2017年5月7日(日) ☀ 母公堂~稲村ヶ岳
母公堂の登山口からの続きです
母公堂の伝説は 所々事なって伝えられている部分があります
前回の伝説の中でも多少の違いがありました
洞川温泉観光協会のHPでは
その母公堂の伝説を詳しく載せて公開しております
その内容は 納得させるものがあり、
こちらに残しておきたく 引用させて頂きました
女人禁制の意味・・・
私もそう考えたいと思います
今から1300有余年前の白鳳年間、役行者という山岳修験者が
熊野本宮から大峯山脈を南から北の大峯山(山上ヶ岳)に向かい
修行をしていました。
この修行を案じた役行者の母、渡都岐(とつき)白専女は、
役行者の弟子・後鬼の案内で
葛城山の麓、茅原から険しい峠や山河を越えて、
役行者が山籠りして修行している大峯山に一番近い
洞川の蛇ケ谷まで会いに来ましたが、
この谷を渡ろうとすると、一匹の大蛇が行く手を阻み、
どうしても渡ることが出来ません。
後鬼と替わるがわる何度試みても駄目でした。
弟子の前鬼を通じてこのことを知った孝行心の篤い役行者は、
悩みに悩んだ末、このままでは母は私を心配して
命の危険な山中を何処までも心配して追っかけて来る。
蛇ケ谷に庵を建て母に住んでもらい、身の回りのことを後鬼に頼み、
私自身が時々母を訪ねることにすれば、
母も安心して留まってくれるだろう。
早速、洞川の人たちに頼んで母の庵を建ててもらい、
母公堂と庵の名を付けました。
また、その際に重ねて母を思う心から、
母が後を追わないようにと「女人入山禁止の結界門」を建てました。
これが「女人禁制」の始まりであり、
一千三百有余年後現在も守り続けられている歴史の重みであります。
これは「女性差別的」な解釈でなく、
役行者の母を思う優しい心の現れであると、
私ども後鬼の子孫は考えています
洞川温泉観光協会のHPより
漸 晴れた空が姿を見せてくれて
九州遠征の不完全燃焼を解消しようと
稲村ヶ岳の登山口でもある母公堂まで やってきました♪
バリゴヤノ頭に登って以来の事です・・・
今回はチチには 思惑があったようで
ただ 稲村ヶ岳へ向かうようではなさそうです
コースタイム
7:42 母公堂 888m → 7:43 登山口 → 8:48 法力峠 1217m → 9:52 山上辻・稲村小屋 1545m 10:10 →
10:34 ? → 10:50 稲村ヶ岳 1726m → 11:18 山上辻・稲村小屋 11:45 →
12:20 水場 12:25 → 12:45 法力峠 → 13:35 母公堂・・・駐車スペース
母公堂の登山口からは
やはり急な登りとなっていますが
しっかりとした道でもあります
周りは高い木々に覆われた樹林帯
薄暗さが一層 自然の趣を強く感じさせます
薄暗い樹林帯の山道を 15分ほど登って行くと・・・
五代松鍾乳洞と母公堂の分岐に出ます
母公堂の分岐を真直ぐ進んで行きます
8:20 最初の桟橋
20分ほど歩いた頃でしょうか
最初の木道の桟橋が 急な斜面を補う様に見えてきます
急な山腹の斜面は 崩れていたり 道が飛んでいたり・・・
危険な所は こうした桟橋や階段が取り付けられ
歩きやすい様に整備された道が続きます
その道すがら 土色の味気ない山道の端に
ひっそりと佇む野花たちが目に留まります
目を凝らして見ると
それは♪ それは♪
愛らしい姿で微笑んでいます
ニッコウネコノメソウ エンレイソウ ハシリドコロ
薄暗くとも
木漏れ日の落ちて来るところは
優しい明るさがひろがり
静かな樹林帯に 心なごみます
整備された植林の道は歩きやすい のんびり歩いていると・・・
8:44 2番目の桟橋
最初の桟橋から 25分ほど進んだ先に
再び柵の付いた桟橋が現れ 渉ります
そして・・・樹林帯の登山道を延々と歩きます
8:46 3番目の桟橋 8:47 4番目の桟橋
4番目の桟橋を通り過ぎて 間もなく分岐に出合います
ここが法力峠です
観音峰からの道がここで合流するのです
8:48 法力峠 1217m 観音峰との分岐です
8:49 振り返って・・・観音峰から(L)と 母公堂から(R)の分岐です
ここで数名の登山者に出会いますが
皆さん 何やら上を見てい写真を構えております
野鳥の観察?
