駐車場には車がいっぱい
三連休になるからかな....
とりあえず
いつもレントゲンに行くけど
今日は採血から行ってみよう
意外とすいていた
そして
一つのアイディアがひらめいた
昔のツービートの漫才、
「東洋医学で歯が痛かったら目に針を打つ
目の痛さで、歯の痛みがなくなる」
と、いうやつ...
採血の注射で、試してみた
「チクッとしますよ。」
その瞬間に
左手で脛の下をつねってみた
注射の「チクッ」が痛くない。
「すごい、これは使える。」
☆****☆
レントゲンを終わって時計を見ると
11時5分、いつもよりも早い、
検査結果が出て、診察まであと一時間、
「そうだ、床屋さんへ行こう。」
この病院には
喫茶店もレストランも美容室もある
「 12時から診察なんですけど...。」
はい、わかりました。」
☆****☆
11時50分、
「終わりましたよ。」
診察の予約時間の10分前、
待合室へ戻ると
まだ三人も番号が表示されていて
僕の番号は出てもいない
「ずいぶん混んでいるんだな..」
そこで受付へ行って
「まだ かなりかかりますか?」
すると
「先ほどお呼びしましたよ
いらっしゃいませんでしたよね...」
「えっ、」
「そうですか、」
時間前に呼ばれたことなんて
今まで一度も無かったのに...
「また、お呼びしますので、しばらくお待ちください。」
「はい。」
こうして僕はもうしばらく
待つことになったのでした
☆****☆
レントゲンはとくに変化もなく
「腎臓の数値が少しよくなってきていますので
次回下がったら一種類増やしましょう。」
「わかりました。」
喜んでいいのやら..?.
診察が終わり科学治療室へ
「そうだ 注射が痛くないあの方法
点滴にも有効かな..。」
「チクッとしますよ。」
「はい。」
太ももを「ギュ、」
「イタッ。」
「あれ、」
注射が痛いし、つねった太股も痛い。
「痛かったですか...」
「はい..。」
太腿が..
「えっ、」
☆****☆
会計はすぐには出来ない
イスにかけて表示される番号を待つ、、
今日は混んでいるから
12番も先、
やっと順番が来て
支払機にカードを入れる
金額が表示され、更に女の人の声で
「支払額は OO円です。」
僕は一万円札を入れて
端数の小銭を入れた
「お金を入れてください。」
「お金を入れてください。」
入れたのに何回も同じことを
繰り返している、
「しつこいな、
壊れているのかな...?」
でも 壊れているのは僕の方で
「あっ、いけない。」
やっと一万円札が
何枚も不足していたことに気がついた
一万円を出すとおつりがくる
これが僕の金銭感覚...
左側のおじいさん先生なんて一人も居ない
みんな真ん中の人くらいの若い医者ばかり
時代は変わりました