2017年3月19日(日) ☀ 入笠山
この連休…お天気も良さげです
雪山も もう終わりに近づいてきていますし
どこか…体慣らしに少し遠出を…
そんな事を考えているうちに
美味しいものも食べたくなり
信州の方へと目を向ける事に…
そして 見つけた極上のランチ
これを食せねば 話しにもならぬ!と
ランチ食べたさに 向かったお山は 入笠山…
何でも そのお山の山荘で出される
ビーフシチューが美味しいらしい…
そう…今回は山を愉しむというよりは
食を楽しむことをメインに
長野方面へと車を走らせます
入笠山…
初めてのお山です
どんなお山なのでしょう
だけど…
私の中では未知数のお山なれど
思いを寄せるのは ランチの事ばかり…
こんな不純な動機では
罰が当たるかもしれません…
少しぐらい勉強をと…
調べてみますと…
南アルプスの北端に位置し、
長野県の中西部にある別名赤石山脈の最北端にあり、
云わば 南アルプスの前衛のお山という事になりましょうか…
しかし
どちらかというと 伊那山地に属するのでしょうか…
南アルプス国立公園の範囲には含まれないようです
それでも 標高は 1955mあり
2000mには届かなくとも
近畿のお山から見ると 高いお山に感じます
雪がまだしっかりと残っていそうで
最後のスノーシュー遊びが出来そうと
胸ふくらませて 沢入登山口の駐車場までやってきました…
…が
雪がありません…
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沢入登山口 1450m
林道は楽々ドライブを楽しみましたが
お山は…期待とは裏腹に
雪の姿は 消えていました…
冬季休業中のおトイレ…閉鎖です
7:34 沢入登山口
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7:36 クマザサの林床の道
乾いた登山道…
クマザサに覆われた林床に
階段の道が続きます
しかし 1400m地点まで車で一気に登ってくると
やはり私の体はついていけないのでしょうか…
頭痛と軽い眩暈を感じています…
今日は是が非でも登らねば
ランチに…
ビーフシチューにあり付けません…
ファイトファイト!気にせずファイト!
食への貪欲さが
不安を打ち消してくれます!
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雪は…? ない…
でも…霜柱が地表に出ています
すると…
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バッリバリの路面凍結!
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日陰の樹林帯の中では
アイスバーン状の雪道になります
ツルツル滑りそうになるため
私は早々に軽アイゼンを装着
自分の力量にわきまえた判断!
無理はしない主義なので 安全第一です
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ここからは
冬の装いへと変わる山道を歩く事になります
コースタイム
7:34 沢入登山口 1450m → 8:38 入笠湿原 1743m ~ 8:42 山彦山荘 8:50 → 8:59 マナスル山荘 →
9:02 御所平登山口 → 9:30 入笠山 1955m 9:40 →
9:55 首切登山口(仏平峠)→ 9:59 首切清水 → 10:11 大阿原湿原 10:40 → 11:16 八ヶ岳ビューポイント →
11:35 マナスル山荘 12:20 → 12:37 入笠湿原 → 13:16 沢入登山口駐車場
大きくジグザグに樹林帯の中を登っていきます
雪に埋もれた階段が
所々見え隠れしている急坂を
ボチボチと登って行くと…
白っぽい建物が見えてきます
水道施設のようですが
その端を更にジグザグに登っていきます
静寂な樹林帯
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7:56 富士見町 水道施設敷
木漏れ日もやわらかく
