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夏の衣替えの金剛山でみた 貧乏草 ハルジオン

2015年05月28日 | 初夏のお花

ハルジオン(春紫苑)  別名:ハルジョオン(春女苑) 貧乏草
キク科ムカシヨモギ属


4月5月になると
あちらこちらで見られるキク科のお花
見分けは難しいように思います

キク科のお花も お花だけでは見分けがつきにくいものが多いです

ハルジオン
春に咲く紫苑の花からついたお名前

ハルジオンは
刷毛のような花で
柔らかく淑やかな
春を感じさせるお花のように思います

だけど、なぜ貧乏草とも呼ばれるのでしょうか…?

きれいに手入れをされた庭には生えないで 
手入れの行き届かない貧乏な人の周囲に生えているから 貧乏草

それはお花を買えない人にも
花を楽しませてあげる優しさからなのでしょうか?


また、子どもたちの間では、ハルジオンの花を指ではじいて飛ばして、
当たった人が貧乏になる、という遊びがあるようですが そこから 貧乏草


何においても、貧乏草と呼ばれるには
あまりにもかわいすぎるお花のように思いますが…








ハルジオンに似たお花にヒメジョオンがあります
見分け方が難しいのですが それぞれの特徴を見てみましょう…



ハルジオン(春紫苑)は…

背は低くめで、花は大きくて 花の数は少なく、花期まで根生葉が残ります
蕾は下を向いて 恥ずかしげに項垂れているようです
葉っぱは茎を抱くような形で伸び、その茎は中が空洞です
白っぽい花は刷毛のように細く 柔らか目です

花は ヒメジョオンに比べると 1ヶ月ほど早い 4月~5月の時期に咲きます
そして、蕾が項垂れる姿が 全体に曲線のイメージで柔らかな感じがします
   

ハルジオンの茎を折ってみたり切ってみればわかりますが
切るとなるとかわいそうな気がします

私は茎を少しつまんでみます
空洞の感触が伝わります
今回のお花も 空洞の感触があり
糸のような花びらに…5月という事もあり
ハルジオンと思いました


花言葉…追想の愛



  
ヒメジョオン(姫女苑)は…

背が高く、花は小さく 花の数は多いです、根本がすっきりしている感じがします
つぼみは上向きのことが多く 姫といわれるだけに 凛としているのでしょうか?
花弁はよく見ると ハルジオンより少しだけ太めで
花びらといった感じで 張りがある様に思います
葉っぱは茎からストレートに伸びて まっすぐな強い精神を感じさせます
その茎には髄という部分が 綿のようなもので詰まっています

花は、ハルジオンより約1か月後に咲き始めます(5月~6月の時期)
真っ直ぐ立ち上がる茎の姿から、直線的な印象と、姫様のような
勝気なイメージも感じます


花言葉…素朴で清楚




ハルジオンは大正時代に入ってきた 外来種です
種子で増えるヒメジョオンに対して、ハルジオンは多年草で根茎でも増えるそうです
なので、抜き取りだけでは根絶は困難な植物のようです

貧乏草=雑草の強さを この花は持っているのでしょうか…

ヒメジョオンが貴族なら
ハルジオンは庶民…?

では、底力は? ハルジオンの方がかもしれません








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