2018年4月28日(土)☀ 長者原~雨ヶ池越~坊がつる
4/27の夜の事
仕事を終えてから 我が家を出発したのは22時過ぎ
夜中 山陽道を飛ばし広島県で中国道に入り
九州自動車道に入って 長者原に着いたのは明け方近く…
駐車場には数台の車しか停まっておりません
奥の方に停めて 少し仮眠を取る事にします
気づけば辺りは明るくなっており
ひんやりした空気とお日様の日差しを受けて
目が覚めます
今日は入山日という事で
慌ただしさや緊張感もなくのんびりとしています…が
何ともいえない寒さに身が縮こまります
気温は5℃…
寒いはずです…
やまなみバーガーとホットドッグ
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レストハウスやまなみのカフェテラス
〒879-4911 大分県玖珠郡九重町飯田高原長者原
📞0973-79-2345
明るくなると 登山者の姿が少しずつ増えてきますが
まだ準備をする様子もないチチ…
それよりも お腹の虫が鳴き始めています
すると 静まり返った店の前に動きが目に留まり…
ビビのトイレ出しを兼ねて 様子を見に行ってみます
長者原ヘルスセンターはすでに営業中
道路を挟んだレストハウスやまなみは9時から営業
ビビに朝食を与えてから
レストハウスへ行く事にしました♪
レストハウスの中のCafeきすみれで
チチは ホットドッグとアイスコーヒー
私は…
ロールケーキが気になって仕方なかったのですが…
今回は諦めて…
やまなみバーガーと九重湧水コーヒーを頂く事にしました
ホットドッグ ¥380 やまなみバーガー ¥450
九重湧水コーヒー ¥300 アイスコーヒ ¥300
セットにすると…
ホットドックセット ¥600 やまなみバーガーセット ¥650
三俣山を見ながらのモーニングタイム
あぁ~
あり得ない朝だわぁ~
まだ山にも登っていないのに こんな贅沢ができるなんて♪
ひと時の贅沢な安らぎを味わいます
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お腹も心も満たされた所で 登る準備を致しましょう
駐車場に戻ってみると 駐車場は満杯となり
多くの登山者で賑わいを見せ始めていました
2泊3日分のザックは 重い…
チチのザックはもっと重い…
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何せ 人様のテントとは別に
ワンコ用のテントも持っていますし
ビビ用の水と食事も余分に担ぎ上げますから…
わ…私は…荷物にならないように
付いて行くだけ…
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コースタイム
4/28(土)☀ 1日目
9:43 長者原駐車場 → 11:09 雨ヶ池越 → 11:45 坊がつるキャンプ場 ⛺泊
4/29(日)☀ 2日目
6:25 坊がつるキャンプ場 → 6:40 法華院温泉 1270m 7:50 →
7:16 桙峠(鉾立峠)1360m 7:20 → 7:35 立中山 1464.4m 7:57 →
8:20 佐渡窪コースT字分岐 8:36 → 10:03 大船山 1786.2m 10:30 →
10:48 段原(だんばる)1680m → 10:54 北大船山 1706m 11:00 →
11:02 段原 → 12:05 坊がつるキャンプ場 ⛺泊
4/30(月)☁/一時霰/☀ 3日目
6:12 坊がつるキャンプ場 → 6:25 法華院温泉 1270m 6:30 → 7:05 北千里入り口 →
7:16 スガモリ分岐 7:25 → 7:30 スガモリ越 1505m → 8:58 長者原駐車場
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コース図
ヘルスセンター裏の水場で水を補給した後
出発ですが、この頃になると登山者と混ざって
観光客らも多く 賑やかになっています
ワンコ連れである意識を持たないと
ワンコを嫌がる人もいるため 緊張が走ります
しかし、ビビはそんなことお構いなし
久々のお供に気分が高揚しているよう…
昔取った杵柄のように
人と共に歩くときのマナーを思い出しておくれ…
密かに願う私です
タデ高原の案内板
白水川を渡ってタデ高原へ
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タデ高原
タデ高原の案内板横の橋を渡り
タデ高原の遊歩道へと進みます
迎えてくれるは指山と三俣山
見慣れた景色だけど飽きる事はありません
緑の絨毯を惹いたような湿原の中に伸びる木道が
