつもの問題を抱えてしまっています
なんとか無事に合流で来て ほっとします しかし、
おひとりおひとりの顔を見ても
なかなか覚えられるものではなく、人見知りの激しい性格もあり
少し距離を置いての参加となってしまいます
そんな中でも 定時刻にはバスは発進され
私の不安ともども 目的の停留所へと容赦なく向かいます
9:17 金剛山登山口バス停より 千早登山口への林道
いつもは、チチと二人で登る金剛山
見知らぬ人たちの中に居るためでしょうか
重い空気と 湿気の多い空気が絡み
普段と違う金剛山を感じます
踏み出す一歩も なぜか重い感じがします
それでも、集団の中の一人
ついて登らねばなりません…
金剛登山口より中に入り
千早登山口方面に向かいます
昨日の雨で道は乾かぬままに延びています
舗装された坂道の林道をゆっくり登りますが
意外にペースは速いです…
初っ端からこのスピード…?不安は一層強くなります
それでもついて行かねばならないと…自分の体力と相談しながら
後ろの方の位置を確保しながら登ります
9:24
舗装された林道から山道へと入って行きます
9:25
昨日の雨の強さを物語る様に
濡れた道と山肌が 湿気を帯びて 少々くらい雰囲気で迎えます
水分を多く含んだ空気は重く 冷たいまま絡んできます
それでも、すでに体からは汗が噴き出てきており
よく見ると、身体から湯気がにわかに出始めています
10:13
急な登りも尾根に出るまで…
そう思いながらも 伸びる植林の道は 整列とした樹林の間に
厳しくも角度を作って迎え入れ
景色を見るよりも
地面と会話しながらの登りとなります
途中で清水を頂き
そのまろやかな優しい味に慰められましたが
再び 地面とにらめっこの登りに喘ぎます
10:23
笹の茂る急な道も
油断をすると滑りやすい
時期はずれての 田植えでもしているようなそんな感じの道を
どんどん進んでいきます
途中 残雪の氷が路面を多い
滑りやすい所もあります
まだ、冬の落とし物があちらこちらに残っているのでしょう…
日の当たらない道には それがまだ残っています
用心は常に持ち合わせておかなければなりません
10:35 金剛山山頂
白いガスに覆われた山頂です
氷の残る部分と
雨で緩み人の足で耕された泥濘が迎え入れてくれますが
雨が落ちていないだけ救いなのでしょう
山頂で記念撮影を終えてすぐに
少し下ったところでトイレ休憩をします
じっとしていると まだ寒さが体にまとわりついて
火照った体もすぐに冷えてきます
少し口にものを入れて、休憩を取ったら
出発します
再び長い行列を作って移動開始です
11:13 ちはや園地広場
ここも、湿気の多い、陰気な空気が垂れ下がっていますが
数名の登山客が各々に休憩をしております
その中に混じって、一気ににぎわうは わがパーティーでしょうか…
お山で18名の団体は目を惹きます
私は、少し離れて一人でゆっくりと水分補給をしながら
疲れた体を休めます
「ここからは 緩やかですか?」
「いや ここから本番かな 少しのアップダウンあるよ」
「いや ここから本番かな 少しのアップダウンあるよ」
会話が耳に届きます
まだまだ、歩かねばならないようです
南尾根経由の 紀見峠までのルートですから…
一気の登り 疲れながらも
身体が軽く感じるのは、調子がいいのでしょう
後半に体が軽くなるのは、調子のいい時ですから…
下りは一気に帰れそう…かも…
リーダーの声がかかります
出発です!
ダイヤモンドトレールの一部を
堪能しましょうか…
腰を上げて出発準備をします
白い靄の中…行く手の道だけは
はっきりと示し どうぞ どうぞ と勧めてくれます
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます