ソババッケからの登りの続きです
ソババッケ…ってどんな意味があるのでしょう
ソバ=山の中 バッケ=急傾斜 そう言われてみれば
この周りはすべて急斜面の岩ごろごろ…
または、
ソババッケは蕎麦畑の意だとか…
山の中の蕎麦畑? 焼畑の名残りでしょうか?
いわれは諸説あるようですが
詳しい事はわかりません
ただ、樹林帯の中にぽっかりと空いた空間が
どこか神秘を感じさせ 伝説が眠っているようにも思えます
そんなソババッケからの道もまた
容赦なく厳しいものがあります
そしてようやく 奥ゼリの分岐に辿りつきます
奥ゼリ
ここで、大戸越への道を発見
大戸越からは気付かなかったけれど
帰りはこの道を使いましょうか…
まずは 風穴の方へと 登っていきます
緩やかなアップダウンが続き
今度はバケイソウの群生が広がります
新緑と苔に囲まれた森の中
木霊がヒソヒソとお話をしているよう…
それを聞いて囀る小鳥たちも
愉しげに何やら笑っているよう…
静かなのに
生命のにぎやかさを感じる自然林の中を歩きます
苔むした岩の上を
滑らないように渡って行きます
大きい岩や石らが苔をまとい
重なる様に転がって道となり延びています
周りは深い樹林に覆われ その傍ら 木々の隙間より
大船の山服を見ながら…歩きます
自然のなせる技…
生きるという事は
時に芸術性を伴って
驚きの様相を見せてくれます
風穴
いくつかのアップダウンの岩や石のごろつく道を進むと
標識が見えてきます
ちょうど分岐に出たようです
少し横に外れて奥を覗けば 風穴です
風穴から吹きつけるヒンヤリとした空気が
火照った体を一気に沈下させてくれます
風穴を覗き込めば、メガネもカメラも曇ります
入り口に向かって氷が覗いています
どちらが覗いているのかわかりませんね
冷たい空気が下から上がり
軽く身震いをしてしまいます
風穴の分岐
暫し休憩をとります
何か月ぶりかのお山に、珍しくチチが付かれている様子
「大丈夫」という声に普段の張りがありません
さすがに疲れがたまって体力が落ちているのでしょうか…
ぼちぼち行きましょう
ゆっくりと…
風穴から直に登っていきます
道は一層険しく 急な登りとなって
試練を与えてくれます
岩がある意味邪魔をし
泥がある意味意地悪をします
濡れているところは滑りやすく
浮いた石は 落石を起こしやすいです
上から降りてくる人は
よく石を落してきます
落しても 落!とは教えてくれません
急な登りは続きます
天狗岩の分岐手前 エスケープルートの分岐
少し平らになって 急な登りの中休みの場所になっているような
標識は、天狗岩の分岐を指していますが
よく見ると 後ろにも道ができています
これは、エスケープルートでは…?
高塚山への直登の道のようです
登りはこの道を使う事にします
それでも、道はやはり急です
後…どれだけの続くのでしょう…この登り…
山頂まで…5分…
あと 5分…
まだ 5分…
どちらを取るのかはその時の体調次第…
同じ5分でも大きい違いです
さてさて…あと5分 頑張りましょう!
