色の三属性
私達は生活している中で色を赤色、青色など慣用句として表現していますが、個人差や地域の違いにより言葉だけでは正確にとなると、色を伝えることができません。 個人差や照明、地域の違いなどと、言った様々な要因に左右されずに色を正確に伝える為、記号化して表現するため、一定のルールと定義による表色系(color system)が作られています。 これらの表色系は膨大な色彩環境をはかる、色のものさし的な役割を果たしています。
・色相・・有彩色で赤・黄・青など他の色と区別する基本となる色の特徴。
・彩度・・色の鮮やかさの度合い。
・明度・・色の持つ明るさや暗さの度合い。
・色彩・・色の取り合わせ、色どり、色あい。
・有彩色・・色の三属性である色相・明度・彩度を併せ持つ黒・灰・白色を除いた色。
・無彩色・・色の三属性である色相・明度・彩度のうち明度だけをもつ黒・灰・白色
マンセル表色系
マンセル表色系とは、国際的にも有名な表色系で日本でもJIS(日本工業規格)でも取り上げられ、また、私共塗装屋さんが普段持ち歩いている、日本塗料工業会発行の塗料標準色(色見本帳と呼んでます)にも採用されております。 米国の画家マンセル(A.H.Munsell[1858~1918])が考案した色の表示法。色相・明度・彩度に従い、赤・黄・緑・青・紫色およびその中間色の計10色を基準にして組み立てたもの。
う~ん、わかりずらい話になってしまいましたが、次は外壁に関係する話です。
色彩構成の考え方として建物の外壁は単色で統一することにより、大きく見せたりする事やまとまりがある印象を与えられます。逆に言うと単調な印象を与える事もありますね。 また、魅力のある色彩景観にする為には周辺と調和した適度な変化も必要です。
ただし、複数の色を使用する場合は基調色(ベースカラー)、従属色(アソートカラー)、強調色(アクセントカラー)の3つの色彩バランスや配色についてよく検討する必要があります。
・基調色(ベースカラー)
基本となる色、最も広い面積を塗る色、ベースカラーとなる色には彩度の高い原色系の色を使うと色が主張しすぎて派手になります。 お勧めとしては、彩度が低めの色がお勧めです。
・従属色(アソートカラー)
ベースカラーを引き立て、安定させる色。ベースカラーだけでは単調になりがちですので、手摺りや庇部分、窓周りなどを用いる事で、安定感が得られます。 また、アソートカラー(私共は、ポイント色と呼びます)はベースカラーと類似した色の方が落ち着いた色あいになります。
・強調色(アクセントカラー)
塗る面積は少ないが、配色全体を引き締め、彩りを与える色。 建物の色合いとして全体的に淡彩色(薄い色)であれば濃淡色(濃い色)など、ベースカラーが濃い色であれば逆にするなど反対の配色がアクセントとして働きやすいです。 ただし、アクセントカラーは、必ずしも必要ではなく有効ではありますが、配色のバランスが難しいので注意が必要です。
長文になってしまい、すいません。 長嶺塗装では、カラーシュミレーションはもちろんの事、廻りの建物に見あった色の提案から、商業地のテナントビルへの特殊な塗料の提案など色々なご相談などあればお気軽にお電話下さい。
お疲れ様です。長嶺です。
いつも暑くて大変ですね…(^^ゞ
今回は少し前に施工をしたジプトンの塗替え工事をアップします。
暗くて分かりづらいかもしれませんが天井のジプトンが
かなり汚れてます。
これを模様を潰さずに綺麗に塗装していきます。
ん~…綺麗になってきていますね。
綺麗に仕上がりました。影でムラのように見えるヶ所もありますが
ムラではなく影ですよ‼
事務所の天井などの黄ばみも綺麗になるので
皆様、塗替えを検討してみてはいかがでしょうか?
皆さん、こんにちは。
今回はリフォーム中の内部木部の塗装工事をしてきました。
新しい木材を取り付けや交換すると蛍光灯や太陽の日差しなどで色焼けして
そのままニスで仕上げると色が合わないのでその場所に合った色を付けて塗装仕上げをしていきます。
作業工程の写真は撮り忘れたのですが…
いい感じに色も馴染んで綺麗に仕上がりました。
今回もお疲れ様です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回は浦添市にあるアパートでアルミ手摺根元の注入工事をしてきました。
皆さんこんな光景を見たりもしくは家の手摺りがこんな風にはなってませんか?
アルミでも鉄のパイプでも経年劣化等で手摺根元に水が溜まって
それを放置しているとクラックや爆裂の原因になってしまいます。
注入イメージがこちらです。
エポキシ樹脂モルタルのを注入し内部に溜まっている
水を出しながら充填する工法ですね。
エポキシ樹脂なのでほとんどの物に密着性もいいです。
かなり水が溜まっていたようでもの凄い勢いで水が出ました。
エポキシ樹脂を充填するとやはり中に残っていた水が出てきましたね。
樹脂が溢れるぐらい入れて1回目の注入は完了です。
硬化も早いので固まったら再度、注入して樹脂が溢れたら
掃除をして完了となります。
穴は水抜きの役割になるのでそのままにしておきます。
皆様もお家を守る意味で施工されてはいかがでしょうか?
見積もりは無料ですよ~!