日陰の雪道が冷たい空気と一緒に
火照り始めた体を冷やしてくれます
道は次第にクマザサに覆われた雪道に変わり
山服を巻くように歩いていきます
危険な所はありませんが 所々狭い道の表面が
テッカテカに凍っていて
注意が必要な所もあります
8:29 笹雪道
笹道が続き
丁度アカノラ山の南面山服を巻くように進むと
道が緩やかに下りになり
樹林の向こうに 開けた感じの風景が見えてきます
8:34 法華道の標識
8:37 緩い下り
入笠湿原入口
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入笠湿原
鹿除け柵があり
この雪の中ではその効果があるのかないのか…
ポツリと 柵だけが
雪道の真ん中に建っています
その脇を素通りするように抜けていくと
そこは 広い雪原で
真っ白な世界に放り出されたような錯覚に陥ります
ここが入笠湿原のようです
南アルプス流域では 珍しい湿原で
スズランの群生地でもあるそうです
今は まだ 雪の下で静かに眠っておりますが
雪解けとともに 白い小さな花を鈴なりにつけた
白い妖精が咲き乱れる事でしょう
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入笠湿原案内板
丁度 ロープウェイの駅から降りてくる斜面と
入笠山へのコルの部分から
登りの斜面が前面に広がり
そこを登って行くと
入笠湿原の案内板が しっかりと迎えてくれ
湿原であることを再確認させられます
そしてその斜め前に もう一つの鹿除けの柵があり
その出入り口を通ります
入り口は 雪で埋まって開けっ放し…
潜らなければ頭を打ちそうなほど
低くなっています
風通しのいい 腰の低い入り口です♪
アナノラ山方面(山頂駅)
鹿除柵二つ目の出入り口
入り口から少し上ると 右手に建物が見えます
その建物が 山彦荘です
そして その前の広場が休憩場となっており
そこから 湿原を見渡せるようになっています
8:42 山彦荘
残念ながら 山彦荘は
まだお休みのようです
静かに入り口は閉ざされています
しかし その前の広場の
埋もれたベンチと綺麗なおトイレ…
整備されたここは 雪に埋もれているとはいえ
人に親しまれているような
親しみやすさを感じさせてくれます
入笠湿原前トイレ
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埋まったベンチと湿原 アナノラ山方面
暖房の効いたおトイレは助かります
有難く使わせて頂きました
感謝です♪
トイレ休憩をしてから 再び入笠山へと向かいます
初めてのお山ですが
すでに踏み跡のトレースがついており
何も迷うことなく歩けます
いつの間にか
頭痛と吐き気もおさまっており
軽い眩暈を感じるものの 体調は良さげに回復しているよう…
8:50
8:51
8:55 カゴメの森
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林道から外れて
並行して続く 山道の方を歩いてみる事にします
カゴメの森…
看板が目に留まります
カゴメの森とは何ぞや…?
保全・整備活動を
カゴメ株式会社が取り組んでいる…証し…?
守られている森なのでしょうか?
静かな 静かな 雪景色の森は
ただ 静かに 春を待っているかのよう…
8:59 大阿原湿原への分岐と入笠スキー場
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林道入笠線
山道はすぐに林道と合流して
暫く林道を歩いていきます
標識が見えてきて その前に
無数の踏み跡を
模様のようにつけた斜面が見えてきます
ここはスキー場?
まだ、人はまばらで
登る人も少ない…静かな傾斜が
何も言わず ただ 静かに朝を迎えているよう
横から 大阿原湿原へと続く林道が延びますが
まずはマナスル山荘へと向かう事にして
そのまま林道を直進していきます
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8:59 マナスル山荘
やっと 目的の山荘に着きました!
