十年前まで名古屋なるこで修行していた女性が道場に顔を出した。
当時は高校生で、小学生から入門していたM田千恵と高校生になってすぐに入門したK藤澄子。
二人とも二児の母となって子供を連れて来た。澄子はご主人も一緒に来てくれた。
今のなるこに顔を知っている拳士はほとんどいないが、副道院長と懐かしく当時の話をして帰っていた。
十年の月日を経て懐かしく顔を出してくれたことがとてもうれしかった。
それなりに成長しているが面影はほとんど変わっていない。
「先生もちっとも変っていないね。」というお世辞に少しにんまり。
「あの当時は練習場が狭くて、出席をとるときは一番後ろの壁にくっつくほど拳士が多かったよね。」
「大会に向けての練習は凄まじかったことを覚えているよ。」
そう、今は演武の練習も十分にできるほど。
また顔を出してくれることを楽しみにしています。