小さな鳥が 近くまで来ているようです
あれは何の鳥?
あれはね・・・
そんな話に耳を傾けて 見上げてみますが
私の年老いた目では その姿を
捉える事はできませんでした
静かに 通り過ぎる事にします
そう言えば・・・
静かな佇まいの中で時折 小鳥のさえずりが
心地よく聞こえてきます♪
小鳥さんたちも こちらの様子を見ながら
何やら話をしているのかもしれませんね♪
この峠の辺りから 光沢の葉を広げた
ミヤマシキミの花が目に留まります
ミャマシキミ 花言葉:寛大
8:58 5番目の桟橋は階段状 峠から10分ほど歩いた所
9:01 桟橋を過ぎて左にカーブする先に小屋が見えてきます
大日山
廃墟の小屋を過ぎた辺りから ちょっとあかるくなり
葉の揃わない木々の枝の向こうに
大日山を望める様になります
山腹を巻く道は まだまだ続きます
9:05 6番目は階段 9:07 7番目も階段
狭い道が山腹に沿って延びます
狭いトラバースの道は 足元注意です
9:12 8番目の桟橋 崩れた斜面の渡しとなっています
だんだん道は 様相を変えてきてるような・・・
9:13 柵をしている所にでます そこを回り込むと・・・
9:13 9番目の桟橋に出ます
9番目の桟橋の中間に 水場があります
9番目の桟橋から見上げるルンゼの水
桟橋を渡る途中で 水場を発見します
ルンゼの伏流になった沢の水が出てきている様です
水を取りやすい様に
パイプを付けてくれています
足元は苔で覆われ滑りやすいので
水を汲む時は注意が必要です
その流れる水の周りには
苔と共に 小さな小さなお花が
岩に蔓延る様に集まっています
よ~く覗いてみると ツルネコノメソウです
ツルネコノメソウ 花言葉:謙虚、誠実
久々にお会いしました♪
9:14 10番目は階段
9:16 パオーン杉
水場から先の階段を登って 2分ほど歩いた頃
樹林帯に一風変わった姿の杉の木が・・・
杉の間に見える 細身のマンモス?
これが パオーン杉と呼ばれている杉の木のようです
小さなマンモス
大きな杉の木
自然の芸術家がここでもまた 楽しませてくれます♪
山のヒダが織り成す魅力は
何とも壮大でありながらも どこか繊細で
地味な色合いの中にも
何かを表現する力みたいなものがあり
自然の息遣いがそこに潜んでいるかの様です
幾つものルンゼを
山腹を巻く様に渡って行きます
中々 樹林帯の中から抜け出せません・・・
時折 岩場の様な道が出てきたりするけれど・・・
基本 歩きやすい登山道のイメージが強いです
崩れた斜面は 渡す橋であったり
角度がきつい所は 階段であったり
どれほど助けられている事でしょう
感謝 感謝の山道です♪
9:32 11番目の桟橋
急な所でも
しっかりと道になっていれば大丈夫♪
ファイト!ファイト!と登って行きます
この急な斜面を頑張れば
その頂点には ほ~ら♪ 助け舟!
9:33 12番目の桟橋があります
12番目の桟橋から少し下り気味のトラバースは
ちょっと嫌らしい箇所があります
その嫌らしい箇所を 足元に注意して 小心者の私は渡ります
尚も急な登りは続きます
9:38 13番目の桟橋 崩れた谷間の橋渡し!