高塚山 1587m
黒岳最高峰の頂に着きます
見えるはずの大船山の姿は 雲の中に隠れています
暫しここで休憩です
黒岳山頂という事で
今回はここを終点としました
次回の宿題に残しておきます
休憩を取りながら、チチと話します
今度来るときは、黒岳だけを目標に
黒岳縦走を企画しましょうか…
その方がいいね
思いの外 遠かった黒岳
今度は堪能できる企画をしましょう…
天狗岩の分岐
高塚山からの下りは
天狗岩分岐の方の道を使います
こちらの方が距離はありますが
緩やかな尾根道を歩くことになるので
登りでも、反対に楽だったかもしれません
天狗岩の様をみますが、今回は天狗岩にはいきません
次回の楽しみという事で…♪
ここからの下りも半端なくしんどいです
登ってきた分下らなければならないのは当たり前です
急な斜面を石を落さないように下ります
しかし…足腰に堪える下りです
奥ゼリ
帰りは、奥ゼリから大戸越へのルートを通る事にします
行きは見つけられなかった入り口を
逆に辿ることで、どのあたりにあったのかを確認できるはずです
山腹を巻くように伸びる道は
小さなアップダウンはありますが
非常に歩きやすく 足にも優しい感じがします
所々、足場の悪い所もありますが
全く気になりません
大戸超からソババッケまでの道を考えると
天国のように感じる道です
標布もしっかりと付けられ
道に迷う事はありません
大戸越からの分岐
分岐を振り返る
右寄りの少し入り込んだ所に標識は立てられていました
悪路を避けるように無数の道が付けられ、左へと寄って行くため
右側に下る道を見落としてしまったようです
改めて、確認ができて、次は見失わずに歩けそうです
タチツボスミレの群生
朝はまだ眠っていたような感じでしたが
元気な姿を見せています
まるで笑っているかのように
すがすがしい姿で山肌を飾っています
ホンに愛らしいお花たちです♪
大戸越
三俣のお山に白いベールがかかってきています
でも、ここまで来ると
返ってきた気分です
両手に大船と平治を携えて
大戸越を超えましょうか…
さぁ~今宵の宿に 帰りましょう…
九重の山々は 標高こそ2000mを超えないお山ですが
来るたびに、色々な事を教えて下さいます
試練も与えて下されば
予期せぬ贈り物に感激する事も…
そして課題も沢山残してくれて
今日という日を終えようとします
九州の山の奥の深さ
懐の大きさ
いつ来ても ため息が出るほどです
また来ましょう
また来ます
今度は 黒岳をよく知る為に…
抜粋…
黒岳は…九重山群のいちばん東側に位置しており
うっそうとした森と水に象徴される。
複式火山で「みいくぼ」と呼ばれる噴火口の周囲に
最高点の高塚山、天狗岩、荒神森、明神森、前岳などの五つのピークがある
ソババッケ…ってどんな意味があるのでしょう
ソバ=山の中 バッケ=急傾斜 そう言われてみれば
この周りはすべて急斜面の岩ごろごろ…
または、
ソババッケは蕎麦畑の意だとか…
山の中の蕎麦畑? 焼畑の名残りでしょうか?
いわれは諸説あるようですが
詳しい事はわかりません
ただ、樹林帯の中にぽっかりと空いた空間が
どこか神秘を感じさせ 伝説が眠っているようにも思えます
そんなソババッケからの道もまた
容赦なく厳しいものがあります
そしてようやく 奥ゼリの分岐に辿りつきます
奥ゼリ
ここで、大戸越への道を発見
大戸越からは気付かなかったけれど
帰りはこの道を使いましょうか…
まずは 風穴の方へと 登っていきます
緩やかなアップダウンが続き
今度はバケイソウの群生が広がります
新緑と苔に囲まれた森の中
木霊がヒソヒソとお話をしているよう…
それを聞いて囀る小鳥たちも
愉しげに何やら笑っているよう…
静かなのに
生命のにぎやかさを感じる自然林の中を歩きます
苔むした岩の上を
滑らないように渡って行きます
大きい岩や石らが苔をまとい
重なる様に転がって道となり延びています
周りは深い樹林に覆われ その傍ら 木々の隙間より
大船の山服を見ながら…歩きます
自然のなせる技…
生きるという事は
時に芸術性を伴って
驚きの様相を見せてくれます
風穴
いくつかのアップダウンの岩や石のごろつく道を進むと
標識が見えてきます
ちょうど分岐に出たようです
少し横に外れて奥を覗けば 風穴です
風穴から吹きつけるヒンヤリとした空気が
火照った体を一気に沈下させてくれます
風穴を覗き込めば、メガネもカメラも曇ります
入り口に向かって氷が覗いています
どちらが覗いているのかわかりませんね
冷たい空気が下から上がり
軽く身震いをしてしまいます
風穴の分岐
暫し休憩をとります
何か月ぶりかのお山に、珍しくチチが付かれている様子
「大丈夫」という声に普段の張りがありません
さすがに疲れがたまって体力が落ちているのでしょうか…
ぼちぼち行きましょう
ゆっくりと…
風穴から直に登っていきます
道は一層険しく 急な登りとなって
試練を与えてくれます
岩がある意味邪魔をし
泥がある意味意地悪をします
濡れているところは滑りやすく
浮いた石は 落石を起こしやすいです
上から降りてくる人は
よく石を落してきます
落しても 落!とは教えてくれません
急な登りは続きます
天狗岩の分岐手前 エスケープルートの分岐
少し平らになって 急な登りの中休みの場所になっているような
標識は、天狗岩の分岐を指していますが
よく見ると 後ろにも道ができています
これは、エスケープルートでは…?
