山に癒されて…♪

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自己世界の超ロ~ング日記です
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お山とランチどちらを取りますか?

2017年03月22日 | 山登り 八ヶ岳 蓼科
2017年3月19日(日) ☀ 入笠山




マナスル山荘からの続きです
これまでのお話はこちらをクリックして下さい↓
ランチ食べに お山に行こう♪




マナスル山荘本館の立つ辺りを 御所平と呼ぶ様です
そこから入笠山への入り口があります

この御所平
マナスル山荘から入笠牧場へと向かう途中にある
宗良親王(後醍醐天皇の皇子)の御所の跡地という所から
付けられた呼び名の様です

そこは親王が甲州白須での戦いに敗れ 
蔦木より佛平峠を越えて逃げてきて 
一時身を潜めていた仮住の所だったようです






御所平登山口と入笠ハウス紅葉軒



マナスル山荘前の御所平から入笠山へのコースを表登山道コースと呼ぶそうです

その表登山道コースを登って行きます



 9:03 御所平登山口 
 9:04 深雪の道が出来ています
 9:05 道は急斜面となって行きます

9:11 所々アイスバーンの道




高度がある為でしょうか
雪質はまだよく 踏み固められたトレースのお陰で
歩きやすく チチは壺足で登って行きます

私は 軽アイゼンを付けて
常に安心確保です♪



 入笠案内図  直登岩場コースへ

岩場コース



岩場コースは雪に埋もれて
岩場というより 直登といった感じです

斜度は厳しくなるにつれ 視界は明るくなり
シラビソなどの樹林帯を抜けていくと・・・



9:29


ようやく 山頂が見えてきたよう

あそこまで・・・
あそこまで・・・
あそこ…えっ・・・!





9:30


まだ・・・先があった・・・の・・・?






今度こそ・・・






やっと辿りついた・・・?
あ…あれ…
ゆ…雪が・・・





入笠山 1955m


雪が解けて地肌を見せたそこが
入笠山の頂でした


 方位盤


360度の展望・・・
あ…


不浄な私に 春霞の空ほくそ笑みます・・・





東 瑞牆山・金峰山方面


北 霧ヶ峰方面



西 御嶽山方面



南 仙丈ヶ岳方面(南ア)



明るいけど・・・
山と空が一体化・・・


春のお山は 意地悪・・・でした・・・
淡い春のカーテンを引いた景色がひろがっています




それでも 風は優しく
空は蒼く
春らしいお天気に
気持ちは癒されます♪




 9:40 首切清水 大阿原湿原方面へ


この時の時間は まだ9時半・・・
ランチの時間は 11時・・・


間に合う?
間に合わない?
ビーフシチュー



少し迷いますが・・・このお天気・・・この時間・・・
どう考えても・・・勿体ないです・・・


頂上だけのピストンでは物足りなく・・・
時間的にも ランチには十分に間に合うと計算し
大阿原湿原周りで下る事にしました



そこで・・・裏登山道コースへと下って行く事にします



 9:42 首切登山道の分岐



迷うことなく どんどん下ります


 9:40 大阿原湿原方面へ向かいます
 9:55 佛平峠の標識 
 ここが峠の辺り?

9:55 首切登山口 (仏平峠




裏登山道は 意外にな斜面で
転げる様に下って行きます

途中数名の登山者と離合しつつ
付けられた踏み跡を辿って行きます


下りは 好きな方なので
一気に下って 林道に辿りつきます




 首切登山口の案内板と標識  9:56 林道入笠線


何とも物騒な名前の登山口
ここで 急な山歩きは終わります

仏平峠から御所平峠までを
歴史の道が続く所です・・・


まずは 大阿原湿原へと向かう事にします






シラビソ カラマツ そして 
カラマツに纏わり付くストールの様なサルオガセ

蒼い空を一緒に仰ぎます



 首切清水




首切登山口から数分の所に
首切清水という所に着きます

今は雪の下に隠れており分かりにくいのですが
小さな谷あいの様な窪みが
名前の謂れとなった所の様です


立て看板には・・・
高遠藩の金奉行が江戸の藩主にお金を届けようと近道をして
ここで喉の渇きを潤そうと腹這いになった時、
後をつけてきた盗賊に首を切られた
という
物騒な文言が書かれてありました・・・







