2016年3月13日(日)鞍掛橋発・茶野~御池岳
「鈴鹿北端のお山 2 茶野までのマイナールートは…」 からの続きです
今回のルートコースはこちらをご参照ください→ 鈴鹿北端のお山1
今回の本命とも言える茶野を登り終えて
これからは 尾根道を南東方向に進んで 鈴ヶ岳へと向かいます
そう言えば
茶野から桜峠への下りで 登ってこられる 一人の登山者に出合います
「ひゃ~ こんなところで人に会うなんて!」
驚いたようにこちらを見る男性は
「あんたら ただもじゃ~ないわ! こんなところに来るなんて!」
いえいえ…それはお互い様というもので…σ(^^;
確かに 茶野はマイナーなお山で
訪れる人も少ない様です
物好きしか来ないかも…そういっていたチチは
人に出会うなんて思ってもいなかったようです
それだけに、仲間を得た様な喜びでしょうか
交わす会話も弾みます♪
きっとその会話は、この静かな空気を割って
響き渡っていた事でしょう
鈴ヶ岳への道は
稜線沿いの小さなアップダウンを重ねて登る
尾根歩き…
何よりも、人の踏み跡がしっかりとしております
取り付きの登りに比べると
本当に天国の様です
ただ…足元が…
時々ズルッと滑る事が…
ただ この時はまだ…こんなものかと
然程気にも留めていませんでした
後に この ズルッと滑るものが
些か…脅威になるとは…
そんな事を感じさせない 穏やかな道がつづきます
お天気は悪くなるのか?良くなるのか?
時折 お日様が尾根道を照らしますが
空には相変わらず 灰色の雲が蔓延ったままです…
鈴ヶ岳1と表したレスキューポイント
こうしたレスキューポイントも目印の一つです
この辺りから次第に空気が冷たくなっていく様な…
所々 残雪が目立ち始めます
ふっくらした涸れ苔の絨毯
それが今日は妙に温かい色合いに感じ
枯れ木の根元を包んでいるように見えます
倒木の芸術的なトンネル
この間を潜って行きます
コケコケなごろ地帯
石灰岩と苔のコラボは渋くまとまっています♪
レスキューポイント2
このレスキューポイント2地点を確認したら
もう 眼の前が鈴ヶ岳山頂です
鈴ヶ岳 1130m
この平坦で灌木に覆われたお山が鈴ヶ岳です
その灌木の織りなす姿は
自然の厳しさとそれに耐える力が表しているのでしょう…
そして苔むす岩の間から
黄色い天使 福寿草が迎えてくれます
少し時期が早かったのでしょうか
群生というより
小さな塊が地面にポツリポツリと咲いていました
福寿草のお花を見ながら 食事休憩をします
福寿草のお花は
無垢な幼子の様な愛らしい姿で 身を寄せ合う様に
ひっそりと咲いておりました
瑞々しくも初々しい姿を惜しみながら
鈴ヶ岳を後にして御池岳へと進むことにします
さて…一見歩きやすそうな 鈴ヶ岳の下り道…
急な斜面で 緩んだ地面が よく滑ります
見た目と違うのは
地面の下の霜が融け始めた事に誘因がありそう…
ここは慎重に下っていかなければ スッテンコロリとなりそうです
レスキューポイント 鈴ヶ岳3
ヒルコバ
広い峠に出ます
以前はここにヒルコバと書かれた標識があったのですが
何処を探しても見当たりません…
どうしたのでしょう?
所で ここもまた、迷いやすい所でもあります
以前 逆コースで御池岳と鈴ヶ岳を縦走した時
急がば回れ…を 実感した事を思い出します
その時は、アップダウンを避けようと
ここからトラバース気味のルートを選び
おまけに、福寿草に見惚れている間に
ルートを外れて歩いたのを思い出します
道らしき道の無い所です
一歩外れると 迷うツボに嵌ってしまいます
地図必須 読図力必須
穏やかなお山は 一つ谷を間違えると 難所と化します
今回は 素直に
尾根道を登って行く事にしました
暫し急な緩んだ道を登ります
足跡の少ない神秘な装い
時が止まっているかの様に感じます
??? テープが…
テープが囲むように張られております
どうしたのでしょう…
覗いてみます…と
ありゃ…!
ぽっかり空いた 落とし穴…
これって…積雪時期だと どうなるのかしら?
通り過ぎながら…ふと…
落とし穴に落ちて 雪の中で もがく自分を想像して
身震い一つしてしまいました
次第に樹林帯から解放されていきます
まだらな灌木と 赤茶けた苔の絨毯
時折射す日差しを 求めるかの様に延びる青い苔
たおやかな尾根道に そよぐ風の優しさが
解放感この上なく 展望を満喫しながら歩きます
そしてもうすぐそこは…
鈴北岳 1182m
360度の展望を広げて 迎えてくれます
今日はすっきりとしないお空が広がりますが
風が優しく穏やかである事が救いとなります
茶野の頭の向こうに琵琶湖が見えます
遮るものの無い 広い尾根に立つと
ここが1000m級のお山のテッペンだと云う事を忘れそうです
ここは頂であって 分岐点でもあります
帰りはここから鞍掛峠へと下ります
しかしまずは御池岳に向かう為
ここからテーブルランドに入って行きます
松の向こうは御池岳?
松の木を右に下ると いよいよ 日本庭園に入ります
今はまだ茶けた色の庭園も
季節が過ぎれば、見事な緑の絨毯に包まれ
広い緑の園に変わります
今は この時期ならではの 錆びた色の渋い日本庭園を
ゆっくり味わう事にしましょう
所々に カルスト地帯の特徴が出てきます
元池への分岐 元池へは右へ
庭園のY字路は左の道なりに進みます
苔のもふもふ感が何とも言えません
そんな広い庭園をしばらく歩いていきます
所々窪みに残雪がしっかりと残されております
カルスト地帯の特徴としてのドリーネに雪が残り
それがまだら模様となって
この季節ならではの庭園の姿が見られます…
真の谷分岐
分岐が現れ この分岐を右に進みます
分岐の辺りから ロープが張られています
以前はこのようなロープはありませんでしたが…
確かに 分かりにくい感じの道だった様な…
そんな記憶が蘇ってきます
だけど…道は こんなに ジュクジュク ドロドロ…だったでしょうか?
ここから 残雪が多くなります
残雪の上を歩かなければならない所も 数か所あります
だけど、残雪の上を歩く以上に
泥沼の道の方が歩きにくく よく滑ります
いよいよ本性を表してきた 鈴鹿のお山の泥の洗礼
雪解けの道は 足を引っ張るほどに 絡んできます
ロープを張られた道
このロープも記憶にはありません…
これは よく滑る道を
避けて歩かないようにしているのでしょうか…?
ロープ以外の所に 足跡がありますが
避けて通っても何処もきっと同じで 滑る泥道でしょう
見た目以上に 悪路になりつつあります
御池岳 1247m
そんな悪路を登って
岩が目立ち出すと そこは御池岳です
御池岳の山頂は カルスト地帯の集大成の様です
ここで、休憩を取るかどうするか…少し考えます
御池と言えばボタンブチとワンセットの感じがあります
それでは ボタンブチまで行かなければなりません
体力はまだ残っています
なので 水補給をしたらすぐに出発する事にします♪
一旦灌木の樹林の間を抜けると
再び草原の様な稜線に出ます
今回は丸岳は行かずに 分岐を右に下ってボタンブチへと進みます
ボタンブチ
ボタンブチの隣りにある天狗岩にも 立寄ります
天狗岩?
ハッキリとした名前は知りませんが
何気に天狗岩とおぼえております
それで間違いないのか…判りません
御存じの方がおられましたら 教えて頂けると嬉しく思います
天狗岩…
私的にはガメラが這い出ているように見えます
その 私的なガメラの頭?は
T字尾根と鈴鹿山脈を黙って見つめています…
私も 一緒に鈴鹿のお山を眺めて 別れを告げます
そして、再び 御池岳へと周回するように戻ります
御池岳
今度こそ休憩です♪
汚れた足を投げ出して
漸く休憩を取る事にします
お空は気まぐれ 晴れたり 曇ったり
雨が落ちてこないだけ 感謝♪感謝♪です
再び 日本庭園を通って鈴北岳に戻ります
途中の池は凍っています
まだまだ沙憂いはずです しかし…
この時期 池に下りてみる勇気はありません
再びお空は灰色に…
どんより曇って今にも雨が落ちてきそう…
急げ 急げと 鈴北岳に向かいます
鈴北岳に着いたら 休まずそのまま 下って行きます
鈴北岳からは 鞍掛峠方面へと下ります
たおやかな 草原の様な尾根
道はズルズル…滑ります
樹林帯の中に入ります
霜は消えてなくなっておりますが
緩くなった土が 足に絡みやすくなっています
靴底に土が絡んでくっついて
上げ底状態になっていきます
踏み出す足が重たく 良く滑ります
用心!用心!
緩んだ道は 急な下り坂となって続きます
時々樹林が開け 三重県側の展望が望めます
それもつかの間 必死の下りに 汗だくだく!
展望を味わう暇も転ばないように
足に力を入れて 下って行きます
乙1鉄塔
乙1の鉄塔を直進すると鞍掛峠に向かいます
しかし鞍掛峠ではなく 鞍掛橋に行かなければなりません
ここで Uターン気味に左の鉄塔の隅から延びる 踏み跡を見つけます
地図で確認をして この踏み跡を下って行く事にします
薄いですが 踏み跡はあります
樹林帯の中の斜面を下って行きます
鉄塔巡視道
関電の管理道にでると 少しほっとした気持ちになります
乙2鉄塔
乙2の鉄塔で 踏み跡が分かれて見られます
少し進むと道が判りにくくなり一旦戻ります
踏み跡は幾つもありますが
道としては分かりにくい状態です
右側の踏み跡を偵察に行ってみます
少し登り返す形になりますが、その先の谷の様子を見て
チチが引き返してきます
再び鉄塔の下に戻って今度は
左側の薄い踏み跡を辿ってみます
ジグザグの急な細道は次第にはっきりとした踏み跡になります
途中で 標布を発見します!
伐採されて見晴らしが良くなりますが
再び道が消えます
地図を出して確認しながら踏み跡と標布を探します
国道306号線が見えます
その向こうに 駐車している車が 小さく見えます
降りる所はそこに見えますが
まだ…遠いです
開けた所から 向こうに見える谷を見ながら
いくつか連なる鉄塔を確認して
向こうにも道があるようだ…
もう少し向こうに行っても良かったのかも…
だけど、この道も間違いなく登山道…
チチがボソッとつぶやきます
複雑に絡む谷や尾根
判りにくいものの 方向さえ間違わなければ大丈夫…
そう 心の中で呟きます
それにしても…
今回は山に入るための気にもしなくなった基本を
嫌というほど 思い起こさせられました
迷いながらも しっかりと道を見つけて下って行きます
下ってきた斜面を振り返ります
こうしてみても 道は分かりにくいです
樹林は何事も無かったかの様に 静かに佇んでおります
谷にでて 堰堤が見えます
ここで漸く 下り終えた事を知ります
堰堤を越えて 林道終点に着きます
昔は ここから鞍陰峠へ向かっていたのでしょう
荒れた林道を進み 橋を渡って登山口に出ます
眼の前に国道が見えます
舗装した道路に出ると 安堵します
静かな時が流れ 今日のお山とお別れです
「鈴鹿北端のお山 2 茶野までのマイナールートは…」 からの続きです
今回のルートコースはこちらをご参照ください→ 鈴鹿北端のお山1
今回の本命とも言える茶野を登り終えて
これからは 尾根道を南東方向に進んで 鈴ヶ岳へと向かいます
そう言えば
茶野から桜峠への下りで 登ってこられる 一人の登山者に出合います
「ひゃ~ こんなところで人に会うなんて!」
驚いたようにこちらを見る男性は
「あんたら ただもじゃ~ないわ! こんなところに来るなんて!」
いえいえ…それはお互い様というもので…σ(^^;
確かに 茶野はマイナーなお山で
訪れる人も少ない様です
物好きしか来ないかも…そういっていたチチは
人に出会うなんて思ってもいなかったようです
それだけに、仲間を得た様な喜びでしょうか
交わす会話も弾みます♪
きっとその会話は、この静かな空気を割って
響き渡っていた事でしょう
鈴ヶ岳への道は
稜線沿いの小さなアップダウンを重ねて登る
尾根歩き…
何よりも、人の踏み跡がしっかりとしております
取り付きの登りに比べると
本当に天国の様です
ただ…足元が…
時々ズルッと滑る事が…
ただ この時はまだ…こんなものかと
然程気にも留めていませんでした
後に この ズルッと滑るものが
些か…脅威になるとは…
そんな事を感じさせない 穏やかな道がつづきます
お天気は悪くなるのか?良くなるのか?
時折 お日様が尾根道を照らしますが
空には相変わらず 灰色の雲が蔓延ったままです…
鈴ヶ岳1と表したレスキューポイント
こうしたレスキューポイントも目印の一つです
この辺りから次第に空気が冷たくなっていく様な…
所々 残雪が目立ち始めます
ふっくらした涸れ苔の絨毯
それが今日は妙に温かい色合いに感じ
枯れ木の根元を包んでいるように見えます
倒木の芸術的なトンネル
この間を潜って行きます
コケコケなごろ地帯
石灰岩と苔のコラボは渋くまとまっています♪
レスキューポイント2
このレスキューポイント2地点を確認したら
もう 眼の前が鈴ヶ岳山頂です
鈴ヶ岳 1130m
この平坦で灌木に覆われたお山が鈴ヶ岳です
その灌木の織りなす姿は
自然の厳しさとそれに耐える力が表しているのでしょう…
そして苔むす岩の間から
黄色い天使 福寿草が迎えてくれます
少し時期が早かったのでしょうか
群生というより
小さな塊が地面にポツリポツリと咲いていました
福寿草のお花を見ながら 食事休憩をします
福寿草のお花は
無垢な幼子の様な愛らしい姿で 身を寄せ合う様に
ひっそりと咲いておりました
瑞々しくも初々しい姿を惜しみながら
鈴ヶ岳を後にして御池岳へと進むことにします
さて…一見歩きやすそうな 鈴ヶ岳の下り道…
急な斜面で 緩んだ地面が よく滑ります
見た目と違うのは
地面の下の霜が融け始めた事に誘因がありそう…
ここは慎重に下っていかなければ スッテンコロリとなりそうです
レスキューポイント 鈴ヶ岳3
ヒルコバ
広い峠に出ます
以前はここにヒルコバと書かれた標識があったのですが
何処を探しても見当たりません…
どうしたのでしょう?
所で ここもまた、迷いやすい所でもあります
以前 逆コースで御池岳と鈴ヶ岳を縦走した時
急がば回れ…を 実感した事を思い出します
その時は、アップダウンを避けようと
ここからトラバース気味のルートを選び
おまけに、福寿草に見惚れている間に
ルートを外れて歩いたのを思い出します
道らしき道の無い所です
一歩外れると 迷うツボに嵌ってしまいます
地図必須 読図力必須
穏やかなお山は 一つ谷を間違えると 難所と化します
今回は 素直に
尾根道を登って行く事にしました
暫し急な緩んだ道を登ります
足跡の少ない神秘な装い
時が止まっているかの様に感じます
??? テープが…
テープが囲むように張られております
どうしたのでしょう…
覗いてみます…と
ありゃ…!
ぽっかり空いた 落とし穴…
これって…積雪時期だと どうなるのかしら?
通り過ぎながら…ふと…
落とし穴に落ちて 雪の中で もがく自分を想像して
身震い一つしてしまいました
次第に樹林帯から解放されていきます
まだらな灌木と 赤茶けた苔の絨毯
時折射す日差しを 求めるかの様に延びる青い苔
たおやかな尾根道に そよぐ風の優しさが
解放感この上なく 展望を満喫しながら歩きます
そしてもうすぐそこは…
鈴北岳 1182m
360度の展望を広げて 迎えてくれます
今日はすっきりとしないお空が広がりますが
風が優しく穏やかである事が救いとなります
茶野の頭の向こうに琵琶湖が見えます
遮るものの無い 広い尾根に立つと
ここが1000m級のお山のテッペンだと云う事を忘れそうです
ここは頂であって 分岐点でもあります
帰りはここから鞍掛峠へと下ります
しかしまずは御池岳に向かう為
ここからテーブルランドに入って行きます
松の向こうは御池岳?