高塚山への直登の道のようです
登りはこの道を使う事にします
それでも、道はやはり急です
後…どれだけの続くのでしょう…この登り…
山頂まで…5分…
あと 5分…
まだ 5分…
どちらを取るのかはその時の体調次第…
同じ5分でも大きい違いです
さてさて…あと5分 頑張りましょう!
高塚山 1587m
黒岳最高峰の頂に着きます
見えるはずの大船山の姿は 雲の中に隠れています
暫しここで休憩です
黒岳山頂という事で
今回はここを終点としました
次回の宿題に残しておきます
休憩を取りながら、チチと話します
今度来るときは、黒岳だけを目標に
黒岳縦走を企画しましょうか…
その方がいいね
思いの外 遠かった黒岳
今度は堪能できる企画をしましょう…
天狗岩の分岐
高塚山からの下りは
天狗岩分岐の方の道を使います
こちらの方が距離はありますが
緩やかな尾根道を歩くことになるので
登りでも、反対に楽だったかもしれません
天狗岩の様をみますが、今回は天狗岩にはいきません
次回の楽しみという事で…♪
ここからの下りも半端なくしんどいです
登ってきた分下らなければならないのは当たり前です
急な斜面を石を落さないように下ります
しかし…足腰に堪える下りです
奥ゼリ
帰りは、奥ゼリから大戸越へのルートを通る事にします
行きは見つけられなかった入り口を
逆に辿ることで、どのあたりにあったのかを確認できるはずです
山腹を巻くように伸びる道は
小さなアップダウンはありますが
非常に歩きやすく 足にも優しい感じがします
所々、足場の悪い所もありますが
全く気になりません
大戸超からソババッケまでの道を考えると
天国のように感じる道です
標布もしっかりと付けられ
道に迷う事はありません
大戸越からの分岐
分岐を振り返る
右寄りの少し入り込んだ所に標識は立てられていました
悪路を避けるように無数の道が付けられ、左へと寄って行くため
右側に下る道を見落としてしまったようです
改めて、確認ができて、次は見失わずに歩けそうです
タチツボスミレの群生
朝はまだ眠っていたような感じでしたが
元気な姿を見せています
まるで笑っているかのように
すがすがしい姿で山肌を飾っています
ホンに愛らしいお花たちです♪
大戸越
三俣のお山に白いベールがかかってきています
でも、ここまで来ると
返ってきた気分です
両手に大船と平治を携えて
大戸越を超えましょうか…
さぁ~今宵の宿に 帰りましょう…
九重の山々は 標高こそ2000mを超えないお山ですが
来るたびに、色々な事を教えて下さいます
試練も与えて下されば
予期せぬ贈り物に感激する事も…
そして課題も沢山残してくれて
今日という日を終えようとします
九州の山の奥の深さ
懐の大きさ
いつ来ても ため息が出るほどです
また来ましょう
また来ます
今度は 黒岳をよく知る為に…
抜粋…
黒岳は…九重山群のいちばん東側に位置しており
うっそうとした森と水に象徴される。
複式火山で「みいくぼ」と呼ばれる噴火口の周囲に
最高点の高塚山、天狗岩、荒神森、明神森、前岳などの五つのピークがある
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