10:04 入笠山風景林


埋もれた笹の林床が
冬の重みを伝えてきますが
空は 春の装いを濃くしています



林道入笠線


今は 閉ざされた林道ですが
無雪期になると
訪れるハイカーの主要道路となるのでしょう・・・

その背の高い樹林帯の中の林道を
更に進んで行きます


林道が右に右曲する角に
大阿原湿原の入口があります


 10:10 大阿原湿原入口  大阿原湿原入口案内板 

10:12 大阿原湿原




木道の遊歩道が
周回路として作られていますが
この時期は 無造作に歩けるほどの雪に覆われ
雪原となって迎えてくれます


折角持って来たスノーシューです
ここで使わずして何処で使いましょう・・・


この時期でしか歩けない湿原に入って行きます




 10:25  10:27 広いな~  10:30 行くぞ~♪



見渡しても・・・雪原

この下では 
春を待つお花たちが 
まだ眠っているのですね



 ハート形のトレース  直線のトレース



白樺の白い木肌が
青空に映えて・・・美しい♪

春を待つ枝先に 
希望が膨らみつつあります

暫し湿原の雪原を楽しんだ後は
引き返す事にします

スノーシューはすぐに外して 
壺足で歩く事にします


 サルオガセ

10:28 林道入笠線



カラマツに絡むサルオガセ
ストールを纏う貴婦人・・・?

いえ…
魔女の纏う ストールの様でも…

ここはサルオガセの宝庫の様に
木々にまつわりつく姿が目に留まります・・・



 11:08 首切登山口通過  11:16 八ヶ岳ビューポイント

春霞ビューポイント



八ヶ岳ビューも霞ビューになって
かすんだ風景のみ広がっています・・・


 
春霞に同化する八ヶ岳


微かに目を凝らして見ると
うっすらと霞のように浮かび上がって見えます・・・が
写真の中では これが限界でした・・・

展望は諦め
マナスル山荘へと急いで向かう事にします

頭の中では
ビーフシチュー♪
ビーフシチュー♪

壊れたレコードのように
繰り返しつぶやいていました



 11:28 マナスル山荘へと向かう道

11:34 マナスル山荘




マナスル山荘に帰り着きました♪
時間は・・・11時35分
時間的にも 丁度良い時間帯


マナスル山荘の前は 登るときとは違い
多くの人々で賑わっていましたが
この時は ビーフシチューとのご対面に心奪われ
飛び込むように小屋の中に入って行きます




11:45 マナスル山荘内


手作りの焼きたてパン
美味しそう~♪

ビーフシチューと一緒に食べたら
もっと美味しいかも~♪


迷うことなく 受付に向かって突進!


ビーフシチューくださ~い



あの・・・スミマセン・・・
先程・・・売り切れてしまって・・・



受付のお姉さんが 申し訳なさそうに言います・・・


えっ!


よく見ると・・・受付の窓口の所に
ビーフシチュー 売り切れ・・・の張り紙が・・・


おーまい が~っと



ガクッ・・・


鍋焼きうどん 二つ・・・



鍋焼きうどんも美味しいと伺っていましたので
鍋焼きうどんを注文します・・・


 岡田君の座った席で 鍋焼きうどん味噌味 1000円
 櫻井君の座った席で 鍋焼きうどん塩味 1000円
 食後は ランチコーヒー お好きなカップで♪ 300円



鍋焼きうどんも 美味い!

ビーフシチューには縁が無かったけれど
鍋焼きうどんもgood


だけど・・・



隣りでカツカレーを注文された方がおられ
出てきたそれを見ると
超~!美味しそう・・・


今度来た時は 
ビーフシチューとカツカレーこれは外せない!

リベンジを 密かに誓う私でした





12:20 林道

トボトボと帰ります・・・



12:37 入笠湿原

来た道を帰ります・・・

 12:40 入笠湿原 入り口が 出口になる時

12:50 笹道の凍り道


滑らない様に帰ります・・・

 階段の下りもジュクジュク・・・
 雪消えたり現れたり・・・




最後まで気を抜けません


 13:16 沢入登山口


ヤレヤレ無事に帰り着きました♪



車中からの八ヶ岳


ここで 漸く 
八ヶ岳の姿を見る事が出来ました♪


 ふれあい温泉 町外者は600円



恒例の温泉で汗を流し
夕日を見ながら帰路に着きます

本当にアクセスの方が長い
雪のお山の散策でしたが


今の私には 
十分すぎるほど贅沢な1日でした










サルオガセ



長い長い記録ですが
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございます♪





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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ああ 懐かしやあ (錫杖)
2017-03-23 08:15:38
大展望の山
入笠山