13番目を過ぎたあたりから 少し様子が変わり
笹床の樹林帯の道が 優しく延びてくれます
カンスゲ(寒菅) 花言葉:物静か
熊笹の中から カンスゲが
ひょろりと伸びて日向ぼっこ中
目立たないようで目立っていました♪
笹の道を過ぎると再び細道の片方は切れて・・・
崩れている所も・・・
9:41 14番目の桟橋 少し歪ん出来ています
9:41 15番目の桟橋は 14番目の続きのよう…
15番目の桟橋から見る 大崩れ・・・
見れば ガレたルンゼが流れ落ちています・・・
桟橋が無ければ・・・苦行の道に・・・
ありがたや~ ありがたや~
しかし・・・
ここからの道もまた
油断ならぬ道へとなって行きます
9:43 16番目の桟橋
鉄の杭と鎖場 最後の鉄の杭がグラグラで注意が必要
谷川が切れ落ちた様になっており
鎖が付けられていますが
新しい赤のフィックスが
その上から 設置されておりました・・・
ただ… それに頼るとなると・・・
中間に一つ支点が欲しいと感じたのですが・・・
一旦鎖は途絶え 山腹を進みます
9:46 17番目の桟橋は歪んだ鉄橋 山側の隅を渡ります
9:46 18番目の桟橋 17番目の鉄橋からすぐにあります
まるで 空中の渡り廊下みたいです
このまま天空のお山に行けそうな感じです・・・が
この橋を越えて目にするものは・・・
9:47 19番目の桟橋は崩落したまま
人が歩くと道になる・・・
立証するように この崩落した橋の山側に
以前無かった道が出来ています・・・
崩落した直後位に登った時
桟橋の残骸の傍を
岩や木の根を掴んで登った記憶が蘇ります
細道のつづく山腹 滑り台の様に谷に落ちる斜面
ちょっとした岩だけど 注意が必要
9:49 20番目の最後の桟橋
山腹を巻く様に進めば もうそこは・・・
見えてきました!見えてきました!稲村小屋の赤い屋根♪
9:52 山上辻 1545m 稲村小屋
峠に吹く風は
妨げるものが無いからでしょうか
思いっきり 吹きたいだけ吹く感じ・・・
冷たい風が体当たりしてきて 陽の温かさすら
失わせる勢いです
それでも、暫し休憩を取るため
ザックを置きます
設置されている 木のベンチが
憩いの場を提供してくれます
風と語らい・・・時に身を縮めながら
樹間から覗く観音峰方面を望みながら 体を休めます
しかし・・・寒い・・・
先週の竜ヶ岳の登った時でも
これほど寒さは感じませんでしたが…
それでも15分ほど休んで
稲村ヶ岳へと歩を進めていく事にします
三ツ塚~観音峰方面
背中を押すように吹いた風が
山上辻を後にする頃には ピタッと止みました
つづく
母公堂の登山口からの続きです
母公堂の伝説は 所々事なって伝えられている部分があります
前回の伝説の中でも多少の違いがありました
洞川温泉観光協会のHPでは
その母公堂の伝説を詳しく載せて公開しております
その内容は 納得させるものがあり、
こちらに残しておきたく 引用させて頂きました
女人禁制の意味・・・
私もそう考えたいと思います
今から1300有余年前の白鳳年間、役行者という山岳修験者が
熊野本宮から大峯山脈を南から北の大峯山(山上ヶ岳)に向かい
修行をしていました。
この修行を案じた役行者の母、渡都岐(とつき)白専女は、
役行者の弟子・後鬼の案内で
葛城山の麓、茅原から険しい峠や山河を越えて、
役行者が山籠りして修行している大峯山に一番近い
洞川の蛇ケ谷まで会いに来ましたが、
この谷を渡ろうとすると、一匹の大蛇が行く手を阻み、
どうしても渡ることが出来ません。
後鬼と替わるがわる何度試みても駄目でした。
弟子の前鬼を通じてこのことを知った孝行心の篤い役行者は、
悩みに悩んだ末、このままでは母は私を心配して
命の危険な山中を何処までも心配して追っかけて来る。
蛇ケ谷に庵を建て母に住んでもらい、身の回りのことを後鬼に頼み、
私自身が時々母を訪ねることにすれば、
母も安心して留まってくれるだろう。
早速、洞川の人たちに頼んで母の庵を建ててもらい、
母公堂と庵の名を付けました。
また、その際に重ねて母を思う心から、
母が後を追わないようにと「女人入山禁止の結界門」を建てました。
これが「女人禁制」の始まりであり、
一千三百有余年後現在も守り続けられている歴史の重みであります。
これは「女性差別的」な解釈でなく、
役行者の母を思う優しい心の現れであると、
私ども後鬼の子孫は考えています
洞川温泉観光協会のHPより
漸 晴れた空が姿を見せてくれて
九州遠征の不完全燃焼を解消しようと
稲村ヶ岳の登山口でもある母公堂まで やってきました♪
バリゴヤノ頭に登って以来の事です・・・
今回はチチには 思惑があったようで
ただ 稲村ヶ岳へ向かうようではなさそうです
コースタイム
7:42 母公堂 888m → 7:43 登山口 → 8:48 法力峠 1217m → 9:52 山上辻・稲村小屋 1545m 10:10 →