新しく綺麗になって迎えてくれます
ミツバチグリ
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遊歩道から中に入った所に登山届のポストがあります
そのポストに登山届を提出してから出発です
新緑の樹林帯が優しいまなざしで迎えてくれます
ビビも寄り添う様に付いて歩きます
ジロボウエンゴサク
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雪のある時とはまた違い
苔むした雰囲気と水面が鏡の様になり
空を映し出し なんともいえない趣があります…♪
ユキザサはまだ蕾
タチツボスミレはあちらこちらに
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指山分岐
樹林帯の中の少し広いスペースにベンチが置かれ、
木漏れ日が差すその場が指山分岐
何時か指山経由で登ろうと考えてはいるものの
中々現実にならず通り過ぎるだけ…
ニシノヤマタイミンガサ 花はまだ…
道は次第に急になり
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丸太の階段
丸太の階段が見えて 急な坂を登っていきます
この階段の段差はビビにとっては苦手な所のよう…
それでも、ついて歩く姿は…老犬とは思えません
さて この丸太の階段が現れたという事は…
次に更なる急な登りが待っているという事になります
十字架のような標識
ルンゼを渡る
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ルンゼ部分を横断してから 再び
階段上の急な登りとなります
その前に ビビに水分補給をします
長くはみ出した舌が 暑さを物語り
ゼイゼイ吐く息の粗さが
こちらにも熱風のように伝わってきます
今は…朝の冷たさがウソのように暑く感じます
ビビは水を飲み干すと つぶらな瞳でこちらをじっと見ます
どんなにしんどくても ついてくる姿がここにあります
もう少しすると緩くなるから 頑張ろうね…
撫でた毛の軟らかさが愛おしい…
シャクナゲさん こんにちわ♪
急登が もう少し続きます
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急な勾配が緩くなり
灌木の樹林帯になると 左側が開けて
長者原方面が見えてきます
ここが 最初の展望台の所です
しかし 狭いそこには
先行者の若者の団体さんが休憩中…
そのままスルーして行く事にします
暫く アセビやリョウブの雑木林を通り過ぎると
岩のごろつく道になり 乗り越えて歩きます
こうした岩場の道は ビビ自身に選択をさせて
乗り越えて貰います
自分で登れるルートを見つけて越えていく姿は
まだまだ 捨てたものではなさそう…
老いてもその運動神経は まだ健在のようです
短い岩場を越えて…
木道が見えると そこは…
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雨ヶ池
少しの岩場を越えて なだらかな道になると
木道が現れ 雨ヶ池に到着です
湿地帯というより 草原のような涸池のよ雨ヶ池ですが
伸びる木道から外れないように歩きます
その木道の下には 小さな花が点々と咲いています
ここは花の宝庫
丁度 花の時期としては中途半端ですが
まだまだ花は姿を見せてくれています
クサボケ
ハルリンドウ
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ハルリンドウの立ち姿
枯れ葉の間に 可憐なる春空色のお花たちが
気持ちよさげに顔を出しています
ハルリンドウの小さな花が 水玉のように広がり
春謳歌しているよう
根元のロゼット状になった根生葉が見当たりません…
冬越しをした根生葉は
開花の時期にはなくなる事が多いそうです
根生葉から一本ずつ花柄が出て
茎の先端に一つの青い花が付きます
それとは違い ハルリンドウに似たフデリンドウは
茎の上にかたまって咲く花が特徴の一つで 葉も広めです
この辺りで見かけたリンドウの花は
殆どがハルリンドウの様でした
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雨が降るとドロドロ地獄の道と化しますが
今日はまだ地獄の道は開いていないようです
フモトスミレ
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大船山と坊がつる
途中で開けるもう一つの展望台
今日の宿地が見えます♪
ベンチに座るご夫婦の横から
大船山と眼下に広がる坊がつるを望みます
新しく補強?
クロモジ
リョウブやアセビの樹林帯
災害の跡が所々見られ…
道が付け替えられていたり…
新しく補強されていたり…
新たなる桟橋風の木道が付けられたり…
痛々しい所もあるけれど
綺麗に整備されており
携わられる方々のご苦労が感じられます
感謝の言葉しかありません…
樹林帯の中の道は 下り道…
木の階段から 石畳の道へと変わると
坊がつるはもうすぐです♪
木の階段
石畳の下り
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坊がつる
一気に解放感に解き放たれる瞬間
四方山に囲まれながらも 壮大な盆地の坊がつる
見事な風景を見せてくれます♪
着いたよ~
頑張ったね~
あと もう少しですよ~
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ビビも嬉しそうにチチに寄り添って歩いています
鳴子川を渉る
三俣山
三俣山も近くに見えて 広げた裾野から
一気にそそり立つ感じ♪
四面山なる坊がつる…と
坊がつる賛歌が流れてくるよう…
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坊がつるキャンプ場
今日はテントの花が咲いています
前半のGWの陽気な天気情報は 人々を呼んでくるようです
早く 設営をして 疲れた体を投げ出したい…!
それはビビとて同じ思いのよう…
2時間程の山歩き…
今のビビにはどんな感じだったのでしょう…
ワンコ用テント
早速休むビビ
ビビ用のテントを張って ハウスの言葉かけをすると
迷わず入っていき 一人寛いでおります
我が家はビールを買い出しに…
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次に 我が家の宿を作ったところで
法華院温泉山荘までお出掛け…
ビールを買って テントの中でゆっくりと…
明日の為の精気を養っておかなければ…
何も言わないけれど…
夜中通して運転していたチチの疲労は
計り知れないものがあります
心地よい風を受けながら 体も心も休めます
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夜が更けていき…
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月明かりに浮かぶ大船山
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テント場にも ぽつりぽつりと灯が広がり
浮かび上がる三俣山の陰…
こんなにゆったりとした山行を
未だかつて した事があったでしょうか…
今回は老犬のビビの体調を中心に考えての山歩きです
歳にあった歩き方の見直しと言う事にもなります…
時間の流れが止まった感じで
静かに今日一日の幕は閉じられていきました…
つづく…
4/27の夜の事
仕事を終えてから 我が家を出発したのは22時過ぎ
夜中 山陽道を飛ばし広島県で中国道に入り
九州自動車道に入って 長者原に着いたのは明け方近く…
駐車場には数台の車しか停まっておりません
奥の方に停めて 少し仮眠を取る事にします
気づけば辺りは明るくなっており
ひんやりした空気とお日様の日差しを受けて
目が覚めます
今日は入山日という事で
慌ただしさや緊張感もなくのんびりとしています…が
何ともいえない寒さに身が縮こまります
気温は5℃…
寒いはずです…
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レストハウスやまなみのカフェテラス
〒879-4911 大分県玖珠郡九重町飯田高原長者原
📞0973-79-2345
明るくなると 登山者の姿が少しずつ増えてきますが
まだ準備をする様子もないチチ…
それよりも お腹の虫が鳴き始めています
すると 静まり返った店の前に動きが目に留まり…
ビビのトイレ出しを兼ねて 様子を見に行ってみます
長者原ヘルスセンターはすでに営業中
道路を挟んだレストハウスやまなみは9時から営業
ビビに朝食を与えてから
レストハウスへ行く事にしました♪
レストハウスの中のCafeきすみれで
チチは ホットドッグとアイスコーヒー
私は…
ロールケーキが気になって仕方なかったのですが…
今回は諦めて…
やまなみバーガーと九重湧水コーヒーを頂く事にしました
ホットドッグ ¥380 やまなみバーガー ¥450
九重湧水コーヒー ¥300 アイスコーヒ ¥300
セットにすると…
ホットドックセット ¥600 やまなみバーガーセット ¥650
三俣山を見ながらのモーニングタイム
あぁ~
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まだ山にも登っていないのに こんな贅沢ができるなんて♪
ひと時の贅沢な安らぎを味わいます
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お腹も心も満たされた所で 登る準備を致しましょう
駐車場に戻ってみると 駐車場は満杯となり
多くの登山者で賑わいを見せ始めていました
2泊3日分のザックは 重い…
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チチのザックはもっと重い…
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何せ 人様のテントとは別に
ワンコ用のテントも持っていますし
ビビ用の水と食事も余分に担ぎ上げますから…
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わ…私は…荷物にならないように
付いて行くだけ…
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コースタイム
4/28(土)☀ 1日目
9:43 長者原駐車場 → 11:09 雨ヶ池越 → 11:45 坊がつるキャンプ場 ⛺泊
4/29(日)☀ 2日目
6:25 坊がつるキャンプ場 → 6:40 法華院温泉 1270m 7:50 →
7:16 桙峠(鉾立峠)1360m 7:20 → 7:35 立中山 1464.4m 7:57 →
8:20 佐渡窪コースT字分岐 8:36 → 10:03 大船山 1786.2m 10:30 →
10:48 段原(だんばる)1680m → 10:54 北大船山 1706m 11:00 →
11:02 段原 → 12:05 坊がつるキャンプ場 ⛺泊
4/30(月)☁/一時霰/☀ 3日目
6:12 坊がつるキャンプ場 → 6:25 法華院温泉 1270m 6:30 → 7:05 北千里入り口 →
7:16 スガモリ分岐 7:25 → 7:30 スガモリ越 1505m → 8:58 長者原駐車場
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コース図
ヘルスセンター裏の水場で水を補給した後
出発ですが、この頃になると登山者と混ざって
観光客らも多く 賑やかになっています
ワンコ連れである意識を持たないと
ワンコを嫌がる人もいるため 緊張が走ります
しかし、ビビはそんなことお構いなし
久々のお供に気分が高揚しているよう…
昔取った杵柄のように
人と共に歩くときのマナーを思い出しておくれ…
密かに願う私です
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タデ高原
タデ高原の案内板横の橋を渡り
タデ高原の遊歩道へと進みます
迎えてくれるは指山と三俣山
見慣れた景色だけど飽きる事はありません
緑の絨毯を惹いたような湿原の中に伸びる木道が
新しく綺麗になって迎えてくれます
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遊歩道から中に入った所に登山届のポストがあります
そのポストに登山届を提出してから出発です
新緑の樹林帯が優しいまなざしで迎えてくれます
ビビも寄り添う様に付いて歩きます
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雪のある時とはまた違い
苔むした雰囲気と水面が鏡の様になり
空を映し出し なんともいえない趣があります…♪
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指山分岐
樹林帯の中の少し広いスペースにベンチが置かれ、
木漏れ日が差すその場が指山分岐
何時か指山経由で登ろうと考えてはいるものの
中々現実にならず通り過ぎるだけ…
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丸太の階段
丸太の階段が見えて 急な坂を登っていきます
この階段の段差はビビにとっては苦手な所のよう…
それでも、ついて歩く姿は…老犬とは思えません
さて この丸太の階段が現れたという事は…
次に更なる急な登りが待っているという事になります
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ルンゼ部分を横断してから 再び
階段上の急な登りとなります
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その前に ビビに水分補給をします
長くはみ出した舌が 暑さを物語り
ゼイゼイ吐く息の粗さが
こちらにも熱風のように伝わってきます
今は…朝の冷たさがウソのように暑く感じます
ビビは水を飲み干すと つぶらな瞳でこちらをじっと見ます
どんなにしんどくても ついてくる姿がここにあります
もう少しすると緩くなるから 頑張ろうね…
撫でた毛の軟らかさが愛おしい…
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急な勾配が緩くなり
灌木の樹林帯になると 左側が開けて
長者原方面が見えてきます
ここが 最初の展望台の所です
しかし 狭いそこには
先行者の若者の団体さんが休憩中…
そのままスルーして行く事にします
暫く アセビやリョウブの雑木林を通り過ぎると
岩のごろつく道になり 乗り越えて歩きます
こうした岩場の道は ビビ自身に選択をさせて
乗り越えて貰います
自分で登れるルートを見つけて越えていく姿は
まだまだ 捨てたものではなさそう…
老いてもその運動神経は まだ健在のようです
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雨ヶ池
少しの岩場を越えて なだらかな道になると
木道が現れ 雨ヶ池に到着です
湿地帯というより 草原のような涸池のよ雨ヶ池ですが
伸びる木道から外れないように歩きます
その木道の下には 小さな花が点々と咲いています
ここは花の宝庫
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丁度 花の時期としては中途半端ですが
まだまだ花は姿を見せてくれています
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ハルリンドウの立ち姿
枯れ葉の間に 可憐なる春空色のお花たちが
気持ちよさげに顔を出しています
ハルリンドウの小さな花が 水玉のように広がり
春謳歌しているよう
根元のロゼット状になった根生葉が見当たりません…
冬越しをした根生葉は
開花の時期にはなくなる事が多いそうです
根生葉から一本ずつ花柄が出て
茎の先端に一つの青い花が付きます
それとは違い ハルリンドウに似たフデリンドウは
茎の上にかたまって咲く花が特徴の一つで 葉も広めです
この辺りで見かけたリンドウの花は
殆どがハルリンドウの様でした
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雨が降るとドロドロ地獄の道と化しますが
今日はまだ地獄の道は開いていないようです
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大船山と坊がつる
途中で開けるもう一つの展望台
今日の宿地が見えます♪
ベンチに座るご夫婦の横から
大船山と眼下に広がる坊がつるを望みます
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リョウブやアセビの樹林帯
災害の跡が所々見られ…
道が付け替えられていたり…
新しく補強されていたり…
新たなる桟橋風の木道が付けられたり…
痛々しい所もあるけれど
綺麗に整備されており
携わられる方々のご苦労が感じられます
感謝の言葉しかありません…
樹林帯の中の道は 下り道…
木の階段から 石畳の道へと変わると
坊がつるはもうすぐです♪
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坊がつる
一気に解放感に解き放たれる瞬間
四方山に囲まれながらも 壮大な盆地の坊がつる
見事な風景を見せてくれます♪
着いたよ~
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頑張ったね~
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あと もう少しですよ~
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ビビも嬉しそうにチチに寄り添って歩いています
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三俣山
三俣山も近くに見えて 広げた裾野から
一気にそそり立つ感じ♪
四面山なる坊がつる…と
坊がつる賛歌が流れてくるよう…
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坊がつるキャンプ場
今日はテントの花が咲いています
前半のGWの陽気な天気情報は 人々を呼んでくるようです
早く 設営をして 疲れた体を投げ出したい…!
それはビビとて同じ思いのよう…
2時間程の山歩き…
今のビビにはどんな感じだったのでしょう…
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ビビ用のテントを張って ハウスの言葉かけをすると
迷わず入っていき 一人寛いでおります
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次に 我が家の宿を作ったところで
法華院温泉山荘までお出掛け…
ビールを買って テントの中でゆっくりと…
明日の為の精気を養っておかなければ…
何も言わないけれど…
夜中通して運転していたチチの疲労は
計り知れないものがあります
心地よい風を受けながら 体も心も休めます
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夜が更けていき…
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月明かりに浮かぶ大船山
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テント場にも ぽつりぽつりと灯が広がり
浮かび上がる三俣山の陰…
こんなにゆったりとした山行を
未だかつて した事があったでしょうか…
今回は老犬のビビの体調を中心に考えての山歩きです
歳にあった歩き方の見直しと言う事にもなります…
時間の流れが止まった感じで
静かに今日一日の幕は閉じられていきました…
つづく…
ビビさんのくつろぐ姿が美しい。
何か、胸がドキドキするの。
(・_・D フムフム、そういうふうにワンコさんは歩くのねとか、
ぶらっと下げていたペットボトルは、ワンコさんようでしたね。
母の姿を感じます、だから、わたしの胸はドキドキ。
明日は、自分も山へ。
会山行の当日は、いろいろ重なり参加できないので
一人でいってきます。
箱根ですよ、小田急線、混むんだろうな、なんて
それでは、またね。
実は…ビーチなどで使うサンシェードを
ワンコ用のテントにしています(笑)
家族の一員で
自分をワンコと認識していなビビですが
どんなに疲れていても
人に忠実について歩く姿には
頭が下がります
GW後半もお天気には恵まれましたね
箱根ですか…
人が多そう…
人を避けるように動く我が家…
人の集まりそうな所は死にそうになります(笑)
でも 箱根…箱根山…?
火山活動はどうなっているのでしょう…
お話を聞きたいところですね
ブログを楽しみにしています
コメントをありがとうございます♪