パスピエ「プラスティックガール」
久しぶりに純度100%の茶番を見て大いに笑った7月のライスシチサン、
面白くて刺激的でこの人達本当にすごいなと感心させられた7月のまっさら、
ヒカリエというおしゃれな場所でなかなか残酷な無茶ぶりを強いた番組「むじゃき」、
本人達はややウケと言っていたけど私は好みのネタすぎてハートを撃ち抜かれた六代目、
この人達の単独以上に幸せと充実感を感じるライブはないと改めて実感したライス単独スイップ、
どんなに時が流れても笑いと癒しと安らぎを与えてくれるコンビだったうしろシティ単独ライブうれしい人間、
ライスを見に死ぬほど通った神保町で新しく好きになった人達を見る不思議な感覚だったロシモンの裏、
暑い熱い野外ステージでこの一瞬に全力をかけるメンバーの心意気に胸を打たれたバチバチエレキテるお台場合衆国イベント、
どんなことがあっても面白さだけは揺るがないんだと思い知らされたさらば青春の光単独ライブ野良野良、
Rockのネタでその日一番と言っていいくらいのウケをかっさらっていったキングオブコント2回戦、
ここにきて新ネタを持ってきたことに度肝を抜かれたTHE MANZAI2回戦、
昔から見ている憧れのコントイベントに出ている姿を見れたことが嬉しかった月刊コント、
真剣勝負に胸を打たれて世の中に面白いコント師は本当にたくさんいるからみんな報われてほしいと深く思ったキングオブコント準決勝、
嬉しさと楽しさと寂しさと悔しさと懐かしさと3年間の感謝の思いでいっぱいになった9月のライスのシチサンライブ最終回、
決勝直前にRockとオカリナを見れて、この人達はこれから、このネタで世間に衝撃を与えに行くのだと、そう感じて痺れた、9月のごっそり。
この夏の一番の想い出、一番印象に残っているシーンは、バチバチエレキテるのお台場合衆国イベントの風景だ。
どこまでも広がるような青い空に、薄く広がっている白い雲。
会場には、パスピエの「プラスティックガール」が流れている。
穏やかで透き通るようなメロディーだけど、夏に不意に漂うちょっと切ない雰囲気を見事に表現している曲だった。
とにかく暑くて、日陰に座って、いちごのかき氷を食べながら開演待ち。
ただでさえ深夜にやっている無名の若手芸人の番組というのに、集客が難しい平日の昼間にイベント開始。
それでもたくさんの人が集まっている光景に胸がいっぱいになった。
開演して、揃いの衣装で飛び出してきたメンバーの圧倒的な華に鳥肌が立った。
それぞれのコンビ、今まで生で見てきたことも何度もあったのに、
こうやってみんなが集合して、テレビでしか見たことのないあの紺に黄色いラインのジャケットを着ていて、
大勢のお客さんを前に手を振っているところを見ると、何だか別人のように思えたのだ。
圧巻だった。
その後のネタやコーナー、ちょっとグダったところもあったし、
一部のコントはいかにも若手のユニットライブ感がすごかったけれど(笑)、
どれもがむしゃらに、全力で、まっすぐにやっているところを見て、胸を打たれた。
今は今しかない、このチャンスを無駄にしたくないという意気込みが感じられて。
そして、1400人もいるお客さん一人ひとりを、本当に大切にしているんだろうなと感じられて。
イベントが終わった後、ふっと気が抜けてぼーっとしてしまった。
3年前の夏にもこんなこと書いたけれど、これと同じような感じで。
イベントが終わった時、まだ真昼だったんだけど、お祭りの花火の後のような感覚だったのだ。
例えば、今レギュラー番組が終わってしまったコンビとか、
単独ライブをやりたくてもやらせてもらえないコンビとか、
バトルライブや賞レースで思うような結果が出ないコンビとか、
あと少しで弾けるだろうというブレイク前夜の状態のコンビとか、
ブレイクの機会を一度自分達で手放した後、
様々な話題を提供し度々Yahooニュースのトップトピックス欄を飾るなど世間を騒がせ続けているせいで、
いつまたその機会をその手に出来るのかわからないコンビとか。
色々な芸人さんが、それぞれの状況で、
今苦しくても、今しんどくても、
今は今しかないのだ。
もしかしたら、「あの時は苦しかった」という思い出したくないような一年であっても、
今年は捨てている来年が勝負だ、と思っているような、我慢の一年であっても、
2013年の夏は、一度しかないのだ。
そこをわかっているかどうか。
ネタ番組やコント番組が続々と終わり、またしばらく氷河期が続くであろうけど、
そんな中でも、ライブに足を運ぶお客さんはたくさんいて、
例えいつか売れるための準備の一年であっても、
目の前のお客さんにとっては、今しかないのだ。
そこをわかってくれている芸人さんかどうかは、見ていれば結構わかる。
そういうことをわかっていてくれる人のことを応援させてもらいたい。
……こんな感じのことを考えた夏だった。
例えば、今好きなコンビが、度々Yahooニュースのトップトピックス欄を飾るなど世間を騒がせ続けているせいで、
そのコンビを好きでいることが苦しくてしかたがない私にも、
今は今しかないから。
これは、いつか好きでいてよかったと言える日のための我慢の一年か、
それともあの時好きにならなければよかったと、本気で思い出したくないような一年になるか、
その答えはまだわからない。
パスピエ -「ON THE AIR」 (short ver.)