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あぁ~ お腹が ぐ~と泣きます
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でも…ランチには時間が早かったようです
仕方がない 先に入笠山に登ろう
はい…
チチに促されて
まずは 山頂を踏むことにします
下りてきたら…
あっ熱々のビーフシチュ~が
待っているのね♪
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はしたなくも涎がでそうになるのを我慢して
入笠山へと向かいました…
つづく…
この連休…お天気も良さげです
雪山も もう終わりに近づいてきていますし
どこか…体慣らしに少し遠出を…
そんな事を考えているうちに
美味しいものも食べたくなり
信州の方へと目を向ける事に…
そして 見つけた極上のランチ
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これを食せねば 話しにもならぬ!と
ランチ食べたさに 向かったお山は 入笠山…
何でも そのお山の山荘で出される
ビーフシチューが美味しいらしい…
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そう…今回は山を愉しむというよりは
食を楽しむことをメインに
長野方面へと車を走らせます
入笠山…
初めてのお山です
どんなお山なのでしょう
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だけど…
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私の中では未知数のお山なれど
思いを寄せるのは ランチの事ばかり…
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こんな不純な動機では
罰が当たるかもしれません…
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少しぐらい勉強をと…
調べてみますと…
南アルプスの北端に位置し、
長野県の中西部にある別名赤石山脈の最北端にあり、
云わば 南アルプスの前衛のお山という事になりましょうか…
しかし
どちらかというと 伊那山地に属するのでしょうか…
南アルプス国立公園の範囲には含まれないようです
それでも 標高は 1955mあり
2000mには届かなくとも
近畿のお山から見ると 高いお山に感じます
雪がまだしっかりと残っていそうで
最後のスノーシュー遊びが出来そうと
胸ふくらませて 沢入登山口の駐車場までやってきました…
…が
雪がありません…
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沢入登山口 1450m
林道は楽々ドライブを楽しみましたが
お山は…期待とは裏腹に
雪の姿は 消えていました…
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7:36 クマザサの林床の道
乾いた登山道…
クマザサに覆われた林床に
階段の道が続きます
しかし 1400m地点まで車で一気に登ってくると
やはり私の体はついていけないのでしょうか…
頭痛と軽い眩暈を感じています…
今日は是が非でも登らねば
ランチに…
ビーフシチューにあり付けません…
ファイトファイト!気にせずファイト!
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食への貪欲さが
不安を打ち消してくれます!
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雪は…? ない…
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でも…霜柱が地表に出ています
すると…
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バッリバリの路面凍結!
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日陰の樹林帯の中では
アイスバーン状の雪道になります
ツルツル滑りそうになるため
私は早々に軽アイゼンを装着
自分の力量にわきまえた判断!
無理はしない主義なので 安全第一です
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ここからは
冬の装いへと変わる山道を歩く事になります
コースタイム
7:34 沢入登山口 1450m → 8:38 入笠湿原 1743m ~ 8:42 山彦山荘 8:50 → 8:59 マナスル山荘 →
9:02 御所平登山口 → 9:30 入笠山 1955m 9:40 →
9:55 首切登山口(仏平峠)→ 9:59 首切清水 → 10:11 大阿原湿原 10:40 → 11:16 八ヶ岳ビューポイント →
11:35 マナスル山荘 12:20 → 12:37 入笠湿原 → 13:16 沢入登山口駐車場
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大きくジグザグに樹林帯の中を登っていきます
雪に埋もれた階段が
所々見え隠れしている急坂を
ボチボチと登って行くと…
白っぽい建物が見えてきます
水道施設のようですが
その端を更にジグザグに登っていきます
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7:56 富士見町 水道施設敷
木漏れ日もやわらかく
日陰の雪道が冷たい空気と一緒に
火照り始めた体を冷やしてくれます
道は次第にクマザサに覆われた雪道に変わり
山服を巻くように歩いていきます
危険な所はありませんが 所々狭い道の表面が
テッカテカに凍っていて
注意が必要な所もあります
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8:29 笹雪道
