沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

・・・・タイル編

2018年03月30日 16時57分58秒 | 日記

タイル浮きの原因

コンクリート躯体とタイル張り仕上げなどの仕上げ層との隙間(浮き)を発生させる原因は次の通りです。
浮きは外壁の剥落に繋がる危険度の高い要因です。

  • 温度差による収縮
     日射を受ける事によって仕上げ層は熱膨張が生じ、夜間は逆に躯体より先に収縮する事のくり返しにより付着力が低下します。
     また、タイルとコンクリートの熱による伸縮係数の違いも生じ、モルタルと磁器タイルの間には隙間が生じやすくなります。
  • 地震などの外力による揺れ
     建物の変形、揺れ、歪みの発生に伴うコンクリート躯体と仕上げ層との付着力が低下します。
  • 湿度による収縮
    タイル目地などからの吸水により膨張が生じ、乾燥する事によって収縮するこのくり返しにより付着力が低下します。
  • 凍結融解による収縮
     ひび割れ部から進入した湿気が凍結(膨張)・融解(収縮)を繰り返す事により付着力が低下します。
  • 鉄筋の被り厚さ不足
     鉄筋の被り厚さ不足により鉄筋に錆が発生し、膨張する事によってコンクリート躯体と仕上げ層を押出して浮きを発生させます。
  • 施工不良または建物の不同沈下
     コンクリート躯体のジャンカ・異物の混入・過度の深目地なども付着力を低下させる要因となり、また、建物の不同沈下によって外力が発生し同様な浮きが生じます。

以前、建物の躯体は型枠の精度不足のため段差や凹凸が残り、かつては磁器タイルを貼るために厚さ20~30mm前後のモルタル仕上げが一般的に行われていましたが、最近では精度が向上して2.0~3.0mm程の薄塗りが主流となりました。
しかし、コンクリート躯体とモルタル層の浮き、または磁器タイルとモルタル層の浮きは同様に発生しています。

タイル浮きの事例

ひび割れ、張り替え工法による修繕

手摺りからの事例

タイルはつり(撤去)後、手摺り下に水が・・・これが進行すると・・・

・・・穴が・・・

 

何日か前の雨が・・・まだ、乾かないというか、中に水が・・・

タイル面、手摺りのある上の階層をはつり(撤去)、中層階は、アンカーピンニング工法にて修繕。

タイルの修繕に関しては、以下の様な修繕方法になります。

・張り替え工法

・エポキシ樹脂併用アンカーピンニング工法

・エポキシ樹脂注入低圧注入工法

・Uカットシール材充填工法(後にタイル張り替えも含む)

どれか、一つの工法ではなく修繕か所に合わせた補修になります。 しかし、どの工法を行うにしても最後に、目地詰め補修、タイル面クリーニングは必ず必要となります。


タイル面の浮きや張り替えを行っても目地がこのように経年劣化により目地が痩せていたり、穴などがあります。

目地の痩せですね・・

そこで目地埋めを行い、

目地埋め後、余分な目地材をふき取りますがどうしても汚れてしまいますので薬品を使い洗浄を行い仕上げになります。

写真には写っていませんが、誘発目地のコーキングも打ち替えを行いました

黒光りのスケラ(皮すき)・・・

 



雨漏り・・・マンション、アパートなど例です。

2018年03月30日 13時47分35秒 | 日記

マンションの雨漏り例

浴室アスファルト防水の劣化、またはウレタン防水の劣化による雨漏り。

タイルをはつり(撤去)下地のアスファルト防水がヘドロ状に・・・・

このような感じに(下の階)

ほかにも、浴室出入口扉の下枠周りからの漏水などなど・・・

排水、給水管などの経年劣化による漏水など(共用部に当たると思われます)

洗濯機からのアーバーブローなどの上の階の不注意による漏水

ほかには、外部要因で壁のクラック(ひび割れ)や、窓周りシーリングなどなど・・・・

マンションやアパートなど共同住宅などでは洗濯機からのオーバーブローなどであれば原因はすぐに判明し復旧工事は早めの対応が可能ですがそれ以外の原因(壁のひび割れ、壁の中の給水管、内部排水管など・・・)では、原因の究明が難しくまた、大量の水が下に流れ落ちるわけでもなく、対策には時間を要する物が多いです。

雨漏り(漏水)などは、出口を止めるだけの対応ですと後々に再度漏れ出しまた、費用もかさみます。

マンションでは各戸の専有部分に漏水原因があれば、修繕工事費用は当該住戸が負担します。共用部分からの漏水であれば管理組合の修繕積立金などを取り崩して工事を行うなど、しかし、原因調査と対策検討の為の費用を上階住戸が支払うのか、下階住戸が支払うのか、管理組合が支払うのか、などを定めておかなければ対策が遅れる原因にもなります。

雨漏り(漏水)調査は、基本的には無料での調査になりますが複数か所の散水やブラックライト等による調査など何日かにかけての調査は有料になる場合もございます。 もちろん、有料の場合は事前に散水計画等をお伝えして御見積もり後の調査になります。

 

 


ローラーのひなたぼっこ・・・・

2018年03月28日 17時51分31秒 | 日記

仕事道具のローラーです・・・・ひなたぼっこ中です・・・なんか可愛く見えてきた・・・・

デッキテラス塗装中・・・

組む前に塗装中・・・(´;ω;`)

天井塗装の為、養生中

マスク装着後、中塗り確認・・・


塗料の調色・・・

2018年03月24日 14時33分30秒 | 日記

今回はボード1枚とちょっとを廻りの色に合わせて塗ります、という事で上の写真が今回使用した調色です。

そして、こちらが調色セット、、と、混ぜ棒・・・あ~ヒートガンも必要ですね

 ヒートガンと空・・・ペンキはぬれ色(ペンキが乾いてなく、濡れている事)では判断できません。(色ののぼりといいます)

乾いている色で判断となりますので調色を行う際はヒートガン(ドライヤー的な物)を使用して、調色し乾燥を見て廻りの壁と合わせたり、日塗工(日本塗料工業会の発行する標準色)の色番号と照らし合わせます。  ペンキのぬれ色から乾き色を想定して色を混ぜていかないといけないので知識がないとなかなか難しい作業になります。

マスキングテープ(青いテープ)の下が塗装した部分で上の色に合わせています。 ビンゴですね ( ^)o(^ )

 なんか、晴れた日が懐かしいですね。 最近は、雨に泣かされてばかりです・・・

 

 

 

 


ダムの貯水率が平年より少ないそうです!皆さん節水に心がけましょう・・・・恵みの雨も必要ですね‥‥雨漏り診断写真・・・・

2018年03月22日 16時06分14秒 | 日記

右から、じわじわ~って感じのようですね。

鍾乳洞の様な現象が・・・エフロレッセンスですね、はい・・・・

現場にて、パテ処理中・・・

さて、ぬりぬりタイム・・・

クラック調査、打診にて現場確認中・・・・

新築凸凹模様吹き付け・・

以上、現場からでした。 雨漏り調査は、雨漏り診断士在籍の長嶺塗装まで宜しくお願い致します。