おはようございます。

遠征されたのですね
入笠山はちょうど25年前に登りました。
南アルプスが近くてでかくて アルプスの威厳を感じたことを覚えています。
 マナスル山荘 ここは前を通過したのみ
前から有名な小屋ですが、この季節でも営業なされてるんですね パンが美味しそうです。
 ビーフシチュー インプットしました。
返信する
錫杖様 (nanekobi5963)
2017-03-23 13:53:42
こんにちわ♪

はい ビーフシチュー食べたさに
遠征しました(笑)
ただし…口には入りませんでしたが(涙)(^m^

その上 春霞におおわれ
アルプスの威厳を感じる事もなく
残念でしたが とても雰囲気の良いお山で
素敵な散策が出来ました♪

25年前と 今の入笠山…
感じは変わっているのでしょうか…
初めてのお山でしたが
360度の展望は 季節によっては
本当に素晴らしいものだと思います♪


ビーフシチューに是非 カツカレーもインプットして置いて下さいませ
これもまた好評の一品のようです♪

錫杖様の所には春が訪れており
愉しませて頂いております
今度はどのお花を 撮られられるのでしょう
楽しみです♪

コメントをありがとうございます
返信する
Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2017-03-24 18:56:28
そちらからだと、取り付きが良くないですかね。
以前、マナスル山荘に泊まったことがあります。
これから春~夏にはたくさんの花々で、賑わいます。
この時期も空いていていいですね。
返信する
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2017-03-25 13:38:20
こんにちわ♪
山ばか夫婦のさんぽ様も
入笠山に登られたのですか?
マナスル山荘へはどちらから登られたのでしょうか?

今回登った所も取り付きは悪くないと思いますが
きっと積雪期と無雪期では違うかもしれませんね

やはり花のお山の様ですね
ビーフシチューの事もありますから
今度はお花の時期に登って見たいと思っています♪

だけど・・・その頃は きっと人も多いのでしょうね・・・


コメントをありがとうございます♪
返信する
Unknown (山ばか夫婦の山歩)
2017-03-25 22:57:41
「取り付き」というのは自宅から交通の便の事を
言ったのですが、車ですと行きやすいか、悪いかを・・・
中央線の富士見駅からシーズンはバスがゴンドラ駅まで
出ています。ゴンドラを使うと2時間位で、また、駅から
車で登山口まで行けば1時間でマナスル山荘まで行かれますね。釜無山まで1時間30分あしを伸ばすのも面白いですよ。
返信する
山ばか夫婦の山歩様 (nanekobi5963)
2017-03-25 23:32:24
まぁ~ スミマセン(汗)
そうだったのですね

自宅からの交通の便は良い方だと思います
距離がありますが 高速道路をまっしぐら走らせ
諏訪南ICで降りて すぐだった様な感じでした♪

谷川岳の方や奥多摩能面はアクセス的には行きにくいのですが 入笠山もそうですが
信州方面 日本アルプス系統のアクセスは 
意外に便利なんですよ♪

ただ…長距離にはなりますので
途中のSAで休むことが多く・・・
胃袋を休める事が無いのが気になりますが(笑)

釜無山ですね ありがとうございます
早速 インプットしておきます 
とても素敵なお山でしたので
季節をかえて また訪れたいと思っております♪

教えていただきありがとうございます
とても嬉しく思います♪
返信する
こんばんは! (J-ウルフ)
2017-03-26 18:19:26
ランチに1票  ( 笑 )

nanekobi5963 さんの追っかけをしているウルフです ( 笑 )
nanekobi5963 さんが歩いた数日後に 降雪があったようで
私が歩いた日は 雪山と化していましたが… (^^♪
入笠山を歩いてみて 感じたのは
文明の利器 ( ゴンドラやリフト ) を使っても 使わなくても 登山者に優しいお山で
人気があるのも頷けるお山…でしたね。

湿原に咲く花々を想像すると
花が咲く頃にもう一度歩いてみたくなりますよね 
もちろん ランチとセットで…( 笑 )
返信する
J-ウルフ様 (nanekobi5963)
2017-03-27 11:11:02
こんにちわ
やはり 入笠山に行かれたのですね

本当に登山者にやさしく
親しみやすいお山ですね

雪の湿原を見たとき お花畑を想像して
花の時期に行ってみたいと思っておりますが
やはり ウルフ様もそう思われましたか(^^♪

今度こそ ランチ!ゲットしたいですね
お互いに…(^m^

コメントをありがとうございます(^^♪
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