今日も東京の街見下ろして
行き交う人波飛び越えて
伝えたいのこの気持ち
日常に少しのメロディーを
明日のキミには雨傘を
いつもここから
東京の街見下ろして
行き交う人波飛び越えて
キミのもとへ繋げてくれ
届けてくれ ラジオ
久しぶりに純度100%の茶番を見て大いに笑った7月のライスシチサン、
面白くて刺激的でこの人達本当にすごいなと感心させられた7月のまっさら、
ヒカリエというおしゃれな場所でなかなか残酷な無茶ぶりを強いた番組「むじゃき」、
本人達はややウケと言っていたけど私は好みのネタすぎてハートを撃ち抜かれた六代目、
この人達の単独以上に幸せと充実感を感じるライブはないと改めて実感したライス単独スイップ、
どんなに時が流れても笑いと癒しと安らぎを与えてくれるコンビだったうしろシティ単独ライブうれしい人間、
ライスを見に死ぬほど通った神保町で新しく好きになった人達を見る不思議な感覚だったロシモンの裏、
暑い熱い野外ステージでこの一瞬に全力をかけるメンバーの心意気に胸を打たれたバチバチエレキテるお台場合衆国イベント、
どんなことがあっても面白さだけは揺るがないんだと思い知らされたさらば青春の光単独ライブ野良野良、
Rockのネタでその日一番と言っていいくらいのウケをかっさらっていったキングオブコント2回戦、
ここにきて新ネタを持ってきたことに度肝を抜かれたTHE MANZAI2回戦、
昔から見ている憧れのコントイベントに出ている姿を見れたことが嬉しかった月刊コント、
真剣勝負に胸を打たれて世の中に面白いコント師は本当にたくさんいるからみんな報われてほしいと深く思ったキングオブコント準決勝、
嬉しさと楽しさと寂しさと悔しさと懐かしさと3年間の感謝の思いでいっぱいになった9月のライスのシチサンライブ最終回、
決勝直前にRockとオカリナを見れて、この人達はこれから、このネタで世間に衝撃を与えに行くのだと、そう感じて痺れた、9月のごっそり。
この夏の一番の想い出、一番印象に残っているシーンは、バチバチエレキテるのお台場合衆国イベントの風景だ。
どこまでも広がるような青い空に、薄く広がっている白い雲。
会場には、パスピエの「プラスティックガール」が流れている。
穏やかで透き通るようなメロディーだけど、夏に不意に漂うちょっと切ない雰囲気を見事に表現している曲だった。
とにかく暑くて、日陰に座って、いちごのかき氷を食べながら開演待ち。
ただでさえ深夜にやっている無名の若手芸人の番組というのに、集客が難しい平日の昼間にイベント開始。
それでもたくさんの人が集まっている光景に胸がいっぱいになった。
開演して、揃いの衣装で飛び出してきたメンバーの圧倒的な華に鳥肌が立った。
それぞれのコンビ、今まで生で見てきたことも何度もあったのに、
こうやってみんなが集合して、テレビでしか見たことのないあの紺に黄色いラインのジャケットを着ていて、
大勢のお客さんを前に手を振っているところを見ると、何だか別人のように思えたのだ。
圧巻だった。
その後のネタやコーナー、ちょっとグダったところもあったし、
一部のコントはいかにも若手のユニットライブ感がすごかったけれど(笑)、
どれもがむしゃらに、全力で、まっすぐにやっているところを見て、胸を打たれた。
今は今しかない、このチャンスを無駄にしたくないという意気込みが感じられて。
そして、1400人もいるお客さん一人ひとりを、本当に大切にしているんだろうなと感じられて。
イベントが終わった後、ふっと気が抜けてぼーっとしてしまった。
3年前の夏にもこんなこと書いたけれど、これと同じような感じで。
イベントが終わった時、まだ真昼だったんだけど、お祭りの花火の後のような感覚だったのだ。
例えば、今レギュラー番組が終わってしまったコンビとか、
単独ライブをやりたくてもやらせてもらえないコンビとか、
バトルライブや賞レースで思うような結果が出ないコンビとか、
あと少しで弾けるだろうというブレイク前夜の状態のコンビとか、
ブレイクの機会を一度自分達で手放した後、
様々な話題を提供し度々Yahooニュースのトップトピックス欄を飾るなど世間を騒がせ続けているせいで、
いつまたその機会をその手に出来るのかわからないコンビとか。
色々な芸人さんが、それぞれの状況で、
今苦しくても、今しんどくても、
今は今しかないのだ。
もしかしたら、「あの時は苦しかった」という思い出したくないような一年であっても、
今年は捨てている来年が勝負だ、と思っているような、我慢の一年であっても、
2013年の夏は、一度しかないのだ。
そこをわかっているかどうか。
ネタ番組やコント番組が続々と終わり、またしばらく氷河期が続くであろうけど、
そんな中でも、ライブに足を運ぶお客さんはたくさんいて、
例えいつか売れるための準備の一年であっても、
目の前のお客さんにとっては、今しかないのだ。
そこをわかってくれている芸人さんかどうかは、見ていれば結構わかる。
そういうことをわかっていてくれる人のことを応援させてもらいたい。
……こんな感じのことを考えた夏だった。
例えば、今好きなコンビが、度々Yahooニュースのトップトピックス欄を飾るなど世間を騒がせ続けているせいで、
そのコンビを好きでいることが苦しくてしかたがない私にも、
今は今しかないから。
これは、いつか好きでいてよかったと言える日のための我慢の一年か、
それともあの時好きにならなければよかったと、本気で思い出したくないような一年になるか、
その答えはまだわからない。
パスピエ -「ON THE AIR」 (short ver.)
今日も東京の街見下ろして
行き交う人波飛び越えて
伝えたいのこの気持ち
日常に少しのメロディーを
明日のキミには雨傘を
いつもここから
東京の街見下ろして
行き交う人波飛び越えて
キミのもとへ繋げてくれ
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