松の木を右に下ると いよいよ 日本庭園に入ります
今はまだ茶けた色の庭園も
季節が過ぎれば、見事な緑の絨毯に包まれ
広い緑の園に変わります
今は この時期ならではの 錆びた色の渋い日本庭園を
ゆっくり味わう事にしましょう
所々に カルスト地帯の特徴が出てきます
元池への分岐 元池へは右へ
庭園のY字路は左の道なりに進みます
苔のもふもふ感が何とも言えません
そんな広い庭園をしばらく歩いていきます
所々窪みに残雪がしっかりと残されております
カルスト地帯の特徴としてのドリーネに雪が残り
それがまだら模様となって
この季節ならではの庭園の姿が見られます…
真の谷分岐
分岐が現れ この分岐を右に進みます
分岐の辺りから ロープが張られています
以前はこのようなロープはありませんでしたが…
確かに 分かりにくい感じの道だった様な…
そんな記憶が蘇ってきます
だけど…道は こんなに ジュクジュク ドロドロ…だったでしょうか?
ここから 残雪が多くなります
残雪の上を歩かなければならない所も 数か所あります
だけど、残雪の上を歩く以上に
泥沼の道の方が歩きにくく よく滑ります
いよいよ本性を表してきた 鈴鹿のお山の泥の洗礼
雪解けの道は 足を引っ張るほどに 絡んできます
ロープを張られた道
このロープも記憶にはありません…
これは よく滑る道を
避けて歩かないようにしているのでしょうか…?
ロープ以外の所に 足跡がありますが
避けて通っても何処もきっと同じで 滑る泥道でしょう
見た目以上に 悪路になりつつあります
御池岳 1247m
そんな悪路を登って
岩が目立ち出すと そこは御池岳です
御池岳の山頂は カルスト地帯の集大成の様です
ここで、休憩を取るかどうするか…少し考えます
御池と言えばボタンブチとワンセットの感じがあります
それでは ボタンブチまで行かなければなりません
体力はまだ残っています
なので 水補給をしたらすぐに出発する事にします♪
一旦灌木の樹林の間を抜けると
再び草原の様な稜線に出ます
今回は丸岳は行かずに 分岐を右に下ってボタンブチへと進みます
ボタンブチ
ボタンブチの隣りにある天狗岩にも 立寄ります
天狗岩?
ハッキリとした名前は知りませんが
何気に天狗岩とおぼえております
それで間違いないのか…判りません
御存じの方がおられましたら 教えて頂けると嬉しく思います
天狗岩…
私的にはガメラが這い出ているように見えます
その 私的なガメラの頭?は
T字尾根と鈴鹿山脈を黙って見つめています…
私も 一緒に鈴鹿のお山を眺めて 別れを告げます
そして、再び 御池岳へと周回するように戻ります
御池岳
今度こそ休憩です♪
汚れた足を投げ出して
漸く休憩を取る事にします
お空は気まぐれ 晴れたり 曇ったり
雨が落ちてこないだけ 感謝♪感謝♪です
再び 日本庭園を通って鈴北岳に戻ります
途中の池は凍っています
まだまだ沙憂いはずです しかし…
この時期 池に下りてみる勇気はありません
再びお空は灰色に…
どんより曇って今にも雨が落ちてきそう…
急げ 急げと 鈴北岳に向かいます
鈴北岳に着いたら 休まずそのまま 下って行きます
鈴北岳からは 鞍掛峠方面へと下ります
たおやかな 草原の様な尾根
道はズルズル…滑ります
樹林帯の中に入ります
霜は消えてなくなっておりますが
緩くなった土が 足に絡みやすくなっています
靴底に土が絡んでくっついて
上げ底状態になっていきます
踏み出す足が重たく 良く滑ります
用心!用心!