10:34 ? → 10:50 稲村ヶ岳 1726m → 11:18 山上辻・稲村小屋 11:45 →
12:20 水場 12:25 → 12:45 法力峠 → 13:35 母公堂・・・駐車スペース
母公堂の登山口からは
やはり急な登りとなっていますが
しっかりとした道でもあります
周りは高い木々に覆われた樹林帯
薄暗さが一層 自然の趣を強く感じさせます
薄暗い樹林帯の山道を 15分ほど登って行くと・・・
五代松鍾乳洞と母公堂の分岐に出ます
母公堂の分岐を真直ぐ進んで行きます
8:20 最初の桟橋
20分ほど歩いた頃でしょうか
最初の木道の桟橋が 急な斜面を補う様に見えてきます
急な山腹の斜面は 崩れていたり 道が飛んでいたり・・・
危険な所は こうした桟橋や階段が取り付けられ
歩きやすい様に整備された道が続きます
その道すがら 土色の味気ない山道の端に
ひっそりと佇む野花たちが目に留まります
目を凝らして見ると
それは♪ それは♪
愛らしい姿で微笑んでいます
ニッコウネコノメソウ エンレイソウ ハシリドコロ
薄暗くとも
木漏れ日の落ちて来るところは
優しい明るさがひろがり
静かな樹林帯に 心なごみます
整備された植林の道は歩きやすい のんびり歩いていると・・・
8:44 2番目の桟橋
最初の桟橋から 25分ほど進んだ先に
再び柵の付いた桟橋が現れ 渉ります
そして・・・樹林帯の登山道を延々と歩きます
8:46 3番目の桟橋 8:47 4番目の桟橋
4番目の桟橋を通り過ぎて 間もなく分岐に出合います
ここが法力峠です
観音峰からの道がここで合流するのです
8:48 法力峠 1217m 観音峰との分岐です
8:49 振り返って・・・観音峰から(L)と 母公堂から(R)の分岐です
ここで数名の登山者に出会いますが
皆さん 何やら上を見てい写真を構えております
野鳥の観察?
小さな鳥が 近くまで来ているようです
あれは何の鳥?
あれはね・・・
そんな話に耳を傾けて 見上げてみますが
私の年老いた目では その姿を
捉える事はできませんでした
静かに 通り過ぎる事にします
そう言えば・・・
静かな佇まいの中で時折 小鳥のさえずりが
心地よく聞こえてきます♪
小鳥さんたちも こちらの様子を見ながら
何やら話をしているのかもしれませんね♪
この峠の辺りから 光沢の葉を広げた
ミヤマシキミの花が目に留まります
ミャマシキミ 花言葉:寛大
8:58 5番目の桟橋は階段状 峠から10分ほど歩いた所
9:01 桟橋を過ぎて左にカーブする先に小屋が見えてきます
大日山
廃墟の小屋を過ぎた辺りから ちょっとあかるくなり
葉の揃わない木々の枝の向こうに
大日山を望める様になります
山腹を巻く道は まだまだ続きます
9:05 6番目は階段 9:07 7番目も階段
狭い道が山腹に沿って延びます
狭いトラバースの道は 足元注意です
9:12 8番目の桟橋 崩れた斜面の渡しとなっています
だんだん道は 様相を変えてきてるような・・・
9:13 柵をしている所にでます そこを回り込むと・・・
9:13 9番目の桟橋に出ます
9番目の桟橋の中間に 水場があります
9番目の桟橋から見上げるルンゼの水
桟橋を渡る途中で 水場を発見します
ルンゼの伏流になった沢の水が出てきている様です
水を取りやすい様に
パイプを付けてくれています
足元は苔で覆われ滑りやすいので
水を汲む時は注意が必要です
その流れる水の周りには
苔と共に 小さな小さなお花が
岩に蔓延る様に集まっています
よ~く覗いてみると ツルネコノメソウです
ツルネコノメソウ 花言葉:謙虚、誠実
久々にお会いしました♪
9:14 10番目は階段
9:16 パオーン杉
水場から先の階段を登って 2分ほど歩いた頃
樹林帯に一風変わった姿の杉の木が・・・
杉の間に見える 細身のマンモス?
これが パオーン杉と呼ばれている杉の木のようです
小さなマンモス
大きな杉の木
自然の芸術家がここでもまた 楽しませてくれます♪
山のヒダが織り成す魅力は
何とも壮大でありながらも どこか繊細で
地味な色合いの中にも
何かを表現する力みたいなものがあり
自然の息遣いがそこに潜んでいるかの様です
幾つものルンゼを
山腹を巻く様に渡って行きます
中々 樹林帯の中から抜け出せません・・・
時折 岩場の様な道が出てきたりするけれど・・・
基本 歩きやすい登山道のイメージが強いです
崩れた斜面は 渡す橋であったり
角度がきつい所は 階段であったり
どれほど助けられている事でしょう
感謝 感謝の山道です♪
9:32 11番目の桟橋
急な所でも
しっかりと道になっていれば大丈夫♪
ファイト!ファイト!と登って行きます
この急な斜面を頑張れば
その頂点には ほ~ら♪ 助け舟!
9:33 12番目の桟橋があります
12番目の桟橋から少し下り気味のトラバースは
ちょっと嫌らしい箇所があります
その嫌らしい箇所を 足元に注意して 小心者の私は渡ります
尚も急な登りは続きます
9:38 13番目の桟橋 崩れた谷間の橋渡し!
13番目を過ぎたあたりから 少し様子が変わり
笹床の樹林帯の道が 優しく延びてくれます
カンスゲ(寒菅) 花言葉:物静か
熊笹の中から カンスゲが
ひょろりと伸びて日向ぼっこ中
目立たないようで目立っていました♪
笹の道を過ぎると再び細道の片方は切れて・・・
崩れている所も・・・
9:41 14番目の桟橋 少し歪ん出来ています
9:41 15番目の桟橋は 14番目の続きのよう…
15番目の桟橋から見る 大崩れ・・・
見れば ガレたルンゼが流れ落ちています・・・
桟橋が無ければ・・・苦行の道に・・・
ありがたや~ ありがたや~
しかし・・・
ここからの道もまた
油断ならぬ道へとなって行きます
9:43 16番目の桟橋
鉄の杭と鎖場 最後の鉄の杭がグラグラで注意が必要
谷川が切れ落ちた様になっており
鎖が付けられていますが
新しい赤のフィックスが
その上から 設置されておりました・・・
ただ… それに頼るとなると・・・
中間に一つ支点が欲しいと感じたのですが・・・
一旦鎖は途絶え 山腹を進みます
9:46 17番目の桟橋は歪んだ鉄橋 山側の隅を渡ります
9:46 18番目の桟橋 17番目の鉄橋からすぐにあります
まるで 空中の渡り廊下みたいです
このまま天空のお山に行けそうな感じです・・・が
この橋を越えて目にするものは・・・
9:47 19番目の桟橋は崩落したまま
人が歩くと道になる・・・
立証するように この崩落した橋の山側に
以前無かった道が出来ています・・・
崩落した直後位に登った時
桟橋の残骸の傍を
岩や木の根を掴んで登った記憶が蘇ります
細道のつづく山腹 滑り台の様に谷に落ちる斜面
ちょっとした岩だけど 注意が必要
9:49 20番目の最後の桟橋
山腹を巻く様に進めば もうそこは・・・
見えてきました!見えてきました!稲村小屋の赤い屋根♪
9:52 山上辻 1545m 稲村小屋
峠に吹く風は
妨げるものが無いからでしょうか
思いっきり 吹きたいだけ吹く感じ・・・
冷たい風が体当たりしてきて 陽の温かさすら
失わせる勢いです
それでも、暫し休憩を取るため
ザックを置きます
設置されている 木のベンチが
憩いの場を提供してくれます
風と語らい・・・時に身を縮めながら
樹間から覗く観音峰方面を望みながら 体を休めます
しかし・・・寒い・・・
先週の竜ヶ岳の登った時でも
これほど寒さは感じませんでしたが…
それでも15分ほど休んで
稲村ヶ岳へと歩を進めていく事にします
三ツ塚~観音峰方面
背中を押すように吹いた風が
山上辻を後にする頃には ピタッと止みました
つづく
稲村ヶ岳、途中花もあるようですが、なかなか気の抜
けない大変なルート、歴史のある修験者の山なんで
すね。
フタバアオイはこちらの筑波山でも群生を見ることが
できますが、花は地面すれすれに咲いていますので、
写真を撮るのが大変でしたね。
天気も良さそうですので、次の稲村ヶ岳のレポも楽しみ
にしています。
修行の場としては 本当に険しい所もあるようです
歴史のあるお山で 何処か神秘的な雰囲気も漂わせているお山ですが
唯一女性のために開かれたお山でもありますから
比較的穏やかな方かもしれません(笑)
フタバアオイを撮るときは
腰がとても痛かったです(笑)
でも 愛嬌のある顔をしておりますよね♪
いつも 長々となる記録を呼んでいただいてうれしく思います
では 次も頑張って…(笑)
コメントをありがとうございます♪