塗膜の剥がれ・・・何故、おこるのでしょうか。 塗装は年数を追うごとにまずは、艶がなくなり、表面から塗膜が砂のように落ちていきます。 砂のように落ちるとは、壁に触ると手につく(チョーキング現象)状態で、壁の下に車などがある場合は雨で塗膜の表面が、落ちて車に色がついたりします。
塗膜の経年劣化は、このように進行していきますが、これは塗膜の剥がれとは言いません。
最近も、材料屋さん、メーカー様とお話しさせていただく事があり、よくある原因が洗浄不足が多いそうです。
洗浄不足とは、外壁塗装をする際に高圧洗浄で汚れを落として塗装することが基本になります。 (雨漏りや別の理由で補修して洗浄することもあります)
その高圧洗浄ですが、業者さんによってまちまちで、壁面の洗浄は知識がない人がやると洗浄不足により塗装が1~3年で剥がれます。
洗浄では、もちろんとれる汚れと根深いカビなどは取れません、しかし、一番の原因は、先ほど申し上げた、塗膜の劣化による表面の砂状のになった塗膜はある程度綺麗にしないと、砂の上に塗装をするようなものでシーラーだけでは密着していません。
高圧洗浄は、意味があり、これでいいだろうと、さっと洗うと不具合がでます。 特に不具合のおきやすい物件は、築年数15年~30年ぐらいで立地にもよりますがチョーキング現象が激しい場合は高圧洗浄には注意が必要です。