雨漏り診断士の免許の更新・・・手続きが済み、更新された免許と資料が送られてきました。 思えば、雨漏り診断士の取得以前から、雨漏りの調査はよく行っておりました。 今だから、言えるかもしれないですが、とりあえずこのあたりを処理(補修)したら、止まると思います・・・実際は、ある程度止まります、しかし、もちろん、止まらない場合などは、別の角度からみて、処理したりなどを行い、漏水を止めてきました。
それから、何年かして、雨漏り診断士と言う免許の存在を知り、「経験もあるから、受かるだろ」と軽い気持ちで試験に臨みました・・・・・
講習から、試験までなかなか難しい・・・特に木造住宅の構造など・・・?
どうにか合格して、晴れて雨漏り診断士に・・・よく言われますが、「民間免許でしょ」・・・まあ、そうですね。 しかし、雨漏りについて非常に考えさせられる免許でした。
例えば、単に雨漏りではなく、「単一雨漏り」「複数侵入雨漏り」「複数浸出雨漏り」「創発雨漏り」など、色々雨漏りにも種類があり、雨漏りを止めるだけではなく、今後も想定した処理や説明する事が大事になります。
私の場合は、免許を取った後の方が、がむしゃらに構造などを、逐一建築屋さんや設計の方などに事あるごとに相談して、解決してきました。
もちろん、失敗したこともありますが、御見積もりから現場まで、良くも悪くも経験を伝えることにより、外壁塗装現場から「雨漏りしてそうなひび割れがあるから直そうね」など、もちろん、直すのは当たり前ですが、特に意識して雨漏りするひび割れなどを把握している事が補修には大事な事です。 ひび割れと言っても○mm以下だとしても漏水するものもあり、そのようなひび割れは普通のひび割れ補修ではだめです。
また、同業者さんから電話がきて「こんな雨漏りがあった・・(珍しい例)」など、情報が来たり自分からお話ししたりなど、真摯に学ぶことが多くありました。 更新にあたり、雨漏りテキストで追加されたものを拝見して改めて、雨漏り診断士として初心を忘れずに訪問していきますので宜しくお願い致します。