緩んだ道は 急な下り坂となって続きます
時々樹林が開け 三重県側の展望が望めます
それもつかの間 必死の下りに 汗だくだく!
展望を味わう暇も転ばないように
足に力を入れて 下って行きます
乙1鉄塔
乙1の鉄塔を直進すると鞍掛峠に向かいます
しかし鞍掛峠ではなく 鞍掛橋に行かなければなりません
ここで Uターン気味に左の鉄塔の隅から延びる 踏み跡を見つけます
地図で確認をして この踏み跡を下って行く事にします
薄いですが 踏み跡はあります
樹林帯の中の斜面を下って行きます
鉄塔巡視道
関電の管理道にでると 少しほっとした気持ちになります
乙2鉄塔
乙2の鉄塔で 踏み跡が分かれて見られます
少し進むと道が判りにくくなり一旦戻ります
踏み跡は幾つもありますが
道としては分かりにくい状態です
右側の踏み跡を偵察に行ってみます
少し登り返す形になりますが、その先の谷の様子を見て
チチが引き返してきます
再び鉄塔の下に戻って今度は
左側の薄い踏み跡を辿ってみます
ジグザグの急な細道は次第にはっきりとした踏み跡になります
途中で 標布を発見します!
伐採されて見晴らしが良くなりますが
再び道が消えます
地図を出して確認しながら踏み跡と標布を探します
国道306号線が見えます
その向こうに 駐車している車が 小さく見えます
降りる所はそこに見えますが
まだ…遠いです
開けた所から 向こうに見える谷を見ながら
いくつか連なる鉄塔を確認して
向こうにも道があるようだ…
もう少し向こうに行っても良かったのかも…
だけど、この道も間違いなく登山道…
チチがボソッとつぶやきます
複雑に絡む谷や尾根
判りにくいものの 方向さえ間違わなければ大丈夫…
そう 心の中で呟きます
それにしても…
今回は山に入るための気にもしなくなった基本を
嫌というほど 思い起こさせられました
迷いながらも しっかりと道を見つけて下って行きます
下ってきた斜面を振り返ります
こうしてみても 道は分かりにくいです
樹林は何事も無かったかの様に 静かに佇んでおります
谷にでて 堰堤が見えます
ここで漸く 下り終えた事を知ります
堰堤を越えて 林道終点に着きます
昔は ここから鞍陰峠へ向かっていたのでしょう
荒れた林道を進み 橋を渡って登山口に出ます
眼の前に国道が見えます
舗装した道路に出ると 安堵します
静かな時が流れ 今日のお山とお別れです
終
今回は3回に分けてアップしました
長いブログに最後までお付き合いくださってありがとうございます
ご訪問頂ける事が 励みとなっております
心から感謝しております
長いブログに最後までお付き合いくださってありがとうございます
ご訪問頂ける事が 励みとなっております
心から感謝しております
歩きやすいルートのようですが、実際に歩くと迷うんでしょうね~
いっしょに歩いているつもりで拝見させてもらいました。
福寿草も綺麗ですね~
疲れを癒してくれたことでしょう‼
新緑の日本庭園も見てみたいですね~(^^)/
長いブログを読んで頂けて
本当にうれしいです
ありがとうございます♪
歩いたと実感するお山でした(笑)
福寿草は本当に愛らしい姿をしておりますね
疲れも忘れてしまうほどに♪
日本庭園は広く苔の世界で圧巻ですよ♪
・・・ただ これからは道中が…
ここって蛭山なんです(涙)
コメントありがとうございます♪
カヤトの部分が多く見受けられますので、これから暖かくなると
日差しも多く楽しめそうですね。
人気も少ないので踏み跡を探すのも一苦労ですね。
人の少ないお山やルートは
本当に貴重です♪
ただ本当に 踏み跡探しには
一苦労します
それもまた 楽しいのですが(笑)
カヤとの部分が多い所では
明るく開放的になりますね
山ばか夫婦の山歩様のブログでも
楽しませて頂いております
コメントをありがとうございます♪