山に癒されて…♪

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自己世界の超ロ~ング日記です
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GW最後の日

2017年05月12日 | 山登り 近畿 大峰山系
今年のゴールデンウイークは 悲しいことに
雨のゴールデンウイークとなってしまいました

まぁ~博多どんたくのこの季節
九州が快晴に包まれるなんて・・・ありえないほど
ゴールデンウイークでは どこかで雨が降ると言われています

でも…私が遠征に出た時に
風を伴って大荒れにならなくても…

普段の行いがどれほど悪いのかと…反省です


ですが 連休に何処のお山にもいかないなんて…
ちょっと寂しい気がします

それに… ゴールデンウイークの最終日は
お天気も回復しそう


チチの膝の調子もあまりよくないようなので
身体慣らしに近場のお山に行ってみようかと思案


久々に大峰山系のお山 稲村ヶ岳
お出かけしてみる事にします



しかし…出た時間が少し遅かったようです…
登山口のある母子堂の駐車場は すでに満車
 
仕方なく 少し上流側の路肩に駐車して
母公堂へ戻ります









さて この大峰山系のお山は 女人結界があり
女性には 登れる範囲に制限のあるお山です


昭和45年頃に 
登山口の大橋と洞川の間の林道に開発がかけられ
それを機に 母公堂にあった女人結界が、
現在の大橋遙拝所まで後退されることになったらしいです



母公堂 888m



母公堂(母子堂)のいわれ…

母子堂は、大峰山を開いた役の小角が 
母と一緒にやって来たところだそうです
しかし…ここから先の道が余りにも険しく 
とても女性の足では無理だと思い
泣く泣く 母と別れた場所でもあるそうです

そして母は ここで息子の無事を祈るために
小さなお堂を作っり 祈ったそうです
それが母子堂の場所だと言われています



また このような言い伝えも…
役の小角の母が 息子を心配して訪ねてきた時
通せんぼするように 一匹の大蛇がトグロを巻いていたそうな…
母は先に進むことができず困った場所が この母公堂の所だそうです

先に進めず母は 仕方なく 洞川の里まで引きかえしたそうな
そして、身を案じながら 息子の居る大峯の山に向かって
手を合せ拝んだそうです すると 
一条のが差し その光の中から 阿弥陀如来様が現れたそうな…
そしてこう言われたそうです

小角はまだまだ難行苦行を重ねていきます
修業が終わるまで山へ入ってはなりません
小角が下山するまで、里の人々を助け待ちなさい と…

母は 阿弥陀如来様からのお告げを真摯に受け止め
母は、里の人々に仏の教えを説いたり 
出産などを助けたりして 里のために働いたそうです
そして 息子が山から下りてくるのを待ったここが 
母公堂の場所と言われています






女人結界の碑



母公堂は 昭和の初期ごろまでは 女人結界のがあり
いわゆる女人禁制の関所だったようです

その名残のだけが残されております


その碑の前を通り過ぎて 登山口まで 行きます




登山口




母公堂の前の道を過ぎてすぐに 
左側に登山口が看板と共に見えてきます

ここから一気に山道となり
深い樹林帯へと入っていきます


登り始めて最初に目についたものは…



 フタバアオイ

フタバアオイ(双葉葵) 別名:賀茂葵




京都の賀茂神社の神紋で葵祭にも用いられるため 
賀茂葵とも呼ばれています




和名の双葉は 茎の先に
2枚の心臓形の葉を対生状につけている為
そう呼ばれるようになったそうです

また徳川家の葵の御紋のモデルとなり
図案化したものだということは有名です


三つ葉葵になっている事から考えると 
2枚の葉がなぜ3枚に描かれているのでしょう?

作る時に3枚の葉を並べて描いたそうなのですが

そのエピソードして・・・

初代の徳川将軍の祖父である松平清康が仙場へ向かう際に
水辺に生えいていた草の葉に料理を持って出された後に
勝利した事を喜んで
三つ葉葵を旗印にする様になったともいわれるとか・・・



だけど 本当は図案の良さから、
三つ葉葵は葉を三枚組み合わせただけなのかも・・・

当事者でなければ分かりませんね・・・




葉の下に隠れる様に咲いている小さなお花
二つの葉に 一つの花


質素で派手さはありませんが
どこか目を惹く 魅力のあるお花です







まぁ~♪ 私って・・・魅力的?



ただ…お写真の収めるには 少し苦労します…






あら・・・
まぁ~スミマセンね・・・




だけどアップに撮ると素敵ですね
笑っているようで 明るいお顔♪
かわいいわ♪






やっぱり~♪
撮って♪
撮って♪

私ってかわいいでしょう~♪



無邪気フタバアオイと遊んでみました♪


その近くには
蕾のミヤマカタバミが点在しております
その中の一つ・・・




ミヤマカタバミ



朝早いためでしょうか…
少し眠そうに開き始めております

もう少ししたらお日様の光で
しっかりと目を覚ますのでしょう






そんなお花たちを添えた 林床に伸びる山道を
ゆっくりと登っていきます



ただ
今回の山歩き
チチには何やら思惑があったようです・・・

さてさて…それはなんでしょう



久々にお天気に恵まれそうな山道を
楽しみながら 先に進みます









つづく





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (カワjoh)
2017-05-14 21:37:36
こんばんは。
花もお詳しいですね・・・見習いたいです^^
お花を撮影中はチチ様は待っていてくれるのですか?
私はじっくり写真を撮りながら歩きたいタチなので
どうしても単独行になります^^;
返信する
カワjoh様 (nanekobi5963)
2017-05-14 23:12:31
こんばんは

いえいえ ただ お花が好きなだけで
只今 一生懸命覚えている最中です(汗)

チチは先に行っている事が多いですが
振り返って 都窪っている私の姿をみては
ため息をついているそうです(笑)

私のペースを見ながら
歩いてくれているのは確かの様ですね(^^)

カワjoh様の所で
私 小鳥の御勉強させて頂いております♪
小鳥は特に じっくりとでなければ
難しいと思います 本当に尊敬です♪
ハヤブサ かっこいい1枚びっくりです
猛禽類の好きな私 憧れです♪
とても楽しみにしております

コメントをありがとうございます♪
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