沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

ペンキ屋さんの日常・・・タイルのクリアーは必要?不必要?

2024年03月30日 09時16分06秒 | 日記
  
 タイル面のクリアー塗装・・・白い線のような物(打ち継ぎ目地)から下は、今から塗装になります。 足場があったので解体して塗装する為です。
タイル面のクリアーは、必要?と思われる方は多くいますが、タイル目地(タイルとタイルの間のセメント)から劣化していき壁に水が入り込みタイルに下地から雨漏り又は、タイルの剥落などが考えられます。
 また、近年タイルの貼り付け工法では、剥落の危険性が少ないですが、下地ののひび割れによる雨漏りは防げません。
 そのような理由があり、出来ればタイルのクリアーまで行う事が望ましいです。  あくまでも予算との兼ね合いもありますので、今回はペンキだけの塗装にして、次回にクリアーを塗装するというのもありだと思います。


雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2024年03月28日 08時18分41秒 | 日記
 
 排水パイプの下から水が漏れています。
こちらは、室内から、外壁へパイプが入っているのですが、雨が横雨になると漏れてくるそうです。 
 パイプを通す穴は元々、大きめに開いているのでその隙間をモルタルで埋めています。  本来であれば、多少、ひび割れが出来て隙間があっても水が入らない作りになっているのですが、勾配が逆で、水を引き込む状態だと、経年劣化と共に隙間ができると雨漏りになってしまいます。

外部の写真がこちらになります
 

雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・再掲載

2024年03月25日 09時14分10秒 | 日記
雨漏り例・・・・よくある例なので再掲載させて頂きます。
なんてことない普通の壁(コンクリート壁)ですが・・・

写真では分かりにくいので、このようなひび割れがあります。 
ヘアークラック(微細なひび割れ)ですが、気密性の高い住宅の為、長雨が降ると水を吸い込み雨漏りになります。 
 ヘアークラック(微細なひび割れ)などは刷り込みして補修では雨漏りは再発又は、止まらないです。 
 こちらは、研磨して、注入した後ですが、仮に、刷り込み(塗料・セメント)を行ったとしてもこんなに長いひび割れとはわからず見える範囲でしか行わないので別の箇所から雨漏りします。

 
別の業者さんが何度か修繕していますが止まらないのでご依頼がきて対応させて頂きました。 何年か前になりますので問題なく止まっています。 
 新築なので、本来は瑕疵保険(10年)対応の工事ですが、建築屋さんが、対応できないという訳で工事させて頂きました。 
 壁を研磨しなければ、ひび割れは1mほどで止まっていましたが、いざ研磨してみると3mほどのひび割れです。
 


関西ペイントのリフォームサミット講習会に参加させて頂きました

2024年03月21日 15時42分32秒 | 日記
 
 関西ペイント様のリフォームサミットの講習会に参加してきました。
沖縄塗装工業では、以前から参画していましたが、沖縄でも関西ペイントを本格的に講習などを行うそうです。 
 今回は、材料の紹介というより、参加するにあたりの会社の理念などの説明でしたが、次回からは、色々な講習などをしてくれるそうです。 
 2部制で午前・午後で別々でしたが、午前中だけでも塗装関連会社が60人以上参加しており、久々に周りはペンキ屋さんだらけでした。
 

ペンキ屋さんの日常・・・お見積りの想定

2024年03月19日 09時06分39秒 | 日記
 最近、よくお見積りである事例ですが、建物を拝見した際に外壁よりいも先に別件の修繕をお勧めしたお話です。

 例でお伝えしますと、屋上の水道管の劣化による漏水、消防設備の経年劣化などがありました。
 

急に水道管が破裂して、対応となると正直なお話かなり金額が高くなってしまう場合が多いです。 消防設備などの劣化なども設備の費用が元々高額なので急な出費は負担が大きくなります。 

 残念なお話なのですが、外壁塗装のお見積りでお伺いする際に家主様から、相見積もりで何社か見てもらっているという事をおしゃられていた案件なのですが、見て回っていると、飾りつけのアルミフレームが外れかけている物がありました。 大通り添いなので3m近いアルミが取れたら危ない状態、また、ぱっと見では分からなく、留め金の腐食を確認して、外せるか?確認している際にわかりました。 (対応は家主様にて行っています)
 外壁塗装のお見積りとは、お客様の大切な物件を診療して、治療するまでの費用をお見積りすることです、現場で数量を図るだけのお仕事ではありません。

 外壁塗装のお見積りとは、色々と想定しなければいけません。 この設備、外して塗るとして、外したら設置までできる物か?室内からしか外せない物など設備によっては、外さない事を想定している物もあります。
 これらを考えてお見積りをしないと、いざ工事に入ると実は・・・など工事の内容が大幅に変わり、トラブルになる事が多いです。