笹道が続き
丁度アカノラ山の南面山服を巻くように進むと
道が緩やかに下りになり
樹林の向こうに 開けた感じの風景が見えてきます
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入笠湿原
鹿除け柵があり
この雪の中ではその効果があるのかないのか…
ポツリと 柵だけが
雪道の真ん中に建っています
その脇を素通りするように抜けていくと
そこは 広い雪原で
真っ白な世界に放り出されたような錯覚に陥ります
ここが入笠湿原のようです
南アルプス流域では 珍しい湿原で
スズランの群生地でもあるそうです
今は まだ 雪の下で静かに眠っておりますが
雪解けとともに 白い小さな花を鈴なりにつけた
白い妖精が咲き乱れる事でしょう
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入笠湿原案内板
丁度 ロープウェイの駅から降りてくる斜面と
入笠山へのコルの部分から
登りの斜面が前面に広がり
そこを登って行くと
入笠湿原の案内板が しっかりと迎えてくれ
湿原であることを再確認させられます
そしてその斜め前に もう一つの鹿除けの柵があり
その出入り口を通ります
入り口は 雪で埋まって開けっ放し…
潜らなければ頭を打ちそうなほど
低くなっています
風通しのいい 腰の低い入り口です♪
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鹿除柵二つ目の出入り口
入り口から少し上ると 右手に建物が見えます
その建物が 山彦荘です
そして その前の広場が休憩場となっており
そこから 湿原を見渡せるようになっています
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8:42 山彦荘
残念ながら 山彦荘は
まだお休みのようです
静かに入り口は閉ざされています
しかし その前の広場の
埋もれたベンチと綺麗なおトイレ…
整備されたここは 雪に埋もれているとはいえ
人に親しまれているような
親しみやすさを感じさせてくれます
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埋まったベンチと湿原 アナノラ山方面
暖房の効いたおトイレは助かります
有難く使わせて頂きました
感謝です♪
トイレ休憩をしてから 再び入笠山へと向かいます
初めてのお山ですが
すでに踏み跡のトレースがついており
何も迷うことなく歩けます
いつの間にか
頭痛と吐き気もおさまっており
軽い眩暈を感じるものの 体調は良さげに回復しているよう…
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林道から外れて
並行して続く 山道の方を歩いてみる事にします
カゴメの森…
看板が目に留まります
カゴメの森とは何ぞや…?
保全・整備活動を
カゴメ株式会社が取り組んでいる…証し…?
守られている森なのでしょうか?
静かな 静かな 雪景色の森は
ただ 静かに 春を待っているかのよう…
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林道入笠線
山道はすぐに林道と合流して
暫く林道を歩いていきます
標識が見えてきて その前に
無数の踏み跡を
模様のようにつけた斜面が見えてきます
ここはスキー場?
まだ、人はまばらで
登る人も少ない…静かな傾斜が
何も言わず ただ 静かに朝を迎えているよう
横から 大阿原湿原へと続く林道が延びますが
まずはマナスル山荘へと向かう事にして
そのまま林道を直進していきます
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8:59 マナスル山荘
やっと 目的の山荘に着きました!
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あぁ~ お腹が ぐ~と泣きます
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でも…ランチには時間が早かったようです
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仕方がない 先に入笠山に登ろう
はい…
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チチに促されて
まずは 山頂を踏むことにします
下りてきたら…
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あっ熱々のビーフシチュ~が
待っているのね♪
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はしたなくも涎がでそうになるのを我慢して
入笠山へと向かいました…
つづく…
連休は入笠山まで来られていましたか。
この山は展望が良く、花も多いので何時かはと思って
いますが、まだ八ヶ岳から眺めているだけです。
マナスル山荘のビーフシチュー、美味しいと評判の
ようですね。
天気も良かったようですので、頂上からの素晴らしい
眺望のレポ、楽しみにしています。
入笠山はやはりお花の多いお山なのですね♪
私も初めてのお山でしたが
雪の下に隠れているお花が目覚める時に
また 伺いたいと思っております
マナスル山荘のビーフシチュー 有名の様ですね♪
人気も高く 競争率も高い様ですよ
春は霞に包まれ展望はちょっと残念でしたが
とてもいいお山でしたよ♪
コメントをありがとうございます♪
大阪方面からの遠征お疲れ様です。
まぁ~ 何回も行かれているお山でしたか
また、お山の魅力を教えていただけると嬉しいです♪
手軽な感じがしますが 人気のお山なのでしょうね
四季問わず楽しめるお山のようで
この季節でも
家族連れや 犬連れの方が沢山おられました
食い意地の張っている私は
食べログにも載っている此処に飛びついて
来てしまいましたが
また 訪れてみたいと思いました♪
今度は 私も ゴンドラに乗って見ようと考えております♪
楽しみがまた増えました♪
コメントをありがとうございます♪