沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

雨漏り診断士が行く・・・

2023年11月30日 08時02分49秒 | 日記
デッキテラスの洗浄中
木材は防腐剤の入った塗料を使用します。 
木材は湿度による膨張と収縮、木は木材になっても生きていて、塗装などで塞いでない木材は、湿気を吸ったり吐いたりしますので、木材を塗装する場合は専用の塗料を使用しましょう。
 また、室内の床なども表面をニスで覆われていますが、裏面は非塗装なので雨漏りなどで床下に水がある環境が多くある場合の床は、収縮して湿気を吸い取るので表面がデコボコして捻ることがあります。
 雨漏り診断でお伺いした際にもこの現象はよく見受けられます。
 あくまでも目安で、室外からの吸気による木材の捻りなど、沖縄は、高温多湿な環境もあり、雨漏り?ではなく結露という事もよくあります。

雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2023年11月29日 08時07分43秒 | 日記
 
天井ジプトーン材への雨漏り・・・
外側の処理は終わっており、内部を塗装します

今回は部分的な塗装になりますので、少し色を合わせる為、調色して塗っていきます。
 綺麗に仕上がりました、なんでもないような仕上がりですが、これが、ジプトーン天井材は穴がぼこぼこしているのですが穴の中は塗らずに表面だけ色を付けるのが綺麗に仕上がり周りの天井材とも違和感ない仕上げになります。
どちらかというと、穴も全部塗る業者が多いですが・・・・
こちらもFIX窓(開かない窓)からの雨漏りと思われる現場です。
1階の室内には、広範囲に渡り雨漏り跡がありました。 恐らく2階の床下に水が流れ込みひび割れから漏水していると想定されます。
 今回の台風では、長雨と強風によりサッシが押されて漏水にいたる事例が何か所かありました。
 
 サッシ回りのコーキングの打ち替え、ガラスのシリコンなども同じく打ち替えています。 コンクリートの笠木はひび割れ補修して塗装になります。
2階には、ほかにベランダなどもありますが、今回は窓の修繕で様子を見る提案になります。 雨漏りしているから、外壁を全体修繕しましょうという事ではありません。 もちろん、経年劣化などの状況により変わりますが部分的に一つ一つの原因をなくしていくというのが、雨漏り修繕になります。
 また、大事な事なのですが、外壁塗装で雨漏りは止まるかと言われると、そうではありません。 仮に、塗装して止まってもすぐに再発する可能性が非常に高いです。 雨漏りには原因の特定が必要で、外壁の構造的な雨漏りや水の流れなどを把握せずに工事すると、雨漏りは再発して、せっかく塗装したのに剥がれなどが生じて大きなトラブルになります。
雨漏りなどはできるだけ専門業者に依頼するのが良いと思われます。
沖縄塗装工業では、雨漏りの調査から、保険申請(瑕疵保険・火災保険)、工事まで一貫して行えますのでお気軽にお問い合わせください。 

外壁診断士が行く・・・築年数50年以上のコンクリート・・・

2023年11月28日 08時52分22秒 | 日記
剥落防止をメインにコンクリートの爆裂を撤去していきます
築年数と共に、中性化が深くなっていきますので、出来るだけ抑制する処理を行いますが、やはり、過度に安心ですではなく、今回の補修以外からも爆裂の可能性はある事を伝え工事をしています。 
 以前にもお話しましたが、インフォームドコンセント「医師と患者との十分な情報を得た上での合意」を意味します。  医師が説明をし、同意を得ること。 特に、医療行為や治験などの対象者が、治療や臨床試験・治験の内容についてよく説明を受け十分理解した上で、対象者が自らの自由意志に基づいて医療従事者と方針において合意する事ですが、これは、外壁の修繕においても相通じる物があります。
 築年数が古くなるほど中性化が進みますので100%の工事で、何十年も安心ですとはとてもじゃないですが言えません。
 けして、不安を煽る分けではありませんが、現実におこる可能性はお伝えして工事をお受けいたします。
 
 特に、築年数が古くなるほどしっかりと修繕しないとすぐにコンクリートの剥落や剥がれがおこりやすいです。 また、費用対効果を検討してもらい、解体をすすめる場合もあります。 

ベランダン防水の必要性・・・

2023年11月27日 08時16分38秒 | 日記
ベランダの手摺りが爆裂(コンクリートの剥離)しており、手で触ると湿気がありました。
 築年数50年以上の建物ですが、定期的に塗り替えをされているので比較的綺麗な建物ですが、ベランダの土間(地面)は、防水がされていないのでコンクリートの中性化が進み、コンクリートの中の鉄筋がサビて腐食していました。
 ベランダ内に鉢物などはなく、クーラー室外機の排水のみですが浸透していました。 外壁だけの塗装では、再発しますので一緒にベランダの防水を行うのがベストになります。 
 築年数が、20年以上となる場合は、出来るだけ屋上、ベランダの防水は視野に入れて検討される方が良いと思います。
 但し、沖縄でよくあるのですが、一度防水してあるから大丈夫という事で避ける傾向にあり、雨漏りしてからの防水というのが非常に多いです。
 普通の防水材であれば、5年(メーカー推奨)に1回は、表面の遮熱塗料の塗り替えが良いとされています。
 最初の防水さえしっかり施工されていれば、施工費のおよそ三分に一程度(現状の状態で変わりますが)で、表面の塗料の塗り替えのみで済みます。
また、急な勾配など、足場を必要とする屋上などは、フッ素などを提案して次回の外壁塗装に合わせるという事もあります。 

雨漏り診断士が行く・・・雨漏り例・・・

2023年11月24日 08時03分54秒 | 日記
 
 こちらは、防水施工中・・・・雨漏りしているのが防水から少し上がっている窓(真ん中の窓)から漏水していました。 ひび割れの補修と窓の周囲のコーキングを打ち替えました。
また、床下の通気口が、施工に問題があった為、フードを取り付けて完了です。
 最近の出来事なのですが、新築で防水のお問い合わせを頂いてお見積りにお伺いしたのですが、まだ、築1年ぐらいでしたが、早めに防水したいとご希望でした。 屋上に上がると、電気の引き込みが土間(屋上の陸屋根=地面)にプラスチックのカバー保護されていました。
 2重に水が入らない様に処理はされていましたが、紫外線の強い沖縄でどのくらい持つのか? 土間に穴があるので経年劣化が進むと確実に雨漏りと漏電が想定されます。 (写真は掲載できません) お客様には、防水をしてしまうと施工責任の問題がこちらに移るので是正に応じない可能性があります。
 まずは、専門業者に診せたら指摘された事を伝え、是正工事を要求された方が良いとお伝えしました。
 防水をする事で、プラスチックを埋める事で何十年と持つかもしれませんが、ただ、屋根の排水が詰まり、プール状に水が溜まり、何らかの原因で、少しでもゴムが切れたらなどなど、正直なお話、そんな心配で過ごすのではなく、構造を見直してもらうのがより良い事だと思います。 
 少しお年を召した方なので屋上に上がれない事もあり、写真を拝見してもらい説明しました。
 工事に悪気はないかもしれません、但し、無知のまま工事するのもどうなのでしょうか?少し疑問に思う事でした。 文面が